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日本の職人技 の商品レビュー

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2019/01/03

イチローや松井秀喜のバットやグラブ、中村俊輔のシューズ、宮里藍のクラブなど、日本を代表するトップアスリートの道具を製作する職人たちを紹介する一冊。 10名の職人たちが紹介されているが、その中には自身で実際にモノを作り上げる名人技を持った職人もいれば、アスリートの要求を汲み取り、...

イチローや松井秀喜のバットやグラブ、中村俊輔のシューズ、宮里藍のクラブなど、日本を代表するトップアスリートの道具を製作する職人たちを紹介する一冊。 10名の職人たちが紹介されているが、その中には自身で実際にモノを作り上げる名人技を持った職人もいれば、アスリートの要求を汲み取り、自社の技術と結び付けることでモノを実現していく職人もいる。共通しているのは、真摯な態度でアスリートと向き合い、こだわりを持って最高のモノを作り上げようとしていることだろう。 個々の職人技について詳しく言及しているわけではないし、製作の過程を詳しく紹介しているわけでもないので、トップアスリートたちを影で支える職人たちがいるというところで終わってしまっているのは少し残念。元々、雑誌に連載されていた記事がベースになっているようなので、仕方ないところか。それでも、職人たちの魅力で楽しく読むことができた。

Posted byブクログ

2014/06/14

アスリートと道具(をつくる職人)の関わりに視点を当てた“プロ”とはどうのようなものなのかを教えてくれる本。 「弘法筆を選ばず」という言葉があるが、おそらく本書で出てくるアスリートも皆どのような道具を使っても、並み以上の成果を出すことはできる。しかし、一切の妥協なくベストパフォー...

アスリートと道具(をつくる職人)の関わりに視点を当てた“プロ”とはどうのようなものなのかを教えてくれる本。 「弘法筆を選ばず」という言葉があるが、おそらく本書で出てくるアスリートも皆どのような道具を使っても、並み以上の成果を出すことはできる。しかし、一切の妥協なくベストパフォーマンスを追及していくならば、当然として道具に対しても強いこだわりを持つのは当たり前なのでしょう。 そして、常に上を目指して挑戦するアスリートとともにあるからこそ職人も自身の現状に満足せず技術を磨く。お互いが成長していく関係にあるからこそ、この本に出てくる職人のように、言葉の端々にやりがいを感じさせるものになっていくのだろうと思いました。

Posted byブクログ