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シューピアリア(6) の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2009/10/04

「勇者に恋した魔王が、正体を隠し、勇者ご一行と、魔王討伐の旅に出る」このネタだけでここまで引っ張れるのは、すごいなぁと思います。 まだ、中だるみもしていないし、飽きてもいません。 これでどこまで引っ張れるんでしょうか。 ニアミスだった正体も、そろそろ勇者にバレつつあります。 10...

「勇者に恋した魔王が、正体を隠し、勇者ご一行と、魔王討伐の旅に出る」このネタだけでここまで引っ張れるのは、すごいなぁと思います。 まだ、中だるみもしていないし、飽きてもいません。 これでどこまで引っ張れるんでしょうか。 ニアミスだった正体も、そろそろ勇者にバレつつあります。 10巻までには終わってしまうだろうこの作品は、予想以上の注目作になっています。 絵が綺麗な漫画では終わりません。

Posted byブクログ

2020/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

端的言うと、主人公の魔王(女)が勇者(男)に恋惹かれてしまう作品。 現・勇者は、自分の村が若き日の魔王によって滅ぼされたのが原因で、勇者になり魔王を倒そうと冒険に出た。 しかし、この勇者が変わり者で、魔王以外の魔物は倒すどころか傷つけることすらしない。 この勇者に、魔王はある廃城で出会う。 魔王はそんな勇者の行動に触れ、疑問を抱きながらも、惹かれ、勇者を殺すためと部下を説得し、魔王ではなく弱いモンスターと偽り、勇者の仲間に入ることになる。 その際に、がら空きの魔王の席を埋めるため、魔王自身の分身としてコピーを造る。 魔王は、モンスターの総意である、魔物世界の確立の為に、人間を滅ぼそうとするが、勇者との約束の間で苦悩する。 魔王のコピーは、オリジナルを求め、オリジナルからの開放を望み、魔王に反抗する。 勇者は、魔物と暮らしていた経緯もあり、モンスターと人間とが両立できる道を模索するが、魔物と戦うための人間の象徴であるがゆえに、人に理解されないことに苦悩する。 そんな結構重い話です。 だらだらとではなく、サクサクと話が進む作品だから読みやすいです。 核心部分はまだだが、かなり佳境に入ってる感じがします。

Posted byブクログ