先端で、さすわさされるわそらええわ の商品レビュー
文章表現の自由さを垣間見た感じ。でも理解不能。音読したら心地よかった。急に音読したら猫ビクッとしてた。猫ビクッ。
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2016/05/25 読み始めてから、 この文学のどこにどうして意味付けを見出せば良いのか全く分からずも手にしたからには読まなくては、の精神で読み進めたら、 完全に素敵でした。素晴らしいと感じた。 特に美しいのが「彼女は四時の性交にうっとり、うっとりよ」以降で、あんなにも性...
2016/05/25 読み始めてから、 この文学のどこにどうして意味付けを見出せば良いのか全く分からずも手にしたからには読まなくては、の精神で読み進めたら、 完全に素敵でした。素晴らしいと感じた。 特に美しいのが「彼女は四時の性交にうっとり、うっとりよ」以降で、あんなにも性交に執着した文学を彼女の中に持つのが圧倒的です。 著書名の「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」に表れているように性交が生の髄に生きている(彼女のなかで)のを感じます。 意味というか、つかみ取れる形がなくてもっと流動性のある動き、の素晴らしさを、書くことができるなんて! 他の著書も読んでみたいです。
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トンガってりゃー。 きもちっーよかったらー。 んー、ええんかい!? なんか、書き手の生理的な言葉の つながり、つながりが 僕にはほとんど、追いつけなくてー。 そりゃ、新鮮だったけど… 文字だけ追ってイメージが掴めきれませんでした。 乳の方はどうしよっかなぁー...
トンガってりゃー。 きもちっーよかったらー。 んー、ええんかい!? なんか、書き手の生理的な言葉の つながり、つながりが 僕にはほとんど、追いつけなくてー。 そりゃ、新鮮だったけど… 文字だけ追ってイメージが掴めきれませんでした。 乳の方はどうしよっかなぁー。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編。 しいたけを切ってるときに思い出した犬、夜で思い出した女子の先端、内臓のこと。 銭湯で出会った女の子とのやり取り。 髪の毛に手を入れられて手に卵が浮き出てきてちょっきん。 性交にうっとりする話。 図書館に火をつけて逃げる。 男の過去の女の存在を電話で責める女。 コンタクトデビュー。 正直、イン歯~のやつよりもはるかに解読不能っです。 ちょっきん、なー。が唯一、一応読めた話だったけど 手のひらにあらわれた卵を 鋏で突き刺してほじくるところが、グロい(涙) 短い話であったことが救い)^o^(
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例えば世界トップクラスのサッカー選手がドリブルで何人ものディフェンスを抜き去ってゴールを決めたり、 名ピアニストがリストの超絶技巧曲を易々と弾いて見せたり、 そういうのを見ると圧倒されてしまって、なんか逆に笑えてきたりすることがある。 そしてあんなふうにできたらきっと楽しいだろう...
例えば世界トップクラスのサッカー選手がドリブルで何人ものディフェンスを抜き去ってゴールを決めたり、 名ピアニストがリストの超絶技巧曲を易々と弾いて見せたり、 そういうのを見ると圧倒されてしまって、なんか逆に笑えてきたりすることがある。 そしてあんなふうにできたらきっと楽しいだろうな、と思ったりするのだ。 そういう、誰にもできないことをいとも容易げに、然も楽しげにやってしまえることを、才能とかプロとかいうんじゃないだろうか。 こんなふうに自由自在に言葉を書き連ねることができたなら、きっと楽しいのだろうか。それとも苦しいのだろうか。
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詩の苦手なワシが現代詩に挑戦。最初の二編は理解/共感が追いつかず、性差ゆえかとすら思うが、後半の「象の目~」「告白室~」は腑に落ちた。ワシの認識における抽象か具象かの差なのかも…等の思考が進むのは詩の面白い処かも。
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実質的な未映子の処女でもないのに書いた処女作を改めて読む。 この女性であるが故の肉体と哲学、そして面倒くささが後の「私率〜」を経て芥川賞「乳と卵」で鮮烈にデビューすることに繋がって行くきっかけとなるのは言うまでもない。 まぁね、ぶっちゃけ言えばあのルックスでこの内容を書けば話題に...
実質的な未映子の処女でもないのに書いた処女作を改めて読む。 この女性であるが故の肉体と哲学、そして面倒くささが後の「私率〜」を経て芥川賞「乳と卵」で鮮烈にデビューすることに繋がって行くきっかけとなるのは言うまでもない。 まぁね、ぶっちゃけ言えばあのルックスでこの内容を書けば話題になるのは間違いないのだろうしウケ狙いと取られても仕方ないのだろうがそれでもこの感性はきっとわかる人にはわかってもらえたのだろうと思うよ。 それが証拠に後半3作その実力をシュールに表せているもの…なかでも「象の目を焼いても焼いても」は好きだなぁ。「図書館は象の目」と言い切るカオスを是非とも味わっていただきたい
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川上未映子ワールド。生活臭のする性癖。妄想癖の暴走っぷり。好き嫌いあるだろうけれど、一部を読んですぐに「これは川上未映子さんの文章だ」と判るのは、やっぱり稀有な才能だと思う。
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独特の切れ目がどこにあるのかわからないような文体で、意味がわからないような、なんとなくわかるような… でも、書き手の脳が自分の脳であるかのような不思議な感覚になり、それがおもしろいと感じました。
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これは詩なのだろうか、それともエッセイ。 読点抜きで倒置法多用の関西弁のことばの奔流。自己視点の皮膚感覚のようなものが多く、理解しようと努力するものなのか、それとも吐き出される言葉を眺めるものなのか。
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