夢の守り人 の商品レビュー

上橋菜穂子【著】

2025/01/29

ほんと、サクサク読めるし面白いんだけども、、
序章から展開がほぼ分かっちゃうし、「結末がどうなるか、次のページの展開がどうなるか予想がつかないまま読む」の要素があんまりないから読後感が十二国記よりも薄いのかな？
星読博士まわりが一番面白いかな

2025/01/13

全2作が表と裏といった対局的な物語であるとすれば、本作は書くキャラクターが一皮むけた成長を見せ、物語に深みを加えていると感じる。
その成長を夢、あるいは花という装置を使ってうまく物語化されていると思った。
守り人シリーズらしいいい作品だなと思います。

2024/12/28

シリーズ３作目、呪術師組の絡む過去の話。
ああなればよかったのに、こうならよかったのに…人の過去、心に沈む闇の話、夢に囚われた話。
明確な悪者（敵）がおらず、向かい合うべくは夢見た未来に囚われた人の心。
闇落ちする導線が悲しい。

2024/11/14

この3部作は、何となしの繋がりがあって
続きとして読めてことがよかった
夢の世界の話が長くて
話についていけないところもあった
あと最後にチャグムやシュガとの関係性が
深まるような流れがあれば
読了感が増したのに
調べたら、10巻あるんだ。ほへー楽しみ

ともかく、面白いファンタジーを描ける人は天才

2024/10/26

骨組みがあるのに夢のような馨しい匂いが香る、第3巻

タンダという男が好きなのでタンダ目線が多いこの巻は非常に好きだし、1巻や2巻とも別の表情を見せてくれる、守り人シリーズの底力にわくわくする

異世界の話だけど私たちの世界とも繋がるから、物語は面白い。異国からのエールを受け取った

2024/09/19

1年4ヶ月ぶりの守り人シリーズ！
バルサ、タンダ、チャグムが本当の親子のようで微笑ましい…！
上橋さんの小説あんなに好きだったのに…途中文体に馴染めず（泣）

2024/08/31

守り人シリーズ3冊目。
面白かった。トロガイの過去が語られ、タンダとバルサの切ない関係にもハラハラする展開。
一気読みした。

2024/08/19

シリーズ3作目。
今度は、夢の中の世界が舞台です。
幻想的なファンタジーでした。
人間の欲望、苦しみ、夢。
深い深い物語です。

2024/08/13

守人シリーズ第3作
タンダもチャグムも夢の世界に捕らわれてしまう。
シリーズ中で最もファンタジー的な編だ。

2024/08/11

バルサとチャグム、バルサの過去、ときてトロガイ師とタンダ中心の話
タンダ…なんて優しい男なんだ…

ユグノの飄々とした得体の知れなさが気持ち悪かったので最後に年相応になって良かった笑
チャグムの成長や精霊に出てきた人たちのその後が知れたのが嬉しい
歌と風によって、花や人が生かされる反面死にも誘われる表裏一体はナユグの描写にも繋がりこの世界の複雑さを感じる