1,800円以上の注文で送料無料

昭和天皇 の商品レビュー

3.7

14件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

儀式が明治以後に創られたものであり明治・大正天皇はそれほど重視してなかったこと、母との関係性という視点が新鮮

Posted byブクログ

2023/08/22

 戦前から晩年までの昭和天皇の動向がまとめられた新書。年を重ねるにつれて、天皇としての役目、立場を意識し始めたことがわかる。また、戦前の昭和天皇といえば、白馬に乗った写真が印象的だが、そのイメージが形成されるきっかけとなるのが、1929年の水戸郊外の陸軍大演習だと読んで知った。こ...

 戦前から晩年までの昭和天皇の動向がまとめられた新書。年を重ねるにつれて、天皇としての役目、立場を意識し始めたことがわかる。また、戦前の昭和天皇といえば、白馬に乗った写真が印象的だが、そのイメージが形成されるきっかけとなるのが、1929年の水戸郊外の陸軍大演習だと読んで知った。これ以外にも、占領期以降、政治的配慮から靖国神社参拝を控えたこと、皇室におけるキリスト教受容の検討は、敗戦がきっかけではなく、大正末期の貞明皇后(昭和天皇の母親)にあるなど、高校日本史では明らかにされなかった事実を学んだ。

Posted byブクログ

2022/05/04

昭和天皇の歴史は日本の戦争の歴史と重なる。昭和天皇の戦争観に触れて改めて戦争に対する考え方が変わった。

Posted byブクログ

2017/08/18

戦前と戦後をまたいだ昭和天皇の業績を、「政治的主体」と「非政治的主体」、「お濠の内側」(不可視の天皇)と「お濠の外側」(可視の天皇)という2つの座標軸によって構成される4つの象限に分けて、ていねいに論じた本です。 とくに、生母であり筧克彦の「神ながらの道」に大きな影響を受けた貞...

戦前と戦後をまたいだ昭和天皇の業績を、「政治的主体」と「非政治的主体」、「お濠の内側」(不可視の天皇)と「お濠の外側」(可視の天皇)という2つの座標軸によって構成される4つの象限に分けて、ていねいに論じた本です。 とくに、生母であり筧克彦の「神ながらの道」に大きな影響を受けた貞明皇后からの影響と反発が昭和天皇の中でどのような仕方で絡み合っていたのかを解きほぐしつつ、戦前・戦中・戦後の祭祀が持っていた意味について考察を展開しています。 ときに昭和天皇に対する批判的な視点も示しつつ、全体としては政治的空間の中で天皇の祭祀がどのような意味づけを帯びることになるのかという、興味深いテーマに踏み込んだ試みだと思います。

Posted byブクログ

2017/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2008年刊。◆昭和天皇の軌跡を主に宮中祭祀から展開。所々、著者の推測が挟まるのは公開資料の不足のためやむを得ないか。昭和天皇と貞明皇后(天皇の母)との確執、母の影響については、神がかった天皇家の裏面を垣間見させる。また、その祭祀が明治維新後の創出という点も近代天皇制の後景として知っておく必要があるだろう。殊に、この祭祀が、私事としてであっても、現天皇下も継続しているならば尚更。◇なお、天皇神格化・絶対崇拝を進めた陸軍は、実は生物学に傾倒する昭和天皇を軽侮していたようだが、彼らの本音が透けて見えるようだ。

Posted byブクログ

2015/09/09

烏兎の庭 第五部 書評 8.31.15 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto05/bunsho/Hara_Ten.html

Posted byブクログ

2020/07/27

昭和天皇は貞明皇后とソリが合わなかったのか。◆溥儀が貞明皇后=西太后のイメージを持っていたのか。◆満州国に伊勢神宮の分祀を望まなかったことも。◆◆戦争責任について、皇祖皇宗第一、国民がその次という意識だったのではというのは、成程と思う。◆◆宮中儀式と三種の神器を大切にするのは、南...

昭和天皇は貞明皇后とソリが合わなかったのか。◆溥儀が貞明皇后=西太后のイメージを持っていたのか。◆満州国に伊勢神宮の分祀を望まなかったことも。◆◆戦争責任について、皇祖皇宗第一、国民がその次という意識だったのではというのは、成程と思う。◆◆宮中儀式と三種の神器を大切にするのは、南朝正潤論で血統の裏付けがないというものが伏線にあるという意見もなるほどと思う。◆◆皇太子時代に頼りなしと思われるのは、今も変わらないな。◆◆◆最後に、筆者は松本清張の未完の大作「神々の乱心」に影響を受けたとか。

Posted byブクログ

2014/08/13

宮中祭祀を中心に昭和天皇を紐解こうとする一冊。 皇太后との対立など今まで知らずにいたことが多い。 ただこの本だけでは見えて来ないことも多いので、 その他の関連本も読んでいきたい。

Posted byブクログ

2011/09/17

宮中祭祀官としての昭和天皇像。 戦争中に天皇ができることは、神に勝利を祈ることだけだったのだろうか。しかし、天皇の重要な仕事は「祈る」ことだったのは事実だ。

Posted byブクログ

2011/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 新嘗祭、神武天皇祭など頻繁に行われる宮中祭祀に熱心に出席、「神」への祈りを重ねた昭和天皇。 従来ほとんど直視されなかった聖域での儀礼とその意味に、各種史料によって光を当て、皇族間の確執をも視野に入れつつ、その生涯を描き直す。 激動の戦前・戦中から戦後の最晩年まで、天皇は一体なぜ、また何を拝み続けたのか―。 [ 目次 ] 序章 一九八六年の新嘗祭 第1章 「万世一系」の自覚 第2章 ヨーロッパ訪問と摂政就任 第3章 天皇としての出発 第4章 戦争と祭祀 第5章 退位か留位か 第6章 宮中の闇 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ