存在と無(1) の商品レビュー
サルトルといえば、1960年代には日本の若者たちも熱狂したようだが、サルトル・ブームはまたたくまに終わってしまった。今や誰もサルトルなんぞにふり向いたりしない。 小説家としてのサルトルはとても才能があるし、この本を読んでみて、やはり彼は純粋な哲学者というより文学者に向いている、と...
サルトルといえば、1960年代には日本の若者たちも熱狂したようだが、サルトル・ブームはまたたくまに終わってしまった。今や誰もサルトルなんぞにふり向いたりしない。 小説家としてのサルトルはとても才能があるし、この本を読んでみて、やはり彼は純粋な哲学者というより文学者に向いている、と感じた。 この哲学は、哲学としては、なんだか的を外しているように思う。 文学としてなら評価できるかもしれないが・・・。 まあ、続きを読んでみる。
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人間は常に昨日の自己で《ない》ような自己で《ある》ような存在へと変化していく …存在認識の確証性について貴重な示唆と啓示を与えてくれたサルトル哲学の大著
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