乳房とサルトル の商品レビュー

鹿島茂【著】

2014/02/02

いわゆるくだらないことから真面目なことまで「何故？」と考えることの楽しさを教えてくれる本。
単なる身勝手な妄想ではなく、それを検証するためくまなく調べているあたりが素晴らしい。
筆者のこのような熱意はかっこいい。

2015/03/18

ひとつ目の作品 巨乳vs小乳
鹿島茂さんはこの本がはじめです。いろいろな単語や事柄に興味を持ち、緻密に調べてエッセーにするというすごい力を感じます。
ひとつ目の作品 巨乳vs小乳 を立ち読みし、面白いエッチ本だと思って読み始めましたが、この本にはエッチさが抜けても読みたくなる面白さがありました。
エッチ部を読んでのワタシの考察。
オスの目や鼻(視覚や嗅覚)の高さに女性器の高さがなく、その部分のフェロモンを直接感じることができないのは、直立歩行する人間だけでは無かろうか？

2011/08/10

著者の豊富な知識で巨乳ブームやフランス人がキス好きな理由など、様々な事柄に言及した本。
論のもって行きかたが少々強引に感じるものもあったが、読み物としては面白かった

2009/10/07

タイトルは意味不明だけども，中身を読めば少しなっとく。

ちょいちょいエロネタを仕込んでいるけども，それはもしかしたら読者を引きつけるためのテクニックなのかもしれないなと思う。
ひっじょうに，小さくて僕にとったらどーでもいいようなことをかなり深く真剣に考察しています。

ただ，ヨーロッパ関係の記述は，僕に教養が足りないせいで，ちょっとよくわからなかった・・・。

個人的には，内容よりも，こういった些細な取るに足らないことでも真剣に考える姿勢が大事なんだということが勉強になりました。