フラット化する世界 増補改訂版(上) の商品レビュー
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コンピューター関係の仕事がインドにアウトソーシングされている事実 今後の仕事の方向性 クリエイティブな仕事でお金を手に入れる 医師、弁護士、建築家、会計士などの知的職業に携わるアメリカ人は、人間同士の微妙なふれあいに精通しなければならない。なぜなら、デジタル化できるものはすべて、もっと賢いか、安いか、あるいはその両方の生産者にアウトソーシングできるからだ。 複雑なことをうまく説明できたら、ビジネスチャンスは確実に広がる。例えばどのパーツを合成できるかが分かる。また、検索したりアクセスしたりするコンテンツが増えれば、ふるいをかけることや、説明役の重要度が増す。
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初めてのフリードマン著書に挑戦! と思ったよりもわかりやすい記述。。。 でも本の厚さにおいつかず図書館にいったん返却。。 世界がどのようにフラット化していくのか。 豊富な事例を元に著者なりの考察が述べられていて興味深い。
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ふ~む。 ベルリンの壁の崩壊に象徴される共産主義国家群の消滅と、新たな情報通信手段等の出現 (インターネット・グーグル・ウィキペディア等々) によって、世界が急速に一元化しつつある状況を詳細にレポートした本。 ただし、世界のフラット化といっても、それはあくまでアメリカが中心。未...
ふ~む。 ベルリンの壁の崩壊に象徴される共産主義国家群の消滅と、新たな情報通信手段等の出現 (インターネット・グーグル・ウィキペディア等々) によって、世界が急速に一元化しつつある状況を詳細にレポートした本。 ただし、世界のフラット化といっても、それはあくまでアメリカが中心。未来の世界のイメージも、現在のアメリカの延長で、それに暗い影を投げかけているのがビンラディン一派というおおらかな世界把握の仕方は、まるで60年代の健全アメリカSFみたいで、それはそれでアメリカらしくていいんだけれども、しかしそこは非常に住みにくい世界になるだろう。 インドもアフリカもアラブも日本も中国も、つるつるでピカピカな世界の住民。 もちろん実際はそうはならないだろうけど。 「ウィキノミクス」 は同じ世界観に立ってマーケティングを論じた本だったが、けっこう退屈だった。本書は世界中で売れに売れただけあって (オビによると300万部)、たしかに読みやすい。ベストセラーにはこの軽さと明るさが必要なんだろうな。(本は分厚いけど)
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2017年度のお正月休みに、名著 フラット化する世界 増補改訂版(上) 経済の大転換と人間の未来 /トーマス・フリードマン(著者),伏見威蕃(著者) (トーマス・フリードマン著)を改めて読んでみた。2016年度のBRIEXITやトランプ政権の予期せぬ誕生で、所謂グローバリゼーショ...
2017年度のお正月休みに、名著 フラット化する世界 増補改訂版(上) 経済の大転換と人間の未来 /トーマス・フリードマン(著者),伏見威蕃(著者) (トーマス・フリードマン著)を改めて読んでみた。2016年度のBRIEXITやトランプ政権の予期せぬ誕生で、所謂グローバリゼーションに対する反感や大衆迎合主義(ポピュリズム)が俄かに台頭してきている。年末年始の報道番組でも、この話題で持ち切りといった感がありますね!そんな折、実に約10年も前の2007年に世に出された著作「フラット化する世界」では、グローバリゼーションの深化による世界の均一化と、その先にある「分断」を見事なまでに描き切っていたのだなあと改めて感じることが出来た。 本著は、インドのバンガロールのインフォシス・テクノロジーズというという会社を訪問した際に見た、衝撃的な光景から始まっている。そこでは天井にテレビ会議用のカメラが取り付けてられており、壁の一面を巨大なスクリーンが覆った会議室で、ニューヨーク、ロンドン、サンフランシスコを生映像で結びながら、アウトソーシングの事業を365日、24時間体制で休むことなく実施している光景が繰り広げられていた。今や、インドに居ながらにして、米国の税務申告の業務までアウトソーシングで請け負うことも日常なのだという。 正に、コンピューターとインターネットの普及と技術の向上で、サービズ業まで国境を越えて世界中のどこにでも、より安く質の高い所へと流れていく。正に世界はどんどん「フラット化」してきている。著者は、この「フラット化」が急速に広まった要因を、1989年のベルリンの壁の崩壊に始まって、その後のITテクノロジーの深化を通じて詳しく分析している。そして、この流れは決して逆流することはなく、「自由貿易」という概念が、従前の「もの・こと」から「サービス業」にまで急速にグローバルに拡大しているのだという。この流れの中で生き残っていくには「無敵の民」になるしかないのだという。「無敵の民」とは「自分の仕事がアウトソーシング、デジタル化、オートメーション化されることがない人」の事を言う。この意味は、決して代えがたい高度な知識や技術を有するという意味だけではなく、例えば地域に根差したなくてはならない存在になることも意味している。著作で紹介されていた、大リーグの球場でレモネートを販売している売り子の例が非常に分かりやすい。 大衆迎合主義(ポピュリズム)の背景にある問題は、グローバル化によって「移民が大量に移動してきて安い賃金で仕事を奪っている」とか「NAFTAのよって安い賃金のメキシコに自動車産業の工場が移転している」などが背景にあるとの報道が目立っているけれど、本著で語られている「世界のフラット化」によってもたらされている「階級格差」といいましょうか?「フラット化」にうまく適合してきた者、適合できなかった者、といった格差がより深刻な課題なのではないかと改めて感じたのであります。 「世界がフラット化しても、壁を設けようとせず、これまで通り自由貿易の一般原則を貫く方が、アメリカの国全体として大きな利益が得られる」というのが著者の一貫した主張であると思う。第二部では「アメリカとフラット化する世界」の更に詳細な考察が続いていく。非常に興味深いテーマだと思うのであります!!! 【Dance1988の日記】 http://d.hatena.ne.jp/Dance1988/20170103
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大学生の時に買って、5年くらい積ん読されてた。 今読んでみると、目新しいものはないこと、 当時は売れていた本と考えると、良書だったのだなーと思う。 その時読んで、どう行動してきたかに寄ってこの本の価値は変わったんだローなー
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『フラット化する世界』という著書は、2006年に出版されたようです。 2008年には増補改訂版(上・下)、2010年には普及版(上・中・下)が出版されました。 今回読んだのは、増補改訂版です。 その内容は、インドから始まります。 インドのバンガロールという都市のIT化・グローバル化。 続いて、3分の1の住民が高校で日本語を学ぶ中国の大連。 ラスベガスから遠隔操作するイラクの危険地域上空を飛ぶ無人機。 ミズーリ州のマクドナルドのドライブスルーで注文を受ける人は、1500km離れたコールセンターにいる。 後半になると、社会学のような難しい記述になってくる。 パソコンの歴史や、インターネットの出現など。 旅客機を製造するボーイングのアウトソーシング。 グローバル化する世界でどのように生きていくべきか、など。 全6章のうち、個人的には1章と2章は興味を引く内容で参考になった。 『フラット化する世界』という著書は、2006年に出版されたようです。 2008年には増補改訂版(上・下)、2010年には普及版(上・中・下)が出版されました。 今回読んだのは、増補改訂版です。 その内容は、インドから始まります。 インドのバンガロールという都市のIT化・グローバル化。 続いて、3分の1の住民が高校で日本語を学ぶ中国の大連。 ラスベガスから遠隔操作するイラクの危険地域上空を飛ぶ無人機。 ミズーリ州のマクドナルドのドライブスルーで注文を受ける人は、1500km離れたコールセンターにいる。 後半になると、社会学のような難しい記述になってくる。 パソコンの歴史や、インターネットの出現など。 旅客機を製造するボーイングのアウトソーシング。 グローバル化する世界でどのように生きていくべきか、など。 全6章のうち、個人的には1章と2章は興味を引く内容で参考になった。
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ITやその他技術の発展によって経済の仕組みが変わっていくらしい。多くの仕事が安くできるところに集約されていく。2008年に出版されたのでTPPについては言及されていないが、関税の壁がなくなると集約の速度が増しそうだ。本書は集約に負けない無敵の民を目指すことを勧めている。
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「フラットな世界には「代替可能な仕事と代替不可能な仕事の二つしかない」。簡単にデジタル化、オートメーション化、外国に移転できる仕事は、代替可能な仕事だ。フラットな世界の最も顕著な特徴の一つは、たくさんの仕事が代替可能になったことだ。ブルーカラーの工場労働だけではなく、ホワイトカラ...
「フラットな世界には「代替可能な仕事と代替不可能な仕事の二つしかない」。簡単にデジタル化、オートメーション化、外国に移転できる仕事は、代替可能な仕事だ。フラットな世界の最も顕著な特徴の一つは、たくさんの仕事が代替可能になったことだ。ブルーカラーの工場労働だけではなく、ホワイトカラーのサービス業もそうなった。サービス業の労働者はこれまでになく増えているから、影響を受ける人間も多い。現実を見つめよう。どんな物事でも外国とやりとりできるようになりつつある世界で、われわれは暮らしているのだ。」面白い!狭い世界で生きてる危機感を感じるな。
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ICTの発達により世界がグローバル化し、世界はフラットに近づくという話。 物事を考える際のベースとなる範囲の話であり、かつ非常に洞察に富んでいるので、これ以降色々と疑問に気がつくようになった。 クルーグマンやゲマワットの主張も押さえて理解を深めたい。
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ちょっと内容が古ですが、そこがおもしろいです。現在との比較が簡単にできます。 ドコモのiモードを絶賛してますが、今は見る影もありません。アップルに関しては、ipodやitunesに少し言及してるだけです。携帯端末やクラウドはまったく予測不能でした。 こうして見ると、今からほんの3...
ちょっと内容が古ですが、そこがおもしろいです。現在との比較が簡単にできます。 ドコモのiモードを絶賛してますが、今は見る影もありません。アップルに関しては、ipodやitunesに少し言及してるだけです。携帯端末やクラウドはまったく予測不能でした。 こうして見ると、今からほんの3,4年先も社会や技術がどう変わっているか分らない。 いまこれを書いていて、下巻もある事を知りました。文中に第8章で説明します、みたいな事が書いてあって、8章ってどこ?、と思ってました。
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