のぼうの城 の商品レビュー
一言では、言い難い。とにかく非の打ち所がない、とはこのこと。 個人的嗜好もあるでしょうが、私は盲目的に崇めてしまいそうです。 私は批判好きなので、一つや二つ、好みじゃないところがあるものですが、どんな作品にも。 けれどこの作品については私の好みと、全ての場面で合致していて気味が悪...
一言では、言い難い。とにかく非の打ち所がない、とはこのこと。 個人的嗜好もあるでしょうが、私は盲目的に崇めてしまいそうです。 私は批判好きなので、一つや二つ、好みじゃないところがあるものですが、どんな作品にも。 けれどこの作品については私の好みと、全ての場面で合致していて気味が悪いほどだった。 とにかく活字嫌いの私が、するっと読み終えてしまったことから、 誰にでも進めたい作品であるわけなんですが 歴史的事実をフィクションで書き起こしたものなので、私のように戦国時代の知識の無いまま 読み進めると、最後の最後まであっさり騙されてしまいます。 今すぐには上手く書けないので、またコメント編集に来よう。
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豊臣秀吉が目指した天下統一へ最後まで抵抗した北条氏。その北条氏に従い忍城を守っていた成田家。父が倒れてしまったために急遽城を守ることになってしまった成田長親は領民から不器用で背が高いことから「のぼう様」と呼ばれていた。北条氏を見限り豊臣方へ寝返えることを決めていた成田家であったが...
豊臣秀吉が目指した天下統一へ最後まで抵抗した北条氏。その北条氏に従い忍城を守っていた成田家。父が倒れてしまったために急遽城を守ることになってしまった成田長親は領民から不器用で背が高いことから「のぼう様」と呼ばれていた。北条氏を見限り豊臣方へ寝返えることを決めていた成田家であったが、訪れた使者に対して長親が放った意外な発言によって事態は急変して・・・物語が進むにつれて見えてくる長親の意外な一面と、個性豊かな成田家臣団と後に天下分け目の戦いの大将となる石田三成との対決に注目。(2007.12.28)
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とってもユルィ戦国史小説。 新しいヒーロー(なのか?)誕生。 知も武も才もナイ主人公。 映画化の配役考えちゃうのとか楽しいナァ。
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初めて読んだ時代小説。漢字が多く、もとより読むのが遅いのに余計遅くなった(笑)しかしデビュー作とは思えないくらい、凄い。歴史に疎い人にも分かるように、親切にも作中で解説してくれているので、時代小説としてはかなり読みやすいのではないだろうか。普通の時代小説、例えば池波正太郎なんかは...
初めて読んだ時代小説。漢字が多く、もとより読むのが遅いのに余計遅くなった(笑)しかしデビュー作とは思えないくらい、凄い。歴史に疎い人にも分かるように、親切にも作中で解説してくれているので、時代小説としてはかなり読みやすいのではないだろうか。普通の時代小説、例えば池波正太郎なんかは、その歴史や物事(単語名など)を知っていること前提で話が進むらしいので、入門編としてこの本を読むのはいいかもしれない。物語の最後、三成から賛辞をもらい感無量とまでに応える忍城の人達に共感してしまい、思わず泣きそうになった。あと、姫がいい。恋が叶わないあたりが、何かジンとした。
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