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銀河英雄伝説(6) の商品レビュー

4.3

38件のお客様レビュー

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2023/10/24

現実は決してハッピーエンドなどでは終わらないし,人という生き物は決して争いを止めることができない.史学的,文化人類学的側面から,人とは何かを突き詰めることが本作の目的なのだとすると,恐らく登場人物達が死滅するカタルシスとカタストロフィが容易に想像される….

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2023/05/25

SF脳ってあると思うんですよね SF初心者のひとやあまり読み慣れていないひとが小難しいSFを途中下車してしまったときに、SF有識者の諸先生方が仰る 「あ〜、そこ超えると面白くなるんだけどな〜」 の"そこ"を超えるための能力というか理解力というか、そういう脳で...

SF脳ってあると思うんですよね SF初心者のひとやあまり読み慣れていないひとが小難しいSFを途中下車してしまったときに、SF有識者の諸先生方が仰る 「あ〜、そこ超えると面白くなるんだけどな〜」 の"そこ"を超えるための能力というか理解力というか、そういう脳です SF的な思考力であったり、単にSF知識であったりですな まぁ、有識者には程遠い私などは「そこってどこやねん!具体的に言えや!」と思うんですが、実はSF脳を持っていなくても”そこ”を乗り越える簡単な方法があるんです 特別にお教えしますね それは… フルしかとです( ̄ー ̄) 全部無視、小難しいSF用語はまだ習ってない漢字の如く読み飛ばしましょう 大丈夫です結局物語の面白さってそこじゃないですから そういうのを取り去っても残っているものが本物ですから え?だったらSF読む必要ないだろうって? しまったバレた(ノ∀`)アチャー しかしそもそも銀英伝はSF脳を一切必要としないSFであります それがこの爆発的人気をもたらしてるんですよね ほら見ろ、SF脳に頼らなくたって面白いSFは書けるんだ (相変わらず中身に言及しないレビューはもはや確信犯)

Posted byブクログ

2023/04/30

第二章の始まり。 戦いを求めるラインハルト。 期せずして戦場に戻るヤン。 そしてロイエンタールの運命の歯車も少しずつ、ゆっくりと動き始める。

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2022/03/04

 バーラトの和約以降、登場人物たちのそれぞれの思惑と、それが交差することで予想外の展開に…。思ったようにならないよねえ。それを歴史的視点から書かれているのもこの小説の楽しみの一つ。  どっちかというとスピンオフ的なエピソードを重ねていることで、登場人物を改めて描き出している巻でも...

 バーラトの和約以降、登場人物たちのそれぞれの思惑と、それが交差することで予想外の展開に…。思ったようにならないよねえ。それを歴史的視点から書かれているのもこの小説の楽しみの一つ。  どっちかというとスピンオフ的なエピソードを重ねていることで、登場人物を改めて描き出している巻でもあると思う。

Posted byブクログ

2021/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前巻で一応の決着をみた同盟と帝国。いったんは平和が訪れたと思いきや、新たな火種も.... ヤン・ウェンリーが色々な思惑が交錯するなかで様々な勢力に振り回されまくる本巻 相変わらず次巻も先が読めず楽しみです

Posted byブクログ

2021/07/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

折角平穏に隠遁できるのかと思われたヤンだが 結局は動乱に巻き込まれてしまう。 サブタイトルの飛翔から予想した内容とは異なるものの どうした意図だったのかと考えつつ 物語を反芻するのも面白い。

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2021/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前巻で、帝国は同盟を打ち破り首都ハイネセンを占領。銀河は、銀河帝国ローエングラム王朝によって統一された。 皇帝となり統治政策を進めるラインハルト、退役後に副官であったフレデリカと結婚して余生を過ごすヤン、それぞれが統一後の平穏な時間を過ごしていた。 しかし、平穏な時間も一時のもの。「地球教団」の暗躍によって引き起こされた皇帝ラインハルト暗殺未遂事件と、報復のために地球へ派遣される帝国軍艦隊。同盟駐在高等弁務官レンネンカンプのヤンに対する過度な疑心から起こされた、ヤンと彼の元側近らに対する謀略。銀河は再び動乱へと誘われる――――。 これまでは、「同盟を打ち破り銀河を統一する」という共通目標があり、反目しながらも足並みを揃えていた帝国軍幹部だが、この大きな目標が達成されてしまったことにより、幹部同士の軋轢が顕著になってきている印象。同盟側では、ヤンが首都ハイネセンを出奔し、かつての部下らが率いる"叛乱部隊"と合流。次なる動乱を迎える銀河で、「地球教団」はどのような陰謀を企てようとするのか。今後の展開が読めそうで読めない。続きが楽しみである。

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2020/12/01

5巻で勢力図に大きな変化があった状況からしばらくは落ち着いた様子が描かれつつその中での何かが張り詰めていくのかと思いきや、わりとすぐに緊張の意図は切れてヤンは再び「飛翔」することに。伏線と歴史描写としての語り口が多く混沌とした未来を予感させる巻でした。

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2019/10/29

内容(「BOOK」データベースより) 今や至尊の冠を戴く存在となったラインハルトを襲う暗殺事件。各処で暗躍する“地球教団”の差し金と知り、ラインハルトは彼らの聖地たる地球に軍を派遣する。一方、悠々自適の退役生活を楽しむヤンも、己の周囲に監視網が巡らされていることに気づく。やがてあ...

内容(「BOOK」データベースより) 今や至尊の冠を戴く存在となったラインハルトを襲う暗殺事件。各処で暗躍する“地球教団”の差し金と知り、ラインハルトは彼らの聖地たる地球に軍を派遣する。一方、悠々自適の退役生活を楽しむヤンも、己の周囲に監視網が巡らされていることに気づく。やがてある日、彼の元を黒服に身を包んだ男たちが訪れた。一度は平穏の時を迎えた銀河は、再び動乱に呑まれようとしていた。

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2019/06/22

地球教団による皇帝暗殺未遂事件発生、地球への艦隊派遣。ヤン一派のハイネセンからの脱出。 次なる舞台が始まる。

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