ことわざで鍛えるマーケティング脳 の商品レビュー
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「自分は何屋か」、「自社シェアの食い合いよりも競合を意識」、「BIG8は8位の企業が言い出した」、「DNAが変わると歯車が狂う」、「成功の秘密はPatience」、「お客様にとっての強みは意外」、「決めるのはお客様」、「マーケティングのレベル1:自分が欲しい物を提供する、レベル2:自分とお客様のニーズは違うと認識、レベル3:お客様ですら気づいていないニーズを提供する」、「一人十色、ベネフィットセグメンテーション」、「経営者が絞らなければ現場が勝手に絞りバラバラになる、絞らないリスクの方が高い」、「100を130まで引き上げ、120として伝える」
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すごく良かった。 しかし星4つと言うのは、他の著書に比べたら少しだけ物足りなかったのかなと感じたから。 しかし凄く分かりやすく、為になることわざを使った手法でマーケティングが学べた。 以下刺さった部分を抜粋。 ・マーケティングで迷った時は、お客様の頭の中に戻れ ・ナンバー...
すごく良かった。 しかし星4つと言うのは、他の著書に比べたら少しだけ物足りなかったのかなと感じたから。 しかし凄く分かりやすく、為になることわざを使った手法でマーケティングが学べた。 以下刺さった部分を抜粋。 ・マーケティングで迷った時は、お客様の頭の中に戻れ ・ナンバーワンに価値がある ナンバーワンは覚えていても、ナンバーツーは覚えてない ・当たり前のことを当たり前にやるのが一番難しい ・蓼食う虫も好き好き セグメンテーションするのはいいが、老若男女と年齢層だけでセグメントするのでは足りない。 それは、一人一人のニーズは場所や状況によって違うから ・絞らなければ売れない 「絞って市場を狭めたら売れない」と言う考えは、そのビジネスは自社だけでやっていると言う前提を置いている。 つまり「市場を独占している」というあり得ない前提を置いていることになる。 市場を独占していれば、絞った分だけ売上が下がるが、競合がいる場合には絞った分だけ売上が伸びることもある。 自分が絞らなければ、競合が絞ってきて、自社のシェアが食われるのとになる。 例えば経営本を出したとする、はたまた他の著者が中小企業向けの本も出したとする。 そうすると、大企業は大企業向けの本を買い中小企業は中小企業向けの本を買う。そこで万人に受ける本を出したとしても、大企業と中小企業どちらにも売れないことになる。 これがセグメンテーションし、ターゲティングする理由。
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鶏口牛後= 小さい組織の長でいるほうが、大きい組織の末端より良い ナンバーワンの安心感 ローマは一日にしてならず 差別化が基本 雀百まで踊り忘れず= 小さい頃の癖は、一生続く 梵事徹底= 平凡なことを徹底的に行うことが重要だということ 岡目八目= 傍で見ている第三者の方が...
鶏口牛後= 小さい組織の長でいるほうが、大きい組織の末端より良い ナンバーワンの安心感 ローマは一日にしてならず 差別化が基本 雀百まで踊り忘れず= 小さい頃の癖は、一生続く 梵事徹底= 平凡なことを徹底的に行うことが重要だということ 岡目八目= 傍で見ている第三者の方がものごとをせいかくにはんだんできる ベネフィットセグメンテーション= 求められている価値でターゲットを分ける 例=料理が好きな人、健康を気にする人等 神様にも祝詞(かみさまにものりと)= 全知全能の神様にお願いするときも、お祈りの言葉はとなえる必要あり 画竜点睛を欠く= 絵の名人が壁に素晴らしい龍の絵を書いたが、瞳(睛)を入れると龍が飛び去ってしまうことから、瞳を書かなかった。 どんなに素晴らしくても、ある一点において欠けていると、全体が未完成である。 千里の道も一歩から
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18の日本のことわざ・中国の故事成語などをとりあげ、その意味からマーケティングに役立つ要素を解説する本。著者が提唱する「戦略BASiCS」に沿った形で解説されているため、この著者の別書も読んでいるとより理解しやすい。 個人的にはどのことわざもなるほどの解説がついていてとても役立った本です。当然だと思っていても、案外意識できていないことがけっこうあるものだなあと思いました。最初に来ている「餅は餅屋」などはまさに基本的な考え方ですね。 少しマーケティングを実践している人向けではあるように思いますが、文章はわかりやすく、事例も出てくるので自分の業務にも活かしやすいと思います。オススメ。
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マーケティング脳トレーナーの佐藤義典氏の著書。 最近、マーケ関係では佐藤氏の本を読み漁っている。 今回のテーマはことわざ。 著者がMBAで学んだ知識は、既に先人たちがことわざ・四字熟語等で言い表していたという事実。 佐藤氏の提唱する戦略basicsをカテゴリごとにこと...
マーケティング脳トレーナーの佐藤義典氏の著書。 最近、マーケ関係では佐藤氏の本を読み漁っている。 今回のテーマはことわざ。 著者がMBAで学んだ知識は、既に先人たちがことわざ・四字熟語等で言い表していたという事実。 佐藤氏の提唱する戦略basicsをカテゴリごとにことわざで説明している。 例:戦う場所を選ばなくてはいけない→【餅は餅屋】→事業領域の定義。 [目次] はじめに【故きを温ねて新しきを知る】 1.戦場編 【餅は餅屋】事業領域の定義 【敵を知り、己を知らば、百戦して危うからず】競合の定義 【所変われば品変わる】戦場の変化と顧客ニーズ 【鶏口牛後】絞って絞ってナンバーワン 2.独自資源編 【ローマは一日にして成らず】独自資源の長期的な育成 【雀百まで踊り忘れず】組織のDNA 【凡事徹底】単純なことを徹底的に 3.強み・差別化編 【多芸は無芸】絞ることが重要 【岡目八目】強みは他人に聞け 【得手に帆を揚げる】強みを生かして戦う 4.顧客編 【立場変われば人変わる】顧客視点の難しさ 【十人十色】セグメンテーション 【蓼食う虫も好き好き】ベネフィットセグメンテーション 【二兎追うものは一兎も得ず】顧客を絞る 5.メッセージ編 【神様にも祝詞】メッセージの重要性 【ものは言いよう】メッセージの戦略性 6.心構え編 【画竜点晴を欠く】後要素の一貫性の重要性 【災い転じて福となす】不幸を活かすしなやかさとしたたかさ おわりに【千里の道も一歩から】
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戦略策定の順番は著書にも述べられているが・・ まずは「顧客」の選定から。 “「誰」に「何」を売るか”であり、 いわゆる、自分の顧客は「誰」なのか、を決めること。 初心者は「何を売るか」と考えてしまうが・・ 大切なのは「誰に売るか」が重要。 この著書は「ことわざ」で戦略を...
戦略策定の順番は著書にも述べられているが・・ まずは「顧客」の選定から。 “「誰」に「何」を売るか”であり、 いわゆる、自分の顧客は「誰」なのか、を決めること。 初心者は「何を売るか」と考えてしまうが・・ 大切なのは「誰に売るか」が重要。 この著書は「ことわざ」で戦略を理解することが できるので、とてもお勧めです。
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著者が提唱する「戦略BASiCS」をことわざでわかりやすく説明している。 B:Battlefield(戦場) A:Asset(独自資源) S:Strength(強み・差別化) C:Customer(顧客) S:Selling message(メッセージ)
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ことわざってスゴイ ことわざの勉強とともに それを実生活 商売 マーケティングにどう結びつけていくか 解釈と考え方の参考になりました
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