タイム・リープ 新版(上) の商品レビュー
おまじないの効果はいかに?結果が気になる。 時間を跳躍する発想は面白かった。 ・君に付き合う ・君と付き合う ・俺がそんな事を言うのか? ・「言った」のよ 時間がトリックのような使い方である。 主観的な時間を、相対的に論じるところに面白さがあるのではないか? 翔香にとっての時間...
おまじないの効果はいかに?結果が気になる。 時間を跳躍する発想は面白かった。 ・君に付き合う ・君と付き合う ・俺がそんな事を言うのか? ・「言った」のよ 時間がトリックのような使い方である。 主観的な時間を、相対的に論じるところに面白さがあるのではないか? 翔香にとっての時間の流れは一方向である。 和彦(=一般)の時間軸を基本にすると、翔香の時間の進み方が前後しているように感じる。 記憶と記録をうまく表現していると思った。
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高校生の時、友人のおすすめで読んだんですが。 こういう時間移動モノで、一応破綻が全く無い話は珍しいよなぁ、とか思いながら気がついたら上下巻読み終わってましたw
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今日は月曜日じゃないの?何言ってんの今日は火曜日だよ。 日曜日の次は月曜日でしょ?当たり前じゃない。 自分1人ではこの謎は解けないそう思い自分の日記を確認すると 同級生の優等生和彦を頼るように記されていた。 主人公翔香は他のみんなと違う時間の流れを感じるようになった。 翔香にとっての明日はみんなにとっての昨日だったりする。 どうやったらこの時間の流れから開放されるのか また、なぜそうなってしまったのかその謎を解いていくお話です。 意識だけのタイムリープ、安全だとわかれば移動できる時間。そもそも日曜日からの未来である1週間に移動しているってことは安全だったってことの証明にはならないのかと考えた。謎を少しずつ解き明かす書き方は入り込めました。
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「タイムトラベルネタが好きならぜひ」と知人に薦められて読んだ本。絶版なのでのんびり探そうと思っていたら、友人がたまたま持ってたのでお借りした。 「90年代版時をかける少女」と評されたというが、読んでみて納得。レーベルはライトノベルだが、作品の印象は「時をかける少女」などのジュヴナ...
「タイムトラベルネタが好きならぜひ」と知人に薦められて読んだ本。絶版なのでのんびり探そうと思っていたら、友人がたまたま持ってたのでお借りした。 「90年代版時をかける少女」と評されたというが、読んでみて納得。レーベルはライトノベルだが、作品の印象は「時をかける少女」などのジュヴナイルに近い。 文体も平易で読みやすく、上下巻だがあっと言う間だった。ばらばらのパズルのピースを合わせて最後にひとつの絵を見せる構成は巧いなあ、のひと言。 寡作な作家だそうだが、別作品も機会があったら読んでみたい。 しかしこれ、若松君視点での物語を想像すると楽しい。さぞかし彼女の振る舞いが滑稽に見えるんだろうなあ。
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主人公がタイムリープ(時間跳躍)する話で、構成がよくて面白い。 著者の他作品「クリス・クロス」「ダブル・キャスト」と世界がリンクしているようで、同じ人物が登場している。
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面白いと薦められて。面白かった。グイグイ読める。構成が秀逸。本当にパズルみたいにピタピタってはまっていく。しかも、根幹は本当に最後までわからないという…上下巻、一日で読み終えた。
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ずいぶん昔に読み、今なお読み返す本。 タイムトラベルもので、主人公の少女の意識だけが時間の流れから切り離された状態で話は進みます。 パズルを完成させるような話の展開で、時系列を整理しながら読んでいく面白さがありました。あちこちに散らばる伏線が回収されていくので、上下巻を通して、わ...
ずいぶん昔に読み、今なお読み返す本。 タイムトラベルもので、主人公の少女の意識だけが時間の流れから切り離された状態で話は進みます。 パズルを完成させるような話の展開で、時系列を整理しながら読んでいく面白さがありました。あちこちに散らばる伏線が回収されていくので、上下巻を通して、わくわくドキドキしながら読めました。
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なかなかベタなタイムリープモノ。 物語の展開といい、人間関係といい落ちて欲しい所にストンと落ちる王道っぷりはスラスラ読めて心地よかったです。 しかし、タイムリープというSF的要素に法則性を与えて、ルールから作り上げる推理モノのような作品。 米澤穂信の100冊に入っていた...
なかなかベタなタイムリープモノ。 物語の展開といい、人間関係といい落ちて欲しい所にストンと落ちる王道っぷりはスラスラ読めて心地よかったです。 しかし、タイムリープというSF的要素に法則性を与えて、ルールから作り上げる推理モノのような作品。 米澤穂信の100冊に入っていたから読んだのですが、米澤先生が折れた竜骨の原型となる作品を書いた時に念頭にあったのではないでしょうか。
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突然時間跳躍能力を有してしまった女の子の物語です。 体は移動せずに、意識のみ移動するって設定が面白いです。 タイムトラベル物ってのはSFでは定番だけど、意識だけ飛ぶってのは新鮮ですね。 主人公の女の子が混乱していく様や、協力者の男の子が矛盾を説いていく様は面白いです。 冒頭部分は...
突然時間跳躍能力を有してしまった女の子の物語です。 体は移動せずに、意識のみ移動するって設定が面白いです。 タイムトラベル物ってのはSFでは定番だけど、意識だけ飛ぶってのは新鮮ですね。 主人公の女の子が混乱していく様や、協力者の男の子が矛盾を説いていく様は面白いです。 冒頭部分は、下巻の最後に明らかにされるんでしょう。 続きが楽しみです。
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古本で見つけたので10年ぶりくらい(!)に再読。この本に幼いころ出合えたのは幸運だったと思う。変に厨二くさくないし、最近のラノベラノベしたアレは勿論無い。時代的にも内容的にも、時をかける少女の小説版とアニメ映画版の中間くらいな感じがする。感想は下巻で。
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