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3月のライオン(1) の商品レビュー

4.3

569件のお客様レビュー

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    257

  2. 4つ

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  3. 3つ

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将棋は難面白い!

零と川本3姉妹の、心がほっこりする話です。女性にとって将棋ってなかなか手が出ないものですが、解説付きでなんとなくでも理解できると思います。先の先を読むすごく奥深い競技ですよね。。。ストーリーも羽海野先生らしく重い題材もありつつ、そこから救ってくれるような心がじーんとするところもあ...

零と川本3姉妹の、心がほっこりする話です。女性にとって将棋ってなかなか手が出ないものですが、解説付きでなんとなくでも理解できると思います。先の先を読むすごく奥深い競技ですよね。。。ストーリーも羽海野先生らしく重い題材もありつつ、そこから救ってくれるような心がじーんとするところもあり、今後の展開が気になる作品です。

midori

2024/05/08

現時点の17巻までの感想 ハチクロの次作として読み始める。 期待通り。恋愛要素が無い前半は特に良かった。 自分は将棋は指せないが、登場人物たちが良い。 ただ完結までどのくらいか分からないが、人気作になったことで、羽海野チカさんの当初構想より長くなってしまっているのでは?

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2024/04/12

久しぶりに読みたくなって。 この漫画泣いちゃうよね。 温かくて切なくて苦しくて。 でネコ達が非常に可愛くて。 表紙がさりげなく繋がっていて。 私はさ、あかりさんやひなちゃん達みたいにあったかい人になりたいと思ってるんだけど、でも零くんの側なんだよ。 結局自分が生きるのに精一杯。 ...

久しぶりに読みたくなって。 この漫画泣いちゃうよね。 温かくて切なくて苦しくて。 でネコ達が非常に可愛くて。 表紙がさりげなく繋がっていて。 私はさ、あかりさんやひなちゃん達みたいにあったかい人になりたいと思ってるんだけど、でも零くんの側なんだよ。 結局自分が生きるのに精一杯。 余分な優しさを勿体つけずに周りに与えられるようなそんな人になりたいんだよね。 って読むたびに思う。

Posted byブクログ

2023/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

生きていくために将棋に縋った主人公の零が、ある家族と出会って少しずつ、一つずつ出来ることを着実に増やしていく。最初は主人公や3姉妹の悩みが深刻で読んでて苦しい。 お互いがお互いを頼りにして、それを声に出す信頼関係が気づかれていく、それを気づかせて導く周りの優しい大人たちの言葉が身に沁みる。 零が自分に必要なことや大切なものを少しずつ認識して、ぐっと堪えて行動を続けて、現状を変えていく姿をみると勇気をもらわずにはいられない。 15巻あたりから、居場所を作るための将棋であったのが新しい居場所に充足したことでスランプ?に陥る展開でまた苦しくなってきた。でも零は絶対に今の居場所を手放さない。 人に与えられた時間は平等で、何を取って何を捨てるのか、これまでの物語で棋士毎に掘り下げられてきた。零がどのような選択をとるのか楽しみでならない。

Posted byブクログ

2023/08/20

いま学校に入れたいマンガ その1「3月のライオン」 王道中の王道でしょう。 いま16巻なので、買いやすいというのもありますが、小中高通してヤングアダルト(現代小説)の代表と言っていいと思います。 2023/08/23 更新

Posted byブクログ

2024/04/18

2016年テレビアニメ化、2017年実写映画化 2021年「第24回文化庁メディア芸術祭賞マンガ部門」大賞受賞。 「その少年は、幼い頃すべてを失った。夢も家族も居場所も──。この物語は、そんな少年がすべてを取り戻すストーリー。その少年の職業は── やさしさ溢れるラブストーリー。...

2016年テレビアニメ化、2017年実写映画化 2021年「第24回文化庁メディア芸術祭賞マンガ部門」大賞受賞。 「その少年は、幼い頃すべてを失った。夢も家族も居場所も──。この物語は、そんな少年がすべてを取り戻すストーリー。その少年の職業は── やさしさ溢れるラブストーリー。」 「この漫画は、高校性にして将棋のプロ棋士桐山零がいろいろな人と出会いを通じて成長しゆく物語ですが、中盤ではいじめ問題について丁寧に描かれています。ー家族に自分がいじめにあっていることを話すのは勇気がいることだと思います。家族だけには知られたくない、心配をかけたくないと俗にいう良い子ほど、そんなブレーキをかけてしまうことが多いと聞きます。ただ、なにがあっても最後まで自分の味方をしてくれる存在がいることは、ひなたにとって救いであったと思います。」 (『いじめを考える100冊の本』駒草出版 の紹介より) ・『高校図書館デイズ』(成田康子著、ちくまプリマ―新書)で高校生がこの本の話をしていて読みたくなった。 「話もすごくいいけど、出てくる食べものがすばらしい。超おいしいものカレー(カレー+唐揚げ+温泉卵)、手巻き寿司、角煮どん。ここに出てくる”無限ループ”、わかるなぁ。甘いものを食べたら、しょっぱいものも欲しくなって、でもまた、甘いものが食べたい・・のエンドレス状態。と同時に、クリームあんみつで冷えたお腹を力うどんの出汁で温めるってこともやってる。全部食べ切るまで続くよね、これって・・。」(『高校図書館デイズ』p28) 「この作品は、”好きじゃなかったことに本気で努力する主人公の物語”。主人高は、生きる為に、将棋を指すしかなかった。ーでも、その過程で出会った人たちと、その過程で得たものを使って、実は自分の人生を豊かにできるようになっていく。」 (『東大×マンガ』東大カルペ・ディエム著 p262より)

Posted byブクログ

2023/02/15

最後まで読んで、やっと主人公の身の上が分かる 三姉妹との関わりを含めて、孤独な青年が今後どの様に生きるのか 表面的には明るく見えるが、実際には一人一人孤独感があるように感じる 人間の本質を探る様な作品

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2022/07/24

人間を描く、というのは小説であれ漫画であれ、物語において重要な要素です。 そして個人的には、羽海野チカ先生は人間描写の天才だと思っています。 キャラクターの心境、揺らぎを、短い文章で的確かつ情緒的で美しい文で、読み手に一切の負担を与えることなく届けてくれるからです。 けっし...

人間を描く、というのは小説であれ漫画であれ、物語において重要な要素です。 そして個人的には、羽海野チカ先生は人間描写の天才だと思っています。 キャラクターの心境、揺らぎを、短い文章で的確かつ情緒的で美しい文で、読み手に一切の負担を与えることなく届けてくれるからです。 けっして説明的ではないのに、キャラクターの行動や言動に「なんで?」と思う瞬間がほとんどない。 そして人間らしさと共感に溢れた物語につかり、気がつけばほとんどの登場人物を好きになってしまう。 天才的な人たらし漫画だと思います。

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2022/07/08

久々の1巻から16巻までの一気読み。 やはり、色あせない名作だった。 自分は将棋は全くわからないけれど、静かに胸を熱くさせられた。 漫画でしか表現できない、目にはみえない孤高の世界がここにある。 主人公、零くんも中身の濃い17歳だけど、それが霞むくらいそれぞれのキャラが癖があっ...

久々の1巻から16巻までの一気読み。 やはり、色あせない名作だった。 自分は将棋は全くわからないけれど、静かに胸を熱くさせられた。 漫画でしか表現できない、目にはみえない孤高の世界がここにある。 主人公、零くんも中身の濃い17歳だけど、それが霞むくらいそれぞれのキャラが癖があって魅力的。 繊細で内気な少年も、枯れたじいさんも、虚弱体質でネガティヴ思考も、みんな中身はゴリゴリのファイターなのだ。 (藤井聡太さんも知的で静かな印象だけど、きっと中身は屈強な猛者なのかも☆と妄想が膨らむ) そんな中、絶対的王者である宗谷冬司は儚くて、頼りなげな不思議ちゃんに描かれているが、人間力も精神論も全部すっとばして強いやつがとにかく強い!という、常人を拒絶したこの世界の身も蓋もなさを示す象徴的なキャラになっている。 それぞれのひたむきさに触れ、始めはウザく感じていた二階堂も、いつの間にか『もっと二階堂のシーンくれ!』となっている自分に気づく。そんな風に曲者ほど愛すべきキャラに変貌しているのだ。 そしてじいさん達の悪あがきがカッコいい!(こんなにいろんなおじいさんが出てくる青年漫画ある?) そんな棋士たちの言葉のいらない関係性が尊い。 ”ガツン”と”ほっこり”がなぜか共存してるこの世界。それはもう羽海野マジックとしか言いようがないのだ。

Posted byブクログ

2022/04/17

青二才 主人公は幼くしてプロ棋士となった天才 しかし、将棋以外を全て捨ててきた彼は温かい家族と出会い成長していく、という物語 将棋が分からずとも読めるし、 人の温もりを感じれる漫画 特有のポエムさえ大丈夫なら感動の名作

Posted byブクログ