友情 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私が初めて読書感想文を書いた本がこれだった。主人公(独身)は親友の妻に恋をし、友情を取るか、愛を取るかで思い悩む。女の気持ちを確かめもしないで。このあらすじを書いただけで、今でもなぜ自分がこの作品の感想文を書かずにいられなかったのかありありと思い出せる。まずは女の気持ちを確認してみたら? 一番大事なこと無視してんじゃないの? 本作だけじゃなくドイツからのロマン派文学に描かれる「ファム・ファタル」だの「魔性の女」だのレッテルだけで女性を描いている作品では女性は人間として見られていない。いたのは男の頭の中で都合良く歪められた想像上の女。それがジェンダーなのだろう。 小学校4年生の時に読んで、主人公の身勝手ぶりに腹がたち、その勢いで読書感想文を書いたことを覚えている。(読了日はその頃の日付で記録)
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