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先端で、さすわさされるわそらええわ の商品レビュー

3.5

52件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2009/10/07

再読。 なんとも女性で、わたしはそんな生々しさをいつも忘れている振りをしているんだけど でも結局は女性なんだからと、念を押されたみたいな。 読点が暫くない文章結構すきだなわたしは 縷縷綿綿。

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2009/10/04

小説なのかな・・・・? なんかよくわからないけど、ゆらゆら揺れてる感じが悪くない。 好きでもないけど、ちょっとクセになる。 乳と卵、私の男と同じ作者だったのか。 タイトル忘れたけど「私、イン歯〜」みたいな本も気になる。

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2009/10/04

ことばの置き換え方に魅力を感じる。 書かれているものが同じであっても、 その人のフィルターの通し方ひとつで違う。 自由で独特な言い回し、所々混じった関西弁。 詩のようでもあり映像のようでもあった。それもあたまが掻き回されるような。 するりとはなかなか読めなかったけれど、つっかか...

ことばの置き換え方に魅力を感じる。 書かれているものが同じであっても、 その人のフィルターの通し方ひとつで違う。 自由で独特な言い回し、所々混じった関西弁。 詩のようでもあり映像のようでもあった。それもあたまが掻き回されるような。 するりとはなかなか読めなかったけれど、つっかかりながらも最後までずるずると引き込まれた。 今まであまり文学では触れたことのない世界観に惹かれる。 歌い手の方でもあるというのは納得できる。 言葉のリズムが心地いい。 真夜中に読みたい本。 歌も聴いてみたいな。すき。

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2009/10/04

少女の色々が色々で大変だ!イン歯ーに引き続き読めばすさんだ生活も改まる、やんごとなきポエジー!やんぬるかなポエジー!

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2009/10/04

これで、今現在出版されている川上未映子作品はすべて読みました。 今作は今まで以上に、わけわからん状態なのが多かった。 川上未映子作品をすべて通しての感想は、 『Don't think, feel』 って言葉に尽きるように思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

言葉のリズム、チョイスが独特。 ゆげみたいに言葉が浮かんでそれを記したみたいなくせに巧妙かもと感じさせるセンスが素敵

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2011/08/01

ごめんなさい。読点の極端に少ない、だらだらと続く文章。まるでぼんやりしているときの思考過程のよう。次々と思い浮かぶままに話題がずれていく。一見無秩序に書かれている文章も、声に出して読むとその隠れてた意図が見える感じがしないでもないこともないわけではない。だらだらとした文章も七五調...

ごめんなさい。読点の極端に少ない、だらだらと続く文章。まるでぼんやりしているときの思考過程のよう。次々と思い浮かぶままに話題がずれていく。一見無秩序に書かれている文章も、声に出して読むとその隠れてた意図が見える感じがしないでもないこともないわけではない。だらだらとした文章も七五調になっていて目だけで読むよりも声に出す方が違和感は少ない。だけど だから一体なにが焦点なのかと言われると なんなんだろ。こういうもの としか 言えない。

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2009/10/04

こういうのはじめてで、すごい難しい!って思ったけど、楽しい!って思えた。 不思議な気持ちになって、川上未映子さまの世界観が欲しいって思った。

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2009/10/04

「卵」と書いて「らん」と読ませるのもこの人にとっては快感、芥川賞に繋がるこのふしだら文、嗚呼。「卵」「らん」「乱」「蘭」お隣の欧米か!人は、"egg!"の一言で済ませるこれも快感、あれも快感。さしつさされるあれもささって、これもさされて、ああいい気持ち。 ...

「卵」と書いて「らん」と読ませるのもこの人にとっては快感、芥川賞に繋がるこのふしだら文、嗚呼。「卵」「らん」「乱」「蘭」お隣の欧米か!人は、"egg!"の一言で済ませるこれも快感、あれも快感。さしつさされるあれもささって、これもさされて、ああいい気持ち。 大阪人必読の芥川賞前夜の傑作である。

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2009/10/07

「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」 「少女はおしっこの不安を爆破、心はあせるわ」 「ちょっきん、なー」 「彼女は四時の性交にうっとり、うっとりよ」 「象の目を焼いても焼いても」 「告白室の保存」 「夜の目硝子」 なんとも読書欲をそそられるタイトルたち! ...

「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」 「少女はおしっこの不安を爆破、心はあせるわ」 「ちょっきん、なー」 「彼女は四時の性交にうっとり、うっとりよ」 「象の目を焼いても焼いても」 「告白室の保存」 「夜の目硝子」 なんとも読書欲をそそられるタイトルたち! 相変わらず、句読点があったりなかったり、 おかげで息が詰まりそうになったりするも、 言葉と言葉との組み合わせが斬新で発見の連続、 うっとり、うっとりよ。 話を味わうよりも、言葉を味わう感覚でいつも。 新しい感覚との出会い。 一度読んだだけでは消化できないので、 何度も何度も読み直して噛み砕きたい。 とりあえず初めて読んだ段階では 「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」 「彼女は四時の性交にうっとり、うっとりよ」 がよかったなあ。 非常に女性女性した1冊。女汁全開です。 随所随所に、女性の感覚、あふるるのです。 きっと男性には書けないと思う。

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