ほんとはこわい「やさしさ社会」 の商品レビュー
第49回ビブリオバトルinいこまテーマ「こわい話」で紹介された本です。チャンプ本。 2017.8.27
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p.16やさしいきびしさ「愛のムチ」 p.18きびしいやさしさ「謝るぐらいなら、最初からあんなことをするな!」 p.20治療としてのやさしさ 注意して治す 予防としてのやさしさ 注意しない →人に恥をかかせないのが「やさしさ」現代
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時代が変わり自己実現を重視するよう、生き方が変わってきた。しかし、①楽しまなければならない、②能力を発揮したい、という感覚が、自滅になっているという感覚は感じる。「楽しくないとだめ」は本当にどうしようもない結果をもたらしてしまうという感覚もある。本当に今はなぜか不思議なくらい、ぎ...
時代が変わり自己実現を重視するよう、生き方が変わってきた。しかし、①楽しまなければならない、②能力を発揮したい、という感覚が、自滅になっているという感覚は感じる。「楽しくないとだめ」は本当にどうしようもない結果をもたらしてしまうという感覚もある。本当に今はなぜか不思議なくらい、ぎりぎりのところに立ちたがると思う。読み終えたばかりなので、後日にまとめることにする。
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とくりふ読書会課題図書 いやー社会学面白い そして今の人間関係の関心ごとにぴったり 「なんで日本人ってこうも残念なのだろう」という長年の疑問がまた一つ納得できた。 そして、うまい具合にやさしさを使えるようになろうとも考えられた。 国木田さん、ありがとう! 来週楽しみ
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2008年の本。当時の他人に厳しい怖い社会 のことを書いたものだけど、2020年に読むと、今現在、ますます怖さが増した感がありますね。今は人権に配慮っつう政治的な正しさをもった優しさがトッピングされましたからね。勿論、人権意識が低いのは問題なんだけど、本来ならもっと前からちゃんと...
2008年の本。当時の他人に厳しい怖い社会 のことを書いたものだけど、2020年に読むと、今現在、ますます怖さが増した感がありますね。今は人権に配慮っつう政治的な正しさをもった優しさがトッピングされましたからね。勿論、人権意識が低いのは問題なんだけど、本来ならもっと前からちゃんとしとくものでしょ。怖い時代になってから人権問題なのか、自己崇拝は政治に目覚めたんかーとしみじみ思ったわ。現代人は自己目的化に生きる意味を見出す剥き出しの脆弱な個っつことなら当然の帰結か。
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現代の人間関係が冷たく感じる社会の性質と成り立ちを分かりやすく解説している本。 なぜこんなに窮屈な感じがするのか。見知らぬ相手を注意することはなぜいけないのか。そんな疑問が氷解していく。 また著者の考察が深く鋭い。示唆に富み、多くの気づきを与えてくれる。例えば人生の自己目的化につ...
現代の人間関係が冷たく感じる社会の性質と成り立ちを分かりやすく解説している本。 なぜこんなに窮屈な感じがするのか。見知らぬ相手を注意することはなぜいけないのか。そんな疑問が氷解していく。 また著者の考察が深く鋭い。示唆に富み、多くの気づきを与えてくれる。例えば人生の自己目的化について。昔は人生の目的は家であったり国であったりした。しかし太平洋戦争後には人生は自分の為に生きるのが普通になった。偉いのは個人。人格が崇拝された。するとその神聖な人格を傷つけることはタブーとなる。それを破って注意すると、された方は神聖な人格を傷つけられたとして逆上する。などなどなるほどと思う。 ただし、具体的な解決策は書かれていない。が、楽しさ至上主義を改めた方が良いという。常に楽しさばかり追い求めると苦しいし焦る。それがこの窮屈な社会を生み出す原因の1つだと。 この社会は何となく生きにくいなと思っている方にオススメです。
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内容(「BOOK」データベースより) 「やさしさ」「楽しさ」が無条件に善いとされ、人間関係のルールである現代社会。それがもたらす「しんどさ」「こわさ」をなくし、もっと気楽に生きるための智恵を探る。
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現代日本で言う「やさしさ」とは、「相手を傷つけないよう、事前に万全の配慮をする」こと。なぜなら、一度きりの人生で、自分の能力を自分らしく最大限発揮することが尊重されるべしという暗黙の了解があり、相手を傷つけることは相手の価値観を尊重していないことになる。 さらに、相手の価値観は、...
現代日本で言う「やさしさ」とは、「相手を傷つけないよう、事前に万全の配慮をする」こと。なぜなら、一度きりの人生で、自分の能力を自分らしく最大限発揮することが尊重されるべしという暗黙の了解があり、相手を傷つけることは相手の価値観を尊重していないことになる。 さらに、相手の価値観は、オンリーワンを是とする時代なので、世代性別見た目から最大公約数的に割り出すことは難しい。(例えば、お年寄りに席を譲ろうとしたら、「年寄り扱いするな!」と言われるとか) しかし、現代日本はゼロリスク、ミスゼロを是とする社会なので、勘違いをすること = 人を尊重していない、大変失礼な振る舞い、と扱われ、社会的・人間関係的な制裁の対象となってしまう。 これが現状で現実だが、 ありえねー、ストレス溜まって当然じゃないすか? …って内容の本。 ホント、ありえねー。
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あまりにも傷つく・傷つけることに敏感であるがゆえに、相手にたいして感じていることを率直に言うこともできない状況(p.139) 楽しいことを最優先するため、人との対等性の原則を守るため。現代人が生きるうえで気をつかいまくっているいくつかのこと。誰にでも当てはまる。面白い。
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いまの若者たちは「やさしいなぁ」と思う。でもその「やさしさ」が結果的に「しんどさ」「こわさ」へとつながっていくという、思わぬ作用をていねいにたどっていく。「がんばる」のかわりに「楽しむ」がよいこととされ、それが「楽しさ至上主義」となった時点で、なにがおこってきたのかというあたり、...
いまの若者たちは「やさしいなぁ」と思う。でもその「やさしさ」が結果的に「しんどさ」「こわさ」へとつながっていくという、思わぬ作用をていねいにたどっていく。「がんばる」のかわりに「楽しむ」がよいこととされ、それが「楽しさ至上主義」となった時点で、なにがおこってきたのかというあたり、おもしろい。たいへん「散文的」で、「論文調」ではないので、いっけんやさしいように読めるのだが、まとめるとなると難しい。でも、2回、3回くらい読み返していくうちに、自分なりの言葉で「やさしさ」のもたらすものをイメージできるようになるんじゃないかな……と思う。
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