救いの協力者聖母マリア の商品レビュー
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聖母マリアのカトリックとしての位置づけを理解したく購入。マリアは他の聖人と同じく神の被造物であり人間であるが、彼女だけが直接的にキリストの贖罪行為に参与した。マリアに対する崇敬は、聖人たちの一般崇敬よりも遥かに高いレベルにある。マリアは来るべき神を心より望んでおり、大きな受容をもって無原罪となる。マリアの主観的贖いは他の聖人を超えた深さに達しており、キリスト者共同体の全般的生命をやどす母体、贖われた共同体である教会の典型である。彼女の恩恵とは、贖われた状態の高潮を指す。マリアの彼女の子供(イエス)に対する態度は、アブラハムの犠牲の態度に似ているが、捧げものをおさえる天使は現れなかった。この母親の犠牲的無条件の信仰と愛によって、新しい神の民の母となった。 その他「ヨセフと婚約した娘であったが夫婦関係はなかったと推察される」「民間伝承をただちに棄却せず、人間的表現への真の理解に進むことが必要」「ロザリオの祈りは、心が弱り不安定なとき、ふさわしい祈りである」
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