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君に成功を贈る の商品レビュー

4.3

57件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

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2014/02/23

内容、思想は良いと思うのだけれど、天風氏を神格化し過ぎているような節が感じられるのと、語り口調が横柄なように感じられて、あまり読んでいて気分が晴れない。ご高齢の際の講義録だし、実際とても偉い方だから仕方ないと言われればそうかもしれないけれど、謙虚さが感じられたり、自己愛的なところ...

内容、思想は良いと思うのだけれど、天風氏を神格化し過ぎているような節が感じられるのと、語り口調が横柄なように感じられて、あまり読んでいて気分が晴れない。ご高齢の際の講義録だし、実際とても偉い方だから仕方ないと言われればそうかもしれないけれど、謙虚さが感じられたり、自己愛的なところがもう少し抑えられているともっと読みやすいのではないかと思う。 内容自体は2時間もあれば読めてしまう。 同じ天風氏の本なら、「運命を拓く」の方が読み応えがあって受け入れ易い。

Posted byブクログ

2013/07/19

 いい本なんだけど、なんか印象に残らない本だ。そもそも本ではなく、90歳を越えた著者がどこかで講演したものをそのまま記録した内容のものだった。  自分の思い通りの、望むままの人生を生きるにはどうすれば良いのか。この問いに対する切り口は良かった。シンプルだし、明治維新の頃に生まれた...

 いい本なんだけど、なんか印象に残らない本だ。そもそも本ではなく、90歳を越えた著者がどこかで講演したものをそのまま記録した内容のものだった。  自分の思い通りの、望むままの人生を生きるにはどうすれば良いのか。この問いに対する切り口は良かった。シンプルだし、明治維新の頃に生まれた人なので、逝きし世の文化の考え方が残っているように思う。古きよき(よくなき)日本の面影を彼に見ることができた。その点も新鮮で 良かった。  この手の本はもう七つの習慣と人を動かすだけで良いと思っていたが、日本の啓発書の源流をたどっていくと、やはりこういう人がいるのか、なるほど、と思わされる。「松下幸之助が傾倒した」という表現が最もこの人の考え方の形容として現代人に分かりやすく、受け入れやすいと思う。  さすが明治維新から戦後まで激流の時代を90年以上生きた人だけ有り、知り合いとして出てくる人物(東郷平八郎、孫文など)も凄まじいし、経験(諜報員の訓練、インドの修行など)も凄まじい。講演でさらっと述べているだけなのであまり詳しくその体験をしることは出来ないのだが、常人離れしていることは間違いなく、なるほど、こういう人物がいたからこそ、日本は列強諸国に肩を並べられるようになったのだと納得する。  医学をアメリカ?で学んだようで(あまり記されていない)神経系統の話や、素粒子(これは医学とは関係ないだろうが)の話が出てくる。これらは専門的なものだけあって少しとっつきにくかった。頭と身体をつないでいるものはなにか、それは神経系統である!と言われても、観念的には理解できても、腑に落ちるまでには至らなかった。 中村天風という人間がどういう人物かという事を知るために入門として良い書物だと思う。ここから「成功の実現」(以上に値段が高い)や「君に成功を送る」を読んでいけばいいのかな。

Posted byブクログ

2013/02/17

災難があり心が弱りかけ、本に救いを求めました。 中村天風氏に興味をひかれ、書評を参考に、入門編に位置付けられていたこの本に。 講演内容を文章化しているようで、温かい人柄がにじみ出ています。 失礼ながら、いろんな経験をした、若い頃は血気盛んだったおじいちゃんに励まされているような…...

災難があり心が弱りかけ、本に救いを求めました。 中村天風氏に興味をひかれ、書評を参考に、入門編に位置付けられていたこの本に。 講演内容を文章化しているようで、温かい人柄がにじみ出ています。 失礼ながら、いろんな経験をした、若い頃は血気盛んだったおじいちゃんに励まされているような…。 しかし言葉は真摯であり、素直に受け取れました。 繰り返し繰り返し読みたいと思っています。

Posted byブクログ

2012/12/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

天風語録的な本の方が分かりやすいかと思ったけれど こちらも文字が大きく読みやすく、おもしろかったです。 「自分のことをする時と同じ気持で 他人のことをしてあげてごらん」 これって意外と、難しいです。 デザインの仕事をしているのですが、例えば名刺ならば 自分の名刺を作る時と同じくらいの気持ちで制作しようということですよね。 特に意識はしていなかったけれど正直、相手によって思い入れが違っていると思います。 これからは、実践してみたいと思います。 「非常に偉くなる人というのは同じ話を聴いても、 その聴き方、受け取り方が極めて真剣だよ」 これも難しいです。 かなり謙虚になることを気をつけないと、 「この話は知ってる」とか「わかってる」とか思ってしまう。 ぐさっときましたね。 P162「宇宙全体を支配している驚くべき力に、ただ感激し尊敬すればいいのです。」 このように生きたいです。 P192「自己の存在は相対的なものがあってはじめて、その存在を確保できる」 そうですよね。敵をも愛せよですよね。 天風先生の本は何冊目かな? 何度読んでも、その時の自分の状況や心境によって 感銘を受ける部分が違うものです。 今回はここでした。

Posted byブクログ

2012/12/24

人生は何をおいても、体力、胆力、判断力、断行力、精力、能力の六つの力をつくらなければならない。力は学問や経験でできるものでなく、ただひとえに心の態度を積極的にする以外に方法はない。積極的な心とは「尊く、強く、正しく、清く」。 天風氏の講演を字に起こしたもので非常に読みやすい。 巻...

人生は何をおいても、体力、胆力、判断力、断行力、精力、能力の六つの力をつくらなければならない。力は学問や経験でできるものでなく、ただひとえに心の態度を積極的にする以外に方法はない。積極的な心とは「尊く、強く、正しく、清く」。 天風氏の講演を字に起こしたもので非常に読みやすい。 巻末の日常の心得も定期的に目を通し、実行したい。

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2012/11/30

数々の偉人を育てた中村天風さんに興味があって読んでみた本。なんだか「~だぜ」とかって語尾が新鮮で、親しみやすく男らしい感じもしました。笑。そしてそんなに特別なことは言ってないことがまた、基本の考え方の姿勢だったり行動を徹底することこそが一番大事なんだろなぁ、とも思いましたね。一度...

数々の偉人を育てた中村天風さんに興味があって読んでみた本。なんだか「~だぜ」とかって語尾が新鮮で、親しみやすく男らしい感じもしました。笑。そしてそんなに特別なことは言ってないことがまた、基本の考え方の姿勢だったり行動を徹底することこそが一番大事なんだろなぁ、とも思いましたね。一度読んでみるのはとてもいいと思いました。

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2012/09/23

厳しい時代の中で生き抜いた、強い精神力の持ち主「天風」 時代は移り変わっても、「幸せな人生」を創りだす為には強くそして優しくなければいけない。 厳しい時代ではないが、辛いことも多い世の中を生き抜くための基礎が書かれている。 読む側の視点によっては「どうでもいいこと」に映るかも知...

厳しい時代の中で生き抜いた、強い精神力の持ち主「天風」 時代は移り変わっても、「幸せな人生」を創りだす為には強くそして優しくなければいけない。 厳しい時代ではないが、辛いことも多い世の中を生き抜くための基礎が書かれている。 読む側の視点によっては「どうでもいいこと」に映るかも知れないが、心を純粋にして読むと、感動すると思う。

Posted byブクログ

2012/07/30

驚きに似た感覚を受け、目が醒まされる一冊。 改めて自分の少ない経験を振り返ると「積極的という心の態度」の大切さを実感する。 君に成功を送るというタイトルは伊達じゃない。

Posted byブクログ

2012/05/27

中村天風本人が若者に向けて語った内容で、他の中村天風の本を読んでいればすんなりと入ってくる内容。 中村天風関係の本は多く出ているが、やはり本人の言葉で書かれた本が良い。

Posted byブクログ

2012/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

チェック項目16箇所。自分が思い描く人生を実現したい、心豊かな人生に生きたい、その方法をやさしく解き明かしたのが中村天風。自分で「他人に好かれる人間になろう」と努力すること。豊臣秀吉は織田信長から好かれていた。自分自身を自分自身が磨かない限り自分と言うものはえらくならない。人間を生かしている神経の働きを堅持するには「心の態度」が何よりも必要。どうせ言うなら・・・「辛い」→「ああ、ありがたい、ああ、楽しい、嬉しい」。寝るときくらいはきれいな心で寝るようにする。偉くなる人と双でない人の違いは素質ではなく、聴き方、受け取り方、自分の人生にどう応用していくかだけの差。重要なことを聴くときは恋人の言うことを聴くような気持ちで聴くようにする。みずからの人生を価値高く活かすのは自分自身。人生は自分の蒔いたとおりに花が咲く。生きているのは宇宙エネルギーのおかげ。敵があってはじめて自分の価値が高まる。憎い人はいない、自分が何か憎らしいことを考えているだけ。悲しいこと、辛いことがあったらいつも以上に笑ってみる。人間は怒ったり争ったりするために生まれてきたわけじゃない。

Posted byブクログ