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阪急電車 の商品レビュー

4.2

1023件のお客様レビュー

  1. 5つ

    421

  2. 4つ

    369

  3. 3つ

    149

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    5

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2016/06/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

阪急電車に乗ってみたいと思った。しかも何往復かしてみたい。自分から探さなくても、いろんな人の生活がみえてくることだろう。これだけでも、自分にとっては新しい発見となるに違いない。 関西弁もいいな。気安く声をかけて、話が終わるとその場でさよならできる人との関係のまたよい。 後半の奥様方の撃退劇はスカッとするし、自分もはっきりと理路整然と話せるようになりたい。 ショウコちゃん、かっこいいと思った。

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2016/06/08

実は有川浩さんの本には苦手意識があって、なんとなく敬遠していたのだけれども(『図書館戦争』と『クジラの彼』と『塩の街』のみ読了)、この本はさくさく読めて、また読後感も良かった。 電車という限られた空間の中で行き交う人間模様は、まさに一期一会。 人とのつながりを強く感じた本だった。

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2016/06/06

有川浩らしいハッピーな一冊です。折り返しで、再度登場人物のその後に触れるのがにくいと思います。映画の方、観ようか迷い中です。映像化の方がグッとくるのでしょうか。

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2016/04/28

甲東園の大学を選んでたら、車窓から見ていたであろう風景とそこでの出会いを思い浮かべながら読みました。 結局違う同じ阪急の別の沿線に住んだんですが、電車の分岐のように、そこから先の人生も大きく変わったんだろうな、と。 有川さんは初めてで、あとがきを読むまで性別を勘違いしてました(...

甲東園の大学を選んでたら、車窓から見ていたであろう風景とそこでの出会いを思い浮かべながら読みました。 結局違う同じ阪急の別の沿線に住んだんですが、電車の分岐のように、そこから先の人生も大きく変わったんだろうな、と。 有川さんは初めてで、あとがきを読むまで性別を勘違いしてました(笑)。 なるほど、と物語から受けた印象に納得しました。

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2016/01/25

阪急電鉄今津線の、人間模様。 最初のエピソード読んだときは、んだよ、こんなもんか、と正直思ったのだが、それぞれのエピソードが一冊を通して絡み合っていく。 結論としては、おもしろかった。 有川さんの描く女性は、可愛いなあ。

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2016/01/07

電車内で巻き起こる様々な人の物語が上手く織り交ぜてあり、軽快にかつ夢中になって読むことができました。様々な人の物語がそれぞれ関わり合っていく様はとてもわくわくしました。ほのぼのとしながら進んでいく物語は、あたかもその電車に乗り込んで見ているような気もしました。

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2016/01/04

阪急今津線を舞台にした連作短編集。 十六編の物語を少しずつ重ねて、組み立てていく構成が見事だと思います。 今津線を利用したことはないのですが、阪急沿線に住んでいるということもあってか、読んでいる間ずっと、あの小豆色の電車に揺られているような気持ちになりました。 所々で、そんなに上...

阪急今津線を舞台にした連作短編集。 十六編の物語を少しずつ重ねて、組み立てていく構成が見事だと思います。 今津線を利用したことはないのですが、阪急沿線に住んでいるということもあってか、読んでいる間ずっと、あの小豆色の電車に揺られているような気持ちになりました。 所々で、そんなに上手くいくかなぁと思いながらも、軽快なテンポで進む物語は心地よく、読後はほんのりとした温かさに包まれるようでした。

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2016/01/03

行動力があって後悔しない決意があるなら殴り返したほうがよほどすっきりするわ 呪うには呪うだけの覚悟と贖いが要るものよ。

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2015/12/29

この前テレビでちょうど映画がやっていて、ふと読んでみたくなり借りて読んでみました。 電車が舞台なのも中々に珍しくておもしろいなと思ったし、一駅ごとにそれぞれのエピソードが展開されていて本当に自分が電車に乗っているかのようでした。みんなそれぞれが悩みを抱えながらも、人の温かさに触れ...

この前テレビでちょうど映画がやっていて、ふと読んでみたくなり借りて読んでみました。 電車が舞台なのも中々に珍しくておもしろいなと思ったし、一駅ごとにそれぞれのエピソードが展開されていて本当に自分が電車に乗っているかのようでした。みんなそれぞれが悩みを抱えながらも、人の温かさに触れながらまた前に進んでいく姿になんだか心が温かくなりました。”人と人との出会い”って大事だなあと改めて思わせてくれた本でした。この本を読んでいたら阪急電車に乗ってみたくなりました笑。

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2015/11/29

阪急電車を利用している人達それぞれの物語。 駅毎に主人公が代わる。 それぞれの駅、人毎に物語があり、それぞれの物語にお互いが少し関わり合う。 この関わり方が深すぎず、ちょうど良い。 登場人物が多いのに、みな個性的で、全くごちゃごちゃにならない。 あの人はどうなったかなと思った...

阪急電車を利用している人達それぞれの物語。 駅毎に主人公が代わる。 それぞれの駅、人毎に物語があり、それぞれの物語にお互いが少し関わり合う。 この関わり方が深すぎず、ちょうど良い。 登場人物が多いのに、みな個性的で、全くごちゃごちゃにならない。 あの人はどうなったかなと思った頃にうまい具合に登場してくれるので、飽きずに読んでしまう。 特に電車が折り返してからは、それぞれ半年後位経ってからの物語を描いていて、そこはそうなったのかととても楽しんで読めた。 とてもテンポが良く、少し心がほくほくするお話。 気負わず読めたので、またちょっとした時間に読みたい。

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