死神の精度 の商品レビュー
一人の死神と、死神が担当する死期の近い人間との話。 オムニバス形式の短編がいくつか。だけどそこはやはり伊坂さん。 それぞれの話が繋がる部分もあったりして、うれしくなります。 クールだけどどこか抜けている死神が可愛い。 CDショップの試聴機で“ミュージック”を聴いている人を見ると、...
一人の死神と、死神が担当する死期の近い人間との話。 オムニバス形式の短編がいくつか。だけどそこはやはり伊坂さん。 それぞれの話が繋がる部分もあったりして、うれしくなります。 クールだけどどこか抜けている死神が可愛い。 CDショップの試聴機で“ミュージック”を聴いている人を見ると、死神?と思ってしまいます。
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これは面白かった。短編のようで長編というのが本当に上手い。千葉と青年の出会いを数行読んでから「青年=『重力ピエロ』の春」だと気付いて、嬉しかった。春が好きなんです。
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この死神なのにかわいいです。お気に入り。死神なので、人間の常識を知らなくてとんちんかん。人間の常識とは違った世界を生きてるので、時に残酷なこともあるけれど。さくさく読めました。 再読: 前に読んだときより面白い気がするのは、なんでだ? でも、読んでるときは、「めっちゃ面白い!も...
この死神なのにかわいいです。お気に入り。死神なので、人間の常識を知らなくてとんちんかん。人間の常識とは違った世界を生きてるので、時に残酷なこともあるけれど。さくさく読めました。 再読: 前に読んだときより面白い気がするのは、なんでだ? でも、読んでるときは、「めっちゃ面白い!もっと読みたいのに、もう終わり?」と思うのに、後から感想を書こうとすると、スタイリッシュで楽しいけれど、もうちょっと心情的に深くても・・・と思ってしまうな。やっぱり。
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死神・千葉が様々な人間の生死をジャッジする物語。 淡々としていて、本人大真面目で話しているってのがおもしろい。 伊坂さん特有の時間差マジックが使われてる。 さすが。 短編の集まりだけど、つながっていなくもない。
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連続短編小説だが、設定や仕組みが大変特殊だが、とてもうまくまとめられていた。ルールが明確だったので内容が綺麗で新鮮だった。
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ひとつひとつの科白や文章、物語の構成、すべてが非常に緻密な計算の上に練り上げられた、洗練されたもののように感じられる。読後感もとてもすっきりと後味が良く、例えるならとても上品な和菓子のような物語。
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死神が担当する「死を予定づけられた」人との7日間の物語・・・ 短編のようで時系列でつながる長編のような話。人間味にあふれた死神・千葉の言動が面白いです。最後の晴天が爽やかです。
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おもしろいような羨ましいような不思議な本。 なんか普段は感情を持っていない死神なのに.感情がちょっと垣間見えるところがなんか嬉しかったかも 笑 そういうところで感動しちゃうんだけどね。 こんなことをして.死ぬ人を審査してたら.おもしろいなって思った。 実際自分が死ぬ時もこんな人が...
おもしろいような羨ましいような不思議な本。 なんか普段は感情を持っていない死神なのに.感情がちょっと垣間見えるところがなんか嬉しかったかも 笑 そういうところで感動しちゃうんだけどね。 こんなことをして.死ぬ人を審査してたら.おもしろいなって思った。 実際自分が死ぬ時もこんな人が近くに現れるのかな?! そしたら.「死」についても語るんだろうけど.その時自分はどういうことを話すのかな?! その時になってみなきゃわかんないけど.これまでの自分の人生に満足してたら死んでもいいな。 死んで.今度は自分が死神になりたいな。
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死神のお話。短編だけどぜんぶ合わせてひとつの物語になるのは、さすが伊坂さん。タイトルに「精度」を選ぶセンスが素敵です。
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短編6つから成っているこの作品。別々のようで接点があったり,なかなか面白い。 ミュージックが好きで,微妙に会話がずれている。死神は仕事と割り切っている。そんなビジネスライクなクールさがまたいいキャラしてる。 伊坂幸太郎は仙台在住の作家ということで興味はあったけど,今まで読んだこ...
短編6つから成っているこの作品。別々のようで接点があったり,なかなか面白い。 ミュージックが好きで,微妙に会話がずれている。死神は仕事と割り切っている。そんなビジネスライクなクールさがまたいいキャラしてる。 伊坂幸太郎は仙台在住の作家ということで興味はあったけど,今まで読んだことがありませんでした。 たまたま映画化の記事を読んで原作を読みたくなり,本屋へ行ったけど,ハードカバーはぼろぼろの1冊のみ。諦めていたら,文庫化で発売を知り手に取りました。 他の本も読んでみようかなと思いました。
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