複線的ライフワークのすすめ の商品レビュー
著者、吉野俊彦さん、どのような方かというと、 ウィキペディアには次のように書かれています。 吉野 俊彦(よしの としひこ、1915年7月4日 - 2005年8月12日)は、日本銀行理事。父は逓信官僚の吉野圭三。 日銀マンとして働きながら、鷗外研究をされた方です。 私の若い頃、...
著者、吉野俊彦さん、どのような方かというと、 ウィキペディアには次のように書かれています。 吉野 俊彦(よしの としひこ、1915年7月4日 - 2005年8月12日)は、日本銀行理事。父は逓信官僚の吉野圭三。 日銀マンとして働きながら、鷗外研究をされた方です。 私の若い頃、大体30代の頃になると思いますが、その生き方には感銘を受けたものです。 で、本作で気になった箇所を見ておきます。 p24 いまや仮に60歳に定年が延長されたとしても、なおかつ10数年を過ごさなけれならない。正直のところ、定年が60歳に延長されても、まだ15年は生きられると喜べる人は数少ないだろう。ほとんどの人は、生きねばならぬという実感を抱いているに違いない。 この作品を書かれた時の著者の年齢は、60代後半位になりますか。 それ位の年齢になると、生きることに、多少は淡泊になるのかもしれません。 それから、この当時は、仕事=人生で、定年後は余生という感じが強かったのかもしれません。 それにしても、今や、人生100年時代。 隔世の感があります。
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