人事屋が書いた経理の本 の商品レビュー
この本を読んで私は「会計の使い方」がわかりました。 MGや戦略会計を作られた 西順一郎先生がプロデュースした本で 初版は1978年とかなり昔なんですが 内容は全く古さを感じません。 私が税理士試験の勉強で学んだのは 制度会計という 外部に報告する為、あるいは税金の申告のため ...
この本を読んで私は「会計の使い方」がわかりました。 MGや戦略会計を作られた 西順一郎先生がプロデュースした本で 初版は1978年とかなり昔なんですが 内容は全く古さを感じません。 私が税理士試験の勉強で学んだのは 制度会計という 外部に報告する為、あるいは税金の申告のため のものでしたが この制度会計の知識だけでは 商売に数字を生かすことはできません。 この本には 商売に使える会計のイロハが書いてあり 初めて読んだときに目から鱗が落ちましたが この本のベースになっているMGを経験した後で 読み返したら 書いてあることが今度はおなかの中に落ちていく感じがしました。 この本に出合えてよかったと思います。
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簿記・会計について、とてもわかりやすく書いてある。ベニスの商人のはなし(借り方:貸し方)。B/S右側(目に見える方):左側(目に見えない方)の解説は秀逸。マトリックス会計については分かりにくかった。 ?会計とはフローとストックの関連を掴む事だ。 ?簿記の最終目的は、B/SとP/...
簿記・会計について、とてもわかりやすく書いてある。ベニスの商人のはなし(借り方:貸し方)。B/S右側(目に見える方):左側(目に見えない方)の解説は秀逸。マトリックス会計については分かりにくかった。 ?会計とはフローとストックの関連を掴む事だ。 ?簿記の最終目的は、B/SとP/Lを作る事。 ?B/S:期末のストック。P/L:期間中のフロー(Fin・Fout)。B/S左側:目に見える物(カネの運用)、B/S右側:目に見えない物(カネの出所・自己資金か?借入金か?)。P/L左側:フローアウト、P/L右側:フローイン ?採算がとれるとは、MPQ(付加価値)がF(回収すべき固定費)を上回る事だ。MPQ>F ?採算戦略=F/MPQ MPQ↑(付加価値)戦略:M↑、v↓、P↑、Q↑戦略 F(固定費)↓戦略:F↓、F活用戦略 ?B/S:第一の着眼点「自己資本比率」。第2の着眼点「支払い能力」流動・当座比率の差で見る(B/Sを上下二つに分けて考える) ?在庫は目に見える方(左側)。目に見えない方(右側)には、カネ(具体的には借入金)がかかっており、時間比例で金利が発生する。 ?B/Sを良くする戦略。左側:目に見える方(カネの運用)で資産の回転率を上げる。右側:目に見えない方(カネの出所)で自己資本を増やす。 ?資金繰りの怖さ:カネには待ったが効かない(直接命取りになる)。損益とカネの動きが時間的に一致しない(カネが寝る怖さ):損益の発生と支払いスパン(在庫や売掛金などの現金化も)の時間的不一致。食い違いは売上債権や在庫や設備が回転せずに寝るほど大きくなる。
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PLはよく理解できたがBSが仕事で扱わないのでピンとこない。なんとなく分かるのだが、やはり仕事で実践しないからぼやーっとした感じになっている。のでまたいつかBSの部分だけ読もう。
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30年ほど前に書かれた古ーい本ですが、 書かれている内容は非常にわかりやすいです。 会社に入って1年目の新社会人や中堅〜マネージャークラスの社員まで、 自分の会社と会社を取り巻くお金の流れをつかむためのひとつのツールとして、非常に有意義な知識を与えてくれます。 基本的な流れとし...
30年ほど前に書かれた古ーい本ですが、 書かれている内容は非常にわかりやすいです。 会社に入って1年目の新社会人や中堅〜マネージャークラスの社員まで、 自分の会社と会社を取り巻くお金の流れをつかむためのひとつのツールとして、非常に有意義な知識を与えてくれます。 基本的な流れとしては、 1.財務諸表(B/S、P/L)を読めるようになりましょう. 2.損益分岐点を知りましょう. 3.原価計算をしてみましょう. という内容が大部分をしめますが、これを自分のやっている仕事やプロジェクトの中で体現し、実行していくモチベーションを身につけたいものです。
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会計学の本はどれも「なぜ?」を問う視点がないことに不満を抱いていたがこの書は違う。この本では戦略会計をモットーに何のために、どのように数字が動いているのかについて説明してくれる良書。簿記等を学んでその本質が知りたくなった人、全く簿記の意味がわからない人などに読んでもらいたい。
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