変人力 の商品レビュー
チェンジリーダーは現場力、戦略力、変人力の3要素が必須。企業再生で人を動かすのは魂と魂ぶつかり合い。一番の報酬は社員の生き生きと働く姿を見る事等、学ぶことが多い本であった。
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変人力―人と組織を動かす次世代型リーダーの条件。樋口泰行先生の著書。日本は普通であることが何よりも評価されて重視されて、変人や奇人というのはどこか負のイメージがある言葉。でも、変人や奇人というのはむしろ個性的で何かを変える力を持っているということ。誰もが変人力、奇人力を身につけな...
変人力―人と組織を動かす次世代型リーダーの条件。樋口泰行先生の著書。日本は普通であることが何よりも評価されて重視されて、変人や奇人というのはどこか負のイメージがある言葉。でも、変人や奇人というのはむしろ個性的で何かを変える力を持っているということ。誰もが変人力、奇人力を身につけないといけない。
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2019年3月25日読了。日本マイクロソフト前社長の樋口氏が、前任のダイエー社長時代の再生に向けた奮闘とそれを可能にした現場力・戦略力そして「変人力」について説く本。ダメダメ日本企業の象徴の様なダイエーに入り、取引先からも現場からもダメ出しされ国や銀行からも口出しされる中、やり遂...
2019年3月25日読了。日本マイクロソフト前社長の樋口氏が、前任のダイエー社長時代の再生に向けた奮闘とそれを可能にした現場力・戦略力そして「変人力」について説く本。ダメダメ日本企業の象徴の様なダイエーに入り、取引先からも現場からもダメ出しされ国や銀行からも口出しされる中、やり遂げるには行儀の良い理論や技術ではなく「なりふり構わない馬力」「とにかく人の話を聞く、という姿勢」が大事、という発言には重みがある。誰もやりたくない企業再生の社長を引き受ける時点ですでに「変人であろう」という覚悟があったのだろうが。「いいひと」であり続けるだけでは困難な局面で物事をやり遂げることはできないものなのか…。
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現MS日本社長の、ダイエー再生の七転八倒の記録。面白くて役に立つ。現社員への配慮からか相当筆を抑えているが、それでも当時のダイエーの腐り具合が仄かに薫ってくる。こういう主体的コミットメントの記録が清々しいのは、ご立派な批評的言辞に飽々しているからだろう。
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日本HPの社長を辞めてどうしてダイエーに移ったか、そしてダイエーで何をして何故去ったか、についてをまとめつつ、リーダーについて語る。やっぱりダイヤモンド社は上手だなぁと思う一冊でした。 ダイエーで彼が残した業績についてはいろんな議論があるわけですが、これまでの経営者たちとはまった...
日本HPの社長を辞めてどうしてダイエーに移ったか、そしてダイエーで何をして何故去ったか、についてをまとめつつ、リーダーについて語る。やっぱりダイヤモンド社は上手だなぁと思う一冊でした。 ダイエーで彼が残した業績についてはいろんな議論があるわけですが、これまでの経営者たちとはまったく違ったアプローチで、しかも異業種からここまでよくやったな、というのは第三者視点でもよくわかります。 ただどんな理由であれ引き受けたなら1年半で去っちゃまずいよね、と。多分に政治的ないろいろがあったんでしょうが…
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社員からトップが見える会社というのは、一体感が生まれ、社員のモチベーションアップにも繋がる。 私が以前所属していた職場では事業部長が遠い存在で、数ヶ月に一回行われる合同朝会等でお顔を拝見することがあっても、拠点が離れているためにスクリーン越しとなり、資料のプレゼンになるとお顔は...
社員からトップが見える会社というのは、一体感が生まれ、社員のモチベーションアップにも繋がる。 私が以前所属していた職場では事業部長が遠い存在で、数ヶ月に一回行われる合同朝会等でお顔を拝見することがあっても、拠点が離れているためにスクリーン越しとなり、資料のプレゼンになるとお顔は見えなくなる。いつもどのようなことを考えておられるのか、どのような仕事をしておられるのか全く分からなかった。ただ、決してそのことが自分の仕事に悪影響を及ぼしていたわけではない。 その後、職場異動を経験し、新しい職場では、事業部長のスケジュールが全体に公開されていたり、一部の会議では、事業部長を含む経営幹部だけでなく、一般の社員も参加可能となっていることに新鮮な驚きを感じた。会議の場では、事業部長がどのような指摘をされるか、普段どのようなことを考えておられるかなど、直接聞くことができる。たとえお話する機会はなくても、事業部長という存在がとても近いものに感じられ、現場の一体感や社員のモチベーションアップに繋がるところがあると思う。 樋口さんがダイエー社長就任後、全国263店舗の店長・支配人に電話をかけたとされるエピソードは、そういった一体感の創出に大きく役立ったのではないかと感じる。まさしても、樋口さんの実直さが現れるエピソードだ。 そのほか、ダイエーでの様々な取り組みの紹介の中で、樋口さんの熱い思いが伝わってきた。 「日本企業で純粋培養されてきた人材は、考え方や動き方がいつの間にか「社内の論理」に染まってしまう。」という一文を読んで、頭が痛い。別に転職を勧めておられるわけではないが、いろんな経験をし、多面的な視点を持つことの重要性を説いておられる。私も心しておかないと。
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前著『「愚直」論』がかなり心に響いたので こちらも読破。 期待通りの熱い内容だった。 この人、経歴だけみると 超スマートなエリート街道突っ走ってるけど、 文章から滲み出る人柄は、 ただひたすらに泥臭い。 そんな、頭でっかちではなく、 ”熱さ”や”泥臭さ”、”...
前著『「愚直」論』がかなり心に響いたので こちらも読破。 期待通りの熱い内容だった。 この人、経歴だけみると 超スマートなエリート街道突っ走ってるけど、 文章から滲み出る人柄は、 ただひたすらに泥臭い。 そんな、頭でっかちではなく、 ”熱さ”や”泥臭さ”、”愚直さ”をあわせ持つところに とても惹かれる。 前著と併せておすすめの一冊。
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日本HPからダイエーの社長に転身。最近はマイクロソフトのCOOになった著者。前作の『愚直論』に引き続き読んでみた。 変革を必要とされる企業では強力なリーダーシップを発揮し、人からおかしいと思われたり孤立したり(ここが「変人力」というタイトルの所以)しても己の信じる道を突き進むと...
日本HPからダイエーの社長に転身。最近はマイクロソフトのCOOになった著者。前作の『愚直論』に引き続き読んでみた。 変革を必要とされる企業では強力なリーダーシップを発揮し、人からおかしいと思われたり孤立したり(ここが「変人力」というタイトルの所以)しても己の信じる道を突き進むという資質が必要であるというのが著者の考えで、まさにそれは変革すべきダイエーの経営で必要な資質であった。 今までの日本企業は調整能力に長けた経営者が重視される傾向にあった。現代におけるグローバル競争、マーケットの急激な変化、経営戦略におけるM&Aやアライアンスの活用という企業経営のスピード感の上昇を考えるとどの企業でも調整型より変革が予期されているように思われる。その中で著者の言うような「変人力」で変革をドライブする力が必要になってくるのであり、このような経験が重視されるようになるのであろう。今後の日本の企業経営のあるべき姿を考えるきっかけになった。 詳しくは触れられていないが、著者自身はダイエー社長を辞任することは、まだ道半ばという感じで相当残念な思いがあったのだろうと推測される。
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全身全霊で改革に取り組む。一人でも多くの社員を幸せにする。それが自分の成長につながる・・・。 渦中の栗を拾ったワケに納得です。
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なにが基本なのか 見方が変われば 違うのは共感した、 自分が今 何をすべきなのかを 考え、相談(結果的には一方的な報告になることになる)して 事をすすめるのは、一般的には難しいと感じる。
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