僕のアルバム の商品レビュー

植田正治

2014/09/18

好きなものしか撮らない夫のモデルとなり…って、もうそれだけでグッと来る。「パパとママと子供たち」がいい。いつかうちも砂丘で植田調の家族写真を撮ってみようと心に決めた。

2012/10/03

植田正治の没後見つかったネガ群から発掘・編集された、写真家のプライベートな作品集。
とにかく、女学校を卒業して即結婚・式当日までお互いの顔すら知らなかったという嫁が初々しくて超可愛い！ザ・新妻！

2012/08/30

植田正治は本当に美しい写真を撮る。
奥様や子ども達、家族を本当に愛していたんだなあ。
私の好きな奥様の袖を両側から子ども達が引っ張っている写真も掲載されている。

2011/04/06

もともと植田正治さんが好きで、
たまたま立ち寄った本屋でみつけた一冊。
植田正治さんから見た奥さんの一冊。
直接的ていうより、
間接的？なほわほわした愛情が滲みでてる、
すごくすてきな一冊です。

2010/07/13

結婚するまで顔も知らなかった奥さんとの間に育まれた物語を、写真を見ながら色々と思い巡らせてみたくなる。それにしても素朴な顔立ちで美しい人だ

2010/06/11

この写真集見てると泣きそうになるんですよ。
普段展示とか見に行っても物販って滅多に買わないのだけれど、思わず買ってしまった。
何気ない静物写真（絵画を見ているような気分になる）、ノンフィクションの写真、フィクションの写真、フィクションとノンフィクションの中間の写真、どの写真を見ても素敵でよく撮れてるなぁって思う。

2009/10/04

結婚式当日まで顔さえ見たことのない人の家へ嫁ぐのがあたりまえという時代・・・

夫となった植田正治は中学生の頃からカメラに夢中で

家業の写真館を妻に任せ、撮影に全国を飛び回ることもしばしば

そんな妻や子どもたちを被写体とした、未発表の写真ばかりを集めた写真集。

まったく古さを感じさせない写真たち
モデルとなっている妻の顔立ちが特にそうさせているというのもあるし、
アングルが本当に戦前戦後か！？と思いたくなる

素敵な素敵な写真集です。

2009/10/04

これは正直とても期待してただけに、本屋で立ち読みしたときがっくりした写真集。なんというか、内容（写真の枚数とか）のうすさを感じてしまった。なんで今のところ自分で買う予定はなかったが、ダカフェ日記と同じ理由で手に入れる。
でも、なんか、すごい…　じっくり読むと、ちがうなあ　ちがったな。予想外によかったです。そんでもって自分はもーーーのすごい植田さんすきなんだな、ってことに気付いた。王道だけど、砂丘での写真。すんばらしいです。ほんと。やばい。
瞼を押したときに広がる眼界の宇宙と、テキスタイル、それに頭や神経が吸い込まれる感じと似ている。頭がまっしろになって、からっぽになって、見詰め続けてしまった。
ということはこの写真集自体がとてもよい、というよりか、砂丘写真がとてもすきだ、ってことなのかな。とも思える。ウーン　微妙な気持ちになった。けど、まあいいや。妻写真がとてもすきなので、よろしい。（080512）

2009/10/07

砂漠の砂の上に普通の人々が群像で佇む植田正治の写真はあまりにも有名。このアルバムは死後残されていたネガを発掘したものだそうだ。お互いに顔も知らずに結婚した妻は、写真館の仕事の合間に彼のモデルになる。まだ幼な顔の少女のような初々しさ。当時の着物姿はなんとたおやかでふっくらとして自然なんだろう。今風の着物の着方とはまったく違うことに驚く。優雅である。母になった妻、そして砂漠の砂上に立つ女を演じる妻。夫の仕事への信頼と愛情、それを見つめる夫の眼が写真になるとこうなるのだろう。素敵なアルバムだ。

2009/10/04

植田正治の未発表写真の中から、妻を被写体にした写真をまとめた写真集。とてもおしゃれな女性だったと思われる妻が印象的で、植田正治の独特の世界観は、彼女の存在によってより深められたのでは？と感じさせるシーンが多数。お似合いの夫婦だったのでしょう。不思議な空気感の中にも、愛を感じる、素敵な一冊。