翻訳文学ブックカフェ 2 の商品レビュー
新元良一氏が現在活躍中の翻訳家たちにインタビューするシリーズ。翻訳家の方たちはそこまで原作に踏み込んで悩みながら訳しているのか…と改めて尊敬。彼らの原作に関する情熱を聞いて読みたくなった本が何冊も。読みながら、やはり翻訳は凡人には到底無理な仕事だなあと思いながらその苦労を慮ってい...
新元良一氏が現在活躍中の翻訳家たちにインタビューするシリーズ。翻訳家の方たちはそこまで原作に踏み込んで悩みながら訳しているのか…と改めて尊敬。彼らの原作に関する情熱を聞いて読みたくなった本が何冊も。読みながら、やはり翻訳は凡人には到底無理な仕事だなあと思いながらその苦労を慮っていたけれど、最後に仏文翻訳の堀江敏幸さんが、「翻訳でありがたいのは、まじめに一日一日訳していけば、いつか必ず完成するということでしょうか」と書かれていてちょっと救われた?気分。
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やはり翻訳は面白い。 再び翻訳家との対談集。やはりそれぞれの翻訳への取り組み方がみえて面白い。同じ著者のインタビュー集『One author, One book』も読んで、原著者のことを知るともっと面白いのかなあ、と思う。
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1巻のほうは読みやすかったんだけど、 こちらはあまり良くない。 接点のない訳者ばかりだったからか。
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先日読んだ「翻訳文学ブックカフェ」の続編。その後もシリーズで続いてきた、名翻訳者を招いてのトーク・セッション。今回収められているのは12名分だが、新しい試みとして、英米文学以外でロシア・東欧文学の「沼野充義」、仏文学の「堀江敏幸」が招かれている。人気翻訳家の「柴田元幸」と「岸本佐...
先日読んだ「翻訳文学ブックカフェ」の続編。その後もシリーズで続いてきた、名翻訳者を招いてのトーク・セッション。今回収められているのは12名分だが、新しい試みとして、英米文学以外でロシア・東欧文学の「沼野充義」、仏文学の「堀江敏幸」が招かれている。人気翻訳家の「柴田元幸」と「岸本佐知子」は、前回に続いて再度の登場、ファンからのリクエストも多いのだろう。 個人的には、以前まとめ読みをしていた堀江さんの対談がいちばん興味深かった。作家としての翻訳論ともいうべき説明がユニーク。後は、岸本さんがエッセイを書くのは苦痛だと言ってたことが記憶に残ったこと。
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