プロ交渉人 の商品レビュー
今まで、「とくダネ!」のコメンテーターの人だなーとしか見てなかったのですが、 こんなこと(スポーツ界のロビイスト)をやってた人だったのか! とビックリすること請け合いです。 ・交渉人が最初にするのは、クライアントを熟知すること。 ・交渉では対面交渉が基本。五感で相手と対峙する...
今まで、「とくダネ!」のコメンテーターの人だなーとしか見てなかったのですが、 こんなこと(スポーツ界のロビイスト)をやってた人だったのか! とビックリすること請け合いです。 ・交渉人が最初にするのは、クライアントを熟知すること。 ・交渉では対面交渉が基本。五感で相手と対峙する。 ・交渉に絶対必要なのは、話の展開の明確さ。 ・交渉は、主張と譲歩の兼ね合い。相手のプライドとエゴのために、全部勝ってはいけない。 ・「郷に入らば郷に従え」の適応力、即応力。 ・自分の持つネットワークのどの部分をどう動かすか。 というような、諸星さんが体得された交渉のノウハウはもとより、 オリンピックやワールドカップの駆け引きの舞台裏が、こと細かに書かれているのがとても面白い! そして、スポーツの世界がいかに利権に満ちているかってのが、よーく分かります。(笑) そんな世界を裏でパワフルに動かしてる「プロ交渉人」。 カッコイイ! とにかく、誠実でひたむきな諸星さんの生き様が感じられます。 マスコミ、スポーツ好きの人のみならず、セールス、広報・宣伝なんかやってる人にオススメの良書です!
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こんな世界もあるのかと驚かされるエピソードの数々。ワールドカップ日韓共催の背景の話は特に面白かった。
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交渉術について書かれた本かと思いきや、スポーツビジネスについて書かれた本。ホトンド本人の自慢話が多いものの、世界のスポーツ界というものが純粋でなくどろどろとしたものであることを教えてくれる一冊。 交渉術の本としての評価は低いが、スポーツビジネスの本と考えればそれなりのものと思える...
交渉術について書かれた本かと思いきや、スポーツビジネスについて書かれた本。ホトンド本人の自慢話が多いものの、世界のスポーツ界というものが純粋でなくどろどろとしたものであることを教えてくれる一冊。 交渉術の本としての評価は低いが、スポーツビジネスの本と考えればそれなりのものと思える。
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自称プロの「交渉人」、諸星裕の回顧録。「交渉人」とは主に水面下で利益誘導のための交渉を行う人。正式にどういった職業に該当するのかは不明。本業はアメリカの大学の教授だそうです。回顧録的なものであり、交渉のノウハウが書かれているわけではない。FIFAワールドカップやオリンピックの誘致...
自称プロの「交渉人」、諸星裕の回顧録。「交渉人」とは主に水面下で利益誘導のための交渉を行う人。正式にどういった職業に該当するのかは不明。本業はアメリカの大学の教授だそうです。回顧録的なものであり、交渉のノウハウが書かれているわけではない。FIFAワールドカップやオリンピックの誘致に向けた交渉の一部と著者の生い立ちをつづったもの。これほど人生の早い段階で目標を見つけられると、成功しやすいですよね。
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うさんくささ満載です(笑 読み物としては面白いと思いますが、交渉のメソッドとして構築されたものではないです。筆者の経験のいいところだけをもってきたという感じは否めません。 ただ、二つの信頼関係が交渉において重要だということはわかりました。1つは情報を交換する関係においての...
うさんくささ満載です(笑 読み物としては面白いと思いますが、交渉のメソッドとして構築されたものではないです。筆者の経験のいいところだけをもってきたという感じは否めません。 ただ、二つの信頼関係が交渉において重要だということはわかりました。1つは情報を交換する関係においての信頼であり、もう1つは交渉相手との関係においての信頼です。 なんというか、この手の本は結局人脈と情報が大事という結論ありきで書かれているのがいただけない・・・確かに両方とも大事な要素ではありますが、両方とも毒となりうるということが、この書物に限らず、いわれていないような気がします。
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