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豆腐百珍 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/05/18

多彩な豆腐料理の世界。 豆腐料理百品を並べた江戸時代のベストセラー料理本。 その百品のすべてを完全に再現しています。 尋常品、通品、佳品、奇品、妙品、絶品、そして豆腐の故郷中国を訪ねる旅まで。 美味しそうな豆腐料理、すぐに出来そうなものもあり、作ってみたくなる本です。

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2022/12/13

江戸時代の『豆腐百珍』の百の多彩な献立を再現する。 ・江戸料理と『豆腐百珍』福田 浩 尋常品・・・一~廾六  通品・・・廾七~卅六 佳品・・・卅七~五六  奇品・・・五七~七五 妙品・・・七六=九三  絶品・・・九四~百 下ごしらえ 一~三、薬味いろいろ ・豆腐の故郷を訪れて 福...

江戸時代の『豆腐百珍』の百の多彩な献立を再現する。 ・江戸料理と『豆腐百珍』福田 浩 尋常品・・・一~廾六  通品・・・廾七~卅六 佳品・・・卅七~五六  奇品・・・五七~七五 妙品・・・七六=九三  絶品・・・九四~百 下ごしらえ 一~三、薬味いろいろ ・豆腐の故郷を訪れて 福田 浩 「宮部みゆきの江戸レシピ」で料理を担当した著者による、 『豆腐百珍』の百の豆腐料理の再現。なかなかの力作。 但し、調理法での記載がないところもあり、補い、変更。 加えて、現代の豆腐や材料での調理になったとのこと。 その完成した料理のカラー写真とレシピ、実食での感想。 また、六等に分けた分類と品評についても、 解説と感想を記している。 絹ごし豆腐やおぼろ豆腐、焼き豆腐や揚げ豆腐(厚揚げ)も 料理の範囲だったり、飛龍頭は今と違っていたりと、 当時の様子が分かってきて面白かったです。 また“もどき”は姿や味の見立て。蜆もどきには感心。 八杯豆腐は調味料の八杯汁からなのですね。 ご飯八杯食べられるからだと、勘違いしてました。 中でも甘味の玲瓏(こおり)豆腐には、驚き。なんて優雅! 巻末の、中国での豆腐の故郷への訪問記も、楽しかったです。

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2012/08/16

写真がきれいである。内容も平易で読みやすい。江戸時代の原本の再現版のものを読んだが、こちらのほうは難解で研究者向きだろう。この本は、実際に作って食してみたというところがよい。ただ作り方の解説は、やや雑といわれても仕方がないだろう。品川区図書館にある。

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2009/10/22

本書のカバー見返しの惹句に曰く「江戸は天明、つまり約二百年前にベストセラーとなった料理書が、二十世紀末の今よみがえる! 百品すべてを実際に作ってお見せします。(後略)」とにかく全部作ってみるということで、原書にガチガチに忠実ではなく、現代ふうにアレンジしたところもあります。何せレ...

本書のカバー見返しの惹句に曰く「江戸は天明、つまり約二百年前にベストセラーとなった料理書が、二十世紀末の今よみがえる! 百品すべてを実際に作ってお見せします。(後略)」とにかく全部作ってみるということで、原書にガチガチに忠実ではなく、現代ふうにアレンジしたところもあります。何せレシピ集とはいっても原文は非常に簡単なメモのようなもので、今のように分量や手順や調理時間なんか書いてないので、どうしても想像力を働かせて読み解き、ある程度のアレンジもしなければならないわけですね。で、本書にはそのようにして再現、ものによっては再創造されたレシピと、それに基づいて作られた料理の写真と、実際に食べた感想(ないものも数点ある)が載ってます。ただしその再創造バージョンのレシピにも分量は載ってませんから、そこは原書を前にした江戸時代の好事家がそうだったように、想像力を働かせて試行錯誤が必要。ただ完成予想図が写真で与えられているので、料理メモの域を出ない原書よりはるかにとっつきやすいし、「食べてみました」という食後の感想もおおむねポジティブで、「へぇー、作ってみようかな」と思わせてくれます。 詳細は⇒ http://hoch.jugem.jp/?eid=273

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2009/10/04

江戸時代のレシピ本を現代に再現。豆腐を用いた料理百品が掲載されています。写真があるのと味に関するコメントが載っており重宝。 豆腐百珍の原本はたまに展示されてたりするけど、見開き分しか確認できなかったりするんですよ。全部見たいなレシピ本作ってくれないかなと思っていたので嬉しい一冊...

江戸時代のレシピ本を現代に再現。豆腐を用いた料理百品が掲載されています。写真があるのと味に関するコメントが載っており重宝。 豆腐百珍の原本はたまに展示されてたりするけど、見開き分しか確認できなかったりするんですよ。全部見たいなレシピ本作ってくれないかなと思っていたので嬉しい一冊でした。

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2009/10/07

5月23日読了。天明二年(1782年)に、何必醇という文人が著した豆腐料理本にて紹介された100のメニューを、現代の料理人が再現している。調理法は意外と難しくなく、私にも作れそうなものもいくつかあった。「唐符」などと呼んでいた古来より、豆腐料理にはいろいろな工夫がなされてきたのだ...

5月23日読了。天明二年(1782年)に、何必醇という文人が著した豆腐料理本にて紹介された100のメニューを、現代の料理人が再現している。調理法は意外と難しくなく、私にも作れそうなものもいくつかあった。「唐符」などと呼んでいた古来より、豆腐料理にはいろいろな工夫がなされてきたのだなあ・・・。巻末の「豆腐の故郷を訪ねて」、中国安徽省淮南市 の豆腐村の見聞記が面白い!臭豆腐は私には食べられなかったが、行ってみたいなあ。

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