禁断のパンダ の商品レビュー
神戸で「ビストロ・コウタ」というレストランを営む柴山幸太が妻の友人の結婚式に参加したことから始めるグルメ?ミステリー。 新郎の上司が殺され父親も行方不明に。事件を捜査する刑事サイドと日常を送る幸太サイドが終盤で繋がる。正直序盤は今ひとつ気が乗らなかったが終盤辺りからは勢いよく読め...
神戸で「ビストロ・コウタ」というレストランを営む柴山幸太が妻の友人の結婚式に参加したことから始めるグルメ?ミステリー。 新郎の上司が殺され父親も行方不明に。事件を捜査する刑事サイドと日常を送る幸太サイドが終盤で繋がる。正直序盤は今ひとつ気が乗らなかったが終盤辺りからは勢いよく読めた。 中盤は捜査とか推理とかしているが、ミステリーというか、始まりも終わりもホラーっぽい雰囲気。
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第6回このミス大賞受賞作。 「味覚」「究極の食材」を題材にした料理(美食)ミステリー作品。 事件に巻き込まれた料理人と事件を追う刑事の両視点で物語は進んでいく。 料理人(美食)視点は終始空腹を覚え、刑事(推理)視点は単調ではあるものの終始忌避嫌厭感を覚えた。 作中に語られるパンダ...
第6回このミス大賞受賞作。 「味覚」「究極の食材」を題材にした料理(美食)ミステリー作品。 事件に巻き込まれた料理人と事件を追う刑事の両視点で物語は進んでいく。 料理人(美食)視点は終始空腹を覚え、刑事(推理)視点は単調ではあるものの終始忌避嫌厭感を覚えた。 作中に語られるパンダ論は面白く 興味深くある一方 終始感じ·覚えていた忌避嫌厭感を決定的なものにしていて(凄いな)と感嘆した。 読了後の後味が ここまで悪い書籍は(個人的記憶内では)初めてかもしれない……。 続編もあるようなので、期待して読み進めようと思う。
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【ネタバレ無】【感想】 多角的な視点で明らかにされていく意外な真相に驚きました。私はハードボイルド小説の感覚で読めて展開にハラハラドキドキ。感情の起伏も味わえておもしろかったです。 ①多面視点がつながる!点と点がつながるおもしろさ。 ②まさにサスペンス!癖の強いやりとりと新展開...
【ネタバレ無】【感想】 多角的な視点で明らかにされていく意外な真相に驚きました。私はハードボイルド小説の感覚で読めて展開にハラハラドキドキ。感情の起伏も味わえておもしろかったです。 ①多面視点がつながる!点と点がつながるおもしろさ。 ②まさにサスペンス!癖の強いやりとりと新展開につねに緊張・・・ ③結末の超解放感◎息つく間もない展開からの結末による開放で感情ジェットコースターでした!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
美食パートの描写が細かく詳しくて、フレンチ好きなので余計にそそられた。 書評ではミステリーの内容自体はオチも予想つくしありきたり、とされてたけどわたしは全然終盤までわからなくて、ここでパンダの伏線か…!と唸るほどだった笑 刑事のパートはたしかにありきたりだったし、よく見る破天荒刑事パートだったけど、そんなに嫌な感じはなかった。はいはいこの手のキャラクターね、ってくらい。 孝太が主人公ぽくないなー、と思ってたけど、終盤の活躍と最後の闇オチはなかなか好き。 一点アヤカが、なんかヒロインのわりに魅力のあまり少ないひとだなと思った。
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味覚や人間の欲望、そして業の深さを味わえる本著。 オチは私の好きな終わり方。 読んででオチは想像できるけど、読む人の好きなオチは千差万別だと思う。 さてあなたはどういうオチだと思って読みますか?っていろんな人に読んでみて欲しい。
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確かにミステリーとしては通常レベルっと言うかそれほどプロットこっているわけではないよね。刑事のキャラとかもう少しなんとかなったようなもんだし。 何よりもグルメ故に謎が解かれていくというような特別なことはない。ヴィランを悪魔的に描きすぎだし、そのことによってむしろリアリティからどん...
確かにミステリーとしては通常レベルっと言うかそれほどプロットこっているわけではないよね。刑事のキャラとかもう少しなんとかなったようなもんだし。 何よりもグルメ故に謎が解かれていくというような特別なことはない。ヴィランを悪魔的に描きすぎだし、そのことによってむしろリアリティからどんどん離れてっている。 しかししかしそれを上回る美食描写と何と言っても味わい深い関西弁が際立っている。 フランス料理むちゃくちゃ食べたくなるし。 それ故にページの軽さがスルスルと読めてしまう。 でもやっぱりこのミスは軽さばかりが目立っちゃうんだよね。早くミステリージャンルのレギュラーが現れて欲しいもんだ。
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評価を付けるのに悩みました。第五章までは☆5つでしたが第六章が… ある程度までは覚悟して読んでましたが、最後の最後がきつい!半端なくきつい! パンダに釣られて読みましたがこれは悪魔の囁き?としか思えません。 そして最初から気になったのは言葉はです。神戸が舞台なら播磨弁のはず。しか...
評価を付けるのに悩みました。第五章までは☆5つでしたが第六章が… ある程度までは覚悟して読んでましたが、最後の最後がきつい!半端なくきつい! パンダに釣られて読みましたがこれは悪魔の囁き?としか思えません。 そして最初から気になったのは言葉はです。神戸が舞台なら播磨弁のはず。しかし河内のど真ん中のその中でも汚い河内弁が炸裂していることにとても引っかかりました。 『せやな』とか『しばかれんで』とか河内弁の中でもとても汚い言葉に閉口します。作者はきちんと言葉にも気をつけて頂きたい。このミス大賞の選者も関西の方がいれば文句つけられたんじゃないでしょうか?
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怖かった とにかく怖くてもう読みたくない けどつい読んでしまい 安堵感に駆られたものの、 最後の最後でこうきたか、と恐れおののきました
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血生臭くはないけど 気分悪くなる事件だったなあ 解決してちょっとスッキリしたかと思いきや、、、、 パンダというキーワードに釣られて 軽い気持ちで読み始めないでほしい 後悔するから笑
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もしかして既読? と何度も思ってしまうくらいストーリーは予想を裏切られることなく進む。 (私は既読本の詳細を覚える脳ミソがナイ) 面白くないわけじゃないけど、誰に感情移入すればいいのか、どのキャラも魅力的とは言いがたい。 最後のほうも、誤植なのか、とも思わせるような、請ってるとい...
もしかして既読? と何度も思ってしまうくらいストーリーは予想を裏切られることなく進む。 (私は既読本の詳細を覚える脳ミソがナイ) 面白くないわけじゃないけど、誰に感情移入すればいいのか、どのキャラも魅力的とは言いがたい。 最後のほうも、誤植なのか、とも思わせるような、請ってるというよりこねくり回されてる感が否めない。
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