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余命1ケ月の花嫁 の商品レビュー

4.1

163件のお客様レビュー

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    59

  2. 4つ

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2023/11/06

みなさんに明日が来ることは奇跡です。 それを知っているだけで日常は幸せなことだらけであふれています。 同じ状況になった場合想像を絶するが、この作品を読み改めて日々のあらゆる事柄に感謝して過そうと思った。癌の治療の辛さなども伝わる1冊だった。

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2022/09/09

あとがきに書いていたけれど、彼女が存命中に彼女のドキュメンタリーの放送がされて、彼女がそれを視聴し、世の中からの反響を知ったら、どのような反応をしただろうか。 「明日があることが奇跡」であり、今を懸命に生きなければいけないと思わされる一冊でした。

Posted byブクログ

2022/03/06

健康で毎日不自由なく生きている奇跡、自分を支えてくれる周りへの感謝を忘れてはいけないと深く考えさせられた。また、生きたくても生きられない人がいる中、目標もなく日々ダラダラと過ごす自分の生き方を変えなくてはと思わされた。 ドキュメンタリーも拝見させていただいたが、辛い闘病生活の中で...

健康で毎日不自由なく生きている奇跡、自分を支えてくれる周りへの感謝を忘れてはいけないと深く考えさせられた。また、生きたくても生きられない人がいる中、目標もなく日々ダラダラと過ごす自分の生き方を変えなくてはと思わされた。 ドキュメンタリーも拝見させていただいたが、辛い闘病生活の中で周りへの感謝、気遣い、思いやり、笑顔を忘れない千恵さんは素晴らしいと思うと同時に、芯の強い心優しい女性だったのだなと感じた。周りにあんなに大切にされ、愛される理由がとてもよくわかった。千恵さんを支える家族、恋人、友人も本当に辛かったと思う。自分が家族、恋人、友人の立場だったらあそこまで気丈には振る舞えないと思う。 改めて乳がん検診の大切さを感じたし、周りにも受診を啓蒙していこうと強く感じた。  なお、本はテレビドキュメンタリーの書き起こし味が強く、もう少し病状や入院の経緯、再発までの日々、太郎さんと過ごした日常など客観的な事実描写や、千恵さんや千恵さんを支える周囲の方々の心理描写があるとより厚みが増したと思う。

Posted byブクログ

2021/02/05

『明日が来るのは奇跡。』 あたしにとって明日は当然で、奇跡だなんて考えたことがなかった。 明日が来るってことはその分あたしにできることの可能性が広がるんやなぁと改めて実感した。 某東野作品の『明日だけが未来じゃない』という言葉にもいろいろ考えさせられたけど、この言葉にもこれ...

『明日が来るのは奇跡。』 あたしにとって明日は当然で、奇跡だなんて考えたことがなかった。 明日が来るってことはその分あたしにできることの可能性が広がるんやなぁと改めて実感した。 某東野作品の『明日だけが未来じゃない』という言葉にもいろいろ考えさせられたけど、この言葉にもこれからいろいろ考えさせられそうな予感。

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2019/11/10

話は聞いたことがあったけど、読んだのは初めて。 胸が潰れそう。 たろちゃんや家族、友達の愛が凄い。 何よりも千恵さんが頑張った。

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2018/10/28

2016年62冊目 9年前の本でTVに放映された話です。 23歳にして乳がん。左乳房全摘出手術をうけるもガン再発。 その短い人生の中で支えた友人、彼氏、父親、おばさん 周りの人の愛と千恵さんの前向きな人生に感動。 涙なくして読めませんでした。 ブログにも感想をアップしました。...

2016年62冊目 9年前の本でTVに放映された話です。 23歳にして乳がん。左乳房全摘出手術をうけるもガン再発。 その短い人生の中で支えた友人、彼氏、父親、おばさん 周りの人の愛と千恵さんの前向きな人生に感動。 涙なくして読めませんでした。 ブログにも感想をアップしました。 http://hnakaji.net/archives/688

Posted byブクログ

2018/10/08

明日が来ることは奇跡。 ほんとそうだよね。 でも、日常をそういう気持ちで過ごせてないね。 こういうの読むとき、死ぬ側じゃなくて、失う側の方に感情移入しちゃう。

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2017/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

5月公開の映画のPVをレジ前で流していたのがべらぼうに良かったので、どうにも気になって買ってしまった。 そもそも実話だから、星いくつとかつけるものじゃないんだけど…。 勝手に思い込んでた私が悪いんだけど、2人が実は出会って1年半も経っていなかったこと。千恵さんと太郎さんが付き合いだしてすぐ同棲し始めたこと。写真の千恵さんがやたらとギャルっぽいことが私から涙を奪ったね。 けど自分が病気だとわかってからも、これだけ笑顔で周りにあたらずいられる強さは本当すごいと思う。私なら誰とも会いたくないもん。

Posted byブクログ

2016/08/29

23歳という若さで乳ガンを発症し、24歳で亡くなった長島千恵さんを取材したTBSの記者が書いた、「いのち」について考えさせられるノンフィクション。 千恵さんの乳ガンが発覚したのは、23歳のときだった。 胸にしこりがあることは気づいていたけど、乳腺炎なんかだと軽く考えていて、病院...

23歳という若さで乳ガンを発症し、24歳で亡くなった長島千恵さんを取材したTBSの記者が書いた、「いのち」について考えさせられるノンフィクション。 千恵さんの乳ガンが発覚したのは、23歳のときだった。 胸にしこりがあることは気づいていたけど、乳腺炎なんかだと軽く考えていて、病院で検査したときガンは7cmの大きさにまで膨らんでいた。 そんなとき、後にガンと共に闘い、千恵さんや家族から本当の家族のように頼りにされることとなる太郎さんと出会う。 千恵さんのガンは、抗がん剤で一旦は治ったかのように見えたが、たった2ヶ月で再発、その後の治療は、手の施しようもなくなり、緩和ケアに近いものになっていく。 千恵さんの体調は日によって異なり、一日の中でもさっきまでニコニコしていたのに急変してしまうような不安定なものになっていった。そのころ、医師から家族への説明のなか、「月単位で考えてください。」と余命を宣告される。月単位とは、一定の期間をさすものではなく、あと数週間というほど短くもないが、あと数年とあほど長くもないというようなあいまいな表現。 さらにその一週間後には、「急変の可能性あり。予後は週単位。」と宣告されてしまう。この場合の「予後」とは、「余命」のことで、週単位とは、あと数日の命というほど短くもないが、あと数ヵ月というほど長くもない。というもの。 事実上の余命宣告を受けた家族は、千恵さんに伝えるかどうか迷いに迷うが、結局本人には余命を伝えないという決断をする。 そんな限られた時間、千恵さんのやりたかったこと、したいことを全部叶えてあげようと家族や友人が行動を起こす中で、この本の出版のきっかけとなる取材依頼やウェディングドレスを着て撮影したいという希望にサプライズとして、結婚式のようなイベントが行われる。 予後週単位の宣告を受けてから1ヶ月と3日後、千恵さんは静かに亡くなる。 この本を読んで「命の大切さ」という月並みな言葉で表現することが失礼なほど、今普通に、幸せに生きていることへの感謝が沸いてきた。いくら人間の寿命から考えて、まだ若いとは言っても病気になる人は少なからずいて、交通事故や事件で突然命を失ってしまう人だって少なくない。自分の命、大切な人の命が今のまま長く続いてほしいことは当たり前だけど、それが当たり前のことではなく、奇跡的なことなんだと認識して、日々の中の些細なことにも幸せを感じられるような生き方をしていこうと強く感じた。

Posted byブクログ

2016/06/20

小林麻央が進行性ガンと噂される中、読んでみた。 内容は簡単に言うと、乳がんは乗り越えたけど、その後の転移したガンは食い止められずに亡くなった女性の話。 本の後半は最後の1ヶ月、つまり「(治療を諦めた)余命1ヶ月のできごと」なんだけど、自分はそれ以前のガン告知から入院・治療、そし...

小林麻央が進行性ガンと噂される中、読んでみた。 内容は簡単に言うと、乳がんは乗り越えたけど、その後の転移したガンは食い止められずに亡くなった女性の話。 本の後半は最後の1ヶ月、つまり「(治療を諦めた)余命1ヶ月のできごと」なんだけど、自分はそれ以前のガン告知から入院・治療、そして再発の部分が非常に気になった。 月並みな表現ですが、ガンは受け入れるのも治療するのも、そして家族も(恋人も)大変だと感じた。 何より再発危険性があるのが一番恐ろしい。

Posted byブクログ