1,800円以上の注文で送料無料

禁断のパンダ の商品レビュー

2.9

181件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    33

  3. 3つ

    85

  4. 2つ

    37

  5. 1つ

    8

レビューを投稿

2017/11/09

第6回(2008年)『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。 表紙のかわいいパンダに魅かれて読んでみたが・・・・ なんとも意味深なタイトルと表紙だった。 神戸でフレンチスタイルのビストロを営む料理人の柴山幸太は、 妻・綾香の友人と木下貴史との結婚披露宴に出席し、 貴史の祖父であ...

第6回(2008年)『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。 表紙のかわいいパンダに魅かれて読んでみたが・・・・ なんとも意味深なタイトルと表紙だった。 神戸でフレンチスタイルのビストロを営む料理人の柴山幸太は、 妻・綾香の友人と木下貴史との結婚披露宴に出席し、 貴史の祖父である中島老人と知り合いになる。 その中島は優れた味覚を持つ有名な料理評論家であった。 一方、神戸ポートタワーで一人の男性の刺殺体が発見され、 兵庫県警捜査第一課の青山が捜査に乗り出した。 捜査の手はやがて中島老人の元へ。 そのころ、幸太の身重の妻・綾香の身の上に、 とんでもない危険が迫っていた・・・。 詳しく書くとネタバレになるので、これぐらいにしておくが、 人間離れした味覚をもつ中島老人の 味覚についてのパンダ論が面白くもあり、怖くもあった。 著者がビストロを開き、主人公は料理人なので、 料理に関してのメニューやレシピはとても素晴らしく、 グルメ本としても出せるのではと思うほどだ。 だが、グルメはグルメでも その奥の深さがとんでもない方向へ行き、 恐怖のラストへと繋がっている。 グルメ料理を食べるのがちょっと怖くなる作品だった。

Posted byブクログ

2016/05/24

四分の三以降からやっと物語が進む感じ。映画で言うと最後の20分ぐらいから面白くなってくる感じ。思ってたのとかなり内容違った。

Posted byブクログ

2016/04/12

このミステリーがすごい大賞を受賞した作品ですが、賛否両論です。意外な展開にちょっとびっくり。題名に違和感を感じます。美食家◯◯とかにした方が良かったのでは。

Posted byブクログ

2016/03/19

前半はとにかくおなかがすきます。 フレンチが食べたくなります。 後半に差し掛かるにつれ、ミステリー具合が増してきます。 終盤の描写は結構えげつないです。 そして最後2ページに目を疑います。 えっ?えっ?って3回くらい読み返しました。 読後感はあんまりよくないです。。 あんまり強烈...

前半はとにかくおなかがすきます。 フレンチが食べたくなります。 後半に差し掛かるにつれ、ミステリー具合が増してきます。 終盤の描写は結構えげつないです。 そして最後2ページに目を疑います。 えっ?えっ?って3回くらい読み返しました。 読後感はあんまりよくないです。。 あんまり強烈なので、人に薦めにくい本です。 林真理子もこういう類書いてましたね。

Posted byブクログ

2016/01/12

なかなか印象に残るタイトル。テンポよく進んで行くので読みやすかった。結末があまり好みでなかったので星3。

Posted byブクログ

2015/08/08

中盤までは料理の手法、料理に使われる素材など食に関する薀蓄が続き、料理好きにはたまらず、逆に早くミステリーの世界に浸りたい人には中だるみと感じ物足りないのではないかと思う。 "このミス"での大賞は最後のほうで畳み掛けるように一気に明らかになる顛末にあるのだろう...

中盤までは料理の手法、料理に使われる素材など食に関する薀蓄が続き、料理好きにはたまらず、逆に早くミステリーの世界に浸りたい人には中だるみと感じ物足りないのではないかと思う。 "このミス"での大賞は最後のほうで畳み掛けるように一気に明らかになる顛末にあるのだろう。 気分さえも悪くなるこの描写は人によっての好き嫌いがはっきり別れると思う。 女性、特に妊婦の方には嫌悪感を抱く人のほうが多いのでは?

Posted byブクログ

2015/04/08

もっと良いものを、もっと珍しいものを、もっと!もっと!の末の狂気 それを途中で気持ち悪くなるほどにリアルな表現で突き進んでいく… 軽妙なシーンで緩和されているけど、重いテーマ これが映像化されたら見るのに勇気がいるなぁ そして最後の一行まで気が抜けない怒涛の展開

Posted byブクログ

2015/03/23

恐ろしい本を読んでしまいました…。めくるめく美味の描写はこれまで読んだ作品の中でも輝くものがあり、これにミステリーとは何て面白そう♪なんてウキウキしながら読んでいたのは後半まで。まじか…いやいや…とページをめくる手が止まる終盤。これは読む人には相当な嫌悪感じゃないかと思います。禁...

恐ろしい本を読んでしまいました…。めくるめく美味の描写はこれまで読んだ作品の中でも輝くものがあり、これにミステリーとは何て面白そう♪なんてウキウキしながら読んでいたのは後半まで。まじか…いやいや…とページをめくる手が止まる終盤。これは読む人には相当な嫌悪感じゃないかと思います。禁断のパンダなんてタイトルと、どことなく不気味ながらも可愛い感じの表紙に騙されました。ラストもラスト。貴史(幸太だと最初思っていた。ミスリードに引っかかりました)が手を出したのは…正に禁断のパンダです。続編も借りてるんですけど、どうしましょうね…。ボトムレスもこんな感じだったなぁ。

Posted byブクログ

2015/03/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさかのカニバ オチがあんまりすっきりしない 捜査パートは修正入れられたらしいけどそれでも中だるみがすごかった

Posted byブクログ

2015/02/18

久しぶりにタイトル&ジャケ買いしましたあせあせ ミステリー大賞をとった作品の様ですが、ミステリーの要素よりも、グルメの描写がとてもいいです。 印象としてはグルメ75%、ミステリー25%です。 ただし、最後の数ページはかなりインパクトがあります。 まさかそこまで・・...

久しぶりにタイトル&ジャケ買いしましたあせあせ ミステリー大賞をとった作品の様ですが、ミステリーの要素よりも、グルメの描写がとてもいいです。 印象としてはグルメ75%、ミステリー25%です。 ただし、最後の数ページはかなりインパクトがあります。 まさかそこまで・・という事を躊躇無く書ききっています。 ミステリーというかパニック小説とでもいうか・・ レビューの星の数にとても困りました。 わたしは★3つかなぁ・・ 他の人の★の数が気になる本です。

Posted byブクログ