本のお茶 の商品レビュー
岡倉天心の『茶の本』の導入にいい。 Eテレの著名100分で特集していた、岡倉天心の『茶の本』を見て興味を持って手に取ってみたけど、初心者には入りやすい1冊。 2014年4月から茶道を習い始めて、少しずつお茶の世界を理解しだした。 まだまだ、奥は深いし、すべて理解するには50...
岡倉天心の『茶の本』の導入にいい。 Eテレの著名100分で特集していた、岡倉天心の『茶の本』を見て興味を持って手に取ってみたけど、初心者には入りやすい1冊。 2014年4月から茶道を習い始めて、少しずつお茶の世界を理解しだした。 まだまだ、奥は深いし、すべて理解するには50年ぐらいかかるんじゃないかって思うけど…。 この本はお茶の歴史から、タオイズム、茶室、花のこと、読みやすく書かれてある。 自分が今、学んでいることが素晴らしいことだと気づかされる。出会えてよかった。 そして、間に挟んである風景の写真もいい。 日本人としていつの間にか身に付いている考え方や、これから身に着けたいシンプルな心構えだったり。 岡倉天心の『茶の本』もちゃんと読んでみたい。 『衣服のかたちや色、身のこなし、歩き方にいたるまで すべてがその人の芸術的な人格の表現になるのです。 自分自身を美しくしなければ、美しいものに近づく資格はありません』 深いなぁ・・・。
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カフェマニアの筆者による岡倉天心茶の本の超訳とエッセイ。タオにひかれている筆者の考えがよくあらわれている。
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茶道。それは日々の雑多なものごとの中に潜む美しさを深く愛すること。 せめて私にできることをやりとげてみようと柔らかな挑戦を試みること。 たいしたことはないと軽んじている他人の‘大したことのなさ’が本当はどれほど素晴らしいかを見過ごすのはもったいない。 偉大なものはささやかで、...
茶道。それは日々の雑多なものごとの中に潜む美しさを深く愛すること。 せめて私にできることをやりとげてみようと柔らかな挑戦を試みること。 たいしたことはないと軽んじている他人の‘大したことのなさ’が本当はどれほど素晴らしいかを見過ごすのはもったいない。 偉大なものはささやかで、ささやかなものは偉大です。 ’密かに善を行い、偶然それが表にあらわれるのは、たまらない喜びだ’チャールズ・ラム 茶の湯とは、主人と客とが一体になってこの世に至福を作り出すこと。 日々のつとめは禅の修行の一部であり、ささいなことも完璧に果たさなくてはなりません。 庭の草取り、野菜の皮むき、お茶のもてなし。 私たちはいつも過去のことや未来のことで頭をいっぱいにしながら生きていて、現在のこの瞬間に集中するということを忘れています。 茶人であるための第一の条件は、掃き清めかたの心得にあるのです。 生活で美を味わうのが真の茶である。柳宗悦 美とともに生きたものだけが、美しく死ぬことができます。
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古さを感じさせない、お茶、生活を、楽しんで丁寧に生きる“道”を書いた本。 消費を追いかける生活でなく こんな生活を皆が思ってくれたら素敵だなぁ…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「カフェ」でどんな本を読みますか。ぜひこの本をひもといて欲しいものです。「聞く耳がないところに、音は存在しない」。タオの精神を「茶」を通して語る岡倉天心の『茶の本』の意訳と、「まちの茶室」=「カフェ」を称賛するカフェ好きエッセイ。呼応する写真もすごい。いま都市の感性は「からっぽ」を堪能。「好き家」「空き家」空間としてのカフェ論。 「なんでもない一日を、もっとハッピーに」がそのスピリットです。
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この本は、1906年(明治39年)にアメリカで出版された、美術評論家で思想家の岡倉天心の名著『茶の本』の内容を抜粋して意訳したものです。 日本やアジアの精神文化や美意識を、茶道を通して西洋人に向けて書かれています。 途中途中には、訳された川口葉子さんによる現代のカフェ事情などにつ...
この本は、1906年(明治39年)にアメリカで出版された、美術評論家で思想家の岡倉天心の名著『茶の本』の内容を抜粋して意訳したものです。 日本やアジアの精神文化や美意識を、茶道を通して西洋人に向けて書かれています。 途中途中には、訳された川口葉子さんによる現代のカフェ事情などについてのコラムが入り、写真家の藤田一咲(ふじたいっさく)さんのすてきな写真も盛りだくさんのビジュアル・ブックになっています。 茶道とカフェ文化に共通するものは… 今カフェで流行のミッド・センチュリーのインテリア。 ミッド・センチュリー建築の巨匠フランク・ロイド・ライトが、岡倉天心の『茶の本』を読んでいたとは! そんな不思議な流れ、繋がりを知り、とても興味深く読み進むことができました。 茶道のことに限らず、日々の雑多なものごとの中にひそむ美しさを愛することが大事なんだなー。 藤田一咲さんの言葉をかりれば、ラブ+ピース。
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心に残ったところと、 カフェ風にさらっと 流れたところの差が大きい。 オリジナルである 茶の本の方が面白い。
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しっとり雨が降る休日に、お気に入りのcafeでゆっくり読みたい本。 写真のせいもあるけど、こんな現代的な内容が書かれたのが100年も前と思うと不思議に思う。 茶道に興味がある人はもちろん、ペットボトルの緑茶や烏龍茶派の人にも読んでもらいたい。
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お茶の歴史を簡単に読めるように 書いてくれています。 思想や宗教などもそのひとつ。 もっと、深く読むなら、岡倉天心著の 『茶の本』を開いてみて欲しい。
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岡倉天心という人のことはまったく知らなかった。 カフェ好きのはしくれとして、お茶のルーツをたどれて良かったです。 エッセイストとフォトグラファーの共著なので、言葉の間にある写真がなんとも素敵でした。 カフェに持って行ってゆっくりと時間をかけて読みたい本。
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