ゆきのひ の商品レビュー
図書館。「ピーターのいす」をお話会で読んでもらったのでシリーズも。 雪が溶けることを知らず、ポケットに入れてしまうピーターは今回も愛おしい。足跡の向きを変えてみたり、足を引きずって線を引いてみたり、大きい子どもの雪合戦に入りたいなあ、でもまだ早いかなあ、とぼんやり考えたり。そし...
図書館。「ピーターのいす」をお話会で読んでもらったのでシリーズも。 雪が溶けることを知らず、ポケットに入れてしまうピーターは今回も愛おしい。足跡の向きを変えてみたり、足を引きずって線を引いてみたり、大きい子どもの雪合戦に入りたいなあ、でもまだ早いかなあ、とぼんやり考えたり。そして、お風呂に浸かりながら今日の冒険を反芻する。子供の思考を育てる遊びの教科書のような絵本だと思う。子供とは、このように遊び、考えて、眠り、また遊びに出掛けて行くのだ。
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絵もお話もすごく好きでした。 切り絵の絵を見る楽しみと、読んでいて個人的に感じたしずけさのような感覚が心地よかったです。前半の建物とピーターの絵がとくに好きです。 また、雪の上に寝転がって天使の形を作ることは経験したことがないので、やってみたいと思いました。ピーターがかわいい。 *ポケットに入れた雪だんごは溶けて、太陽で明日にはすべて溶けてしまう夢を見るピーター。それは正夢ではなく、朝起きておとなりさんとゆきの中へお出かけ。2人はどうやって遊ぶのでしょう。しずかで平和な時が流れているすてきな絵本でした。 これが禁書ってほんとですか…? 背景を知らなさすぎて、もう一度読んだほうがいいかも…
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小さい時に読んだ気がする。そして私も小さいときはこの短調というか落ち着いた色合いの絵を見てつまらないとおもっていたのだけど、おとなになると夢があってず取んと感情は落ち込むのだけど、でも実際はまだ雪があって万歳な展開はいいなと思う。 そしてなんでこの子は黒人なんだろう。黒人の国に雪...
小さい時に読んだ気がする。そして私も小さいときはこの短調というか落ち着いた色合いの絵を見てつまらないとおもっていたのだけど、おとなになると夢があってず取んと感情は落ち込むのだけど、でも実際はまだ雪があって万歳な展開はいいなと思う。 そしてなんでこの子は黒人なんだろう。黒人の国に雪は降らないと思ってしまうのも偏見だよね。
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雪が降り積もった! アフリカ系の男の子が白い雪の上に足で線をひいたり、雪だるまや天使を描いたり・・赤い衣装が印象的、言葉が短く選ばれていて、シンプルで美しい絵本。
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本書は、アメリカの絵本作家、エズラ・ジャック・キーツの、雪に対する子どもの新鮮な驚きと喜びを、落ち着いた文体でありながら、じんわりと瑞々しく描いた、1963年のコルデコット賞受賞作。 そのひと目見たら忘れられない絵柄は、切り絵のコラージュで、雪や家の壁には版画のような跡も見...
本書は、アメリカの絵本作家、エズラ・ジャック・キーツの、雪に対する子どもの新鮮な驚きと喜びを、落ち着いた文体でありながら、じんわりと瑞々しく描いた、1963年のコルデコット賞受賞作。 そのひと目見たら忘れられない絵柄は、切り絵のコラージュで、雪や家の壁には版画のような跡も見受けられて、キーツの細やかな工夫が窺える中、最も印象的なのが、やはり雪に彩られた様々な色たちであり、その上からバシャッとかけたような自然に織り成された模様とも取れる感じが、私にはまるでかき氷のシロップのようにも思えて、それはキンとした氷に近い硬質感や独特な立体感を形成しており、夏の暑い日に読んだら、とても涼しげでまた違った感慨を抱けそう。 また、もう一つ印象的だったのが、子どもの頃に近所の駄菓子屋さんで買った、「ようかいけむり」のような煙で雲を表した描写であり、それは、まるで子どもには積もった雪が壮大な山に感じられる、そんな標高の高い空気の希薄感を表したようにも思えてくる、ちょっとミステリアスな雰囲気も面白い。 そして、子どもも大人も思わず共感してしまいそうなのが、主人公「ピーター」の、繊細で細やかな描写の数々であり、その歩く度にキュッ、キュッ、キュッと小気味良い音を立てながら、自分の靴跡のまま凹んでいく様や、雪の感触を味わうために爪先を外に向けたり中に向けたり、両足を引き摺って筋を作っていく歩き方には、「そうそう、私も全部やったことある」と、あまり雪の降らない地域に住んでいたことから、その降った日がとても貴重な瞬間に思えて、小学校の休み時間はテンションが上がり、思い切り遊んだ記憶があるが、本書には天使の形なんて雪型もあるんだと、もし知っていたら、その頃にやってみたかったな、なんて気持ちも抱かせるような、懐かしさと新鮮さとが交差する展開に、また雪への印象が様変わりするようで、印象深い。 それから印象深いといえば、物語もそうであり、ピーターの、その頭に雪が落ちてくることにすら楽しさを感じられる雰囲気から一転し、子どもならではの無垢な思いが生み出した悲しみには、思わず教えたくなる気持ちが込み上げる中、それでも再び喜びが舞い戻ってくる様には、まるでそれだけ喜んでくれるピーターに対して、雪が起こしてくれた奇跡のようにも思われて、それは、見返しや物語の終盤で見られる、様々な形をした色取り取りの雪の結晶の美しさからも感じられた、ピーターへのささやかな贈り物であると共に、何代もの昔の先祖をアフリカにもつ、ピーターならではの雪に対する新鮮な気持ちに寄り添ってあげたい、雪自身の温情とも感じられた、誰にでも等しく与えられる平等性の素晴らしさも唱えているようで、そこには、いつまでも凛と心に響くものが、まるでピーターの瑞々しい感性のように、確かに息づいているのであった。
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こちらでは昨日の夕方から急に冷え込み、初雪となりました。 . 暗くなってから雪に気付いた近所の子供達の嬉しそうな声に耳を傾けながら、雪の中で遊ぶ楽しい様子が、どのページからも伝わってきました。 . 黒人の男の子ピーターが、ある朝目を覚ますと、窓の外は一面の雪。ピーターは1日中雪の...
こちらでは昨日の夕方から急に冷え込み、初雪となりました。 . 暗くなってから雪に気付いた近所の子供達の嬉しそうな声に耳を傾けながら、雪の中で遊ぶ楽しい様子が、どのページからも伝わってきました。 . 黒人の男の子ピーターが、ある朝目を覚ますと、窓の外は一面の雪。ピーターは1日中雪の中で遊び、真新しい雪に足跡をつけたり、木の枝の雪を落としたり、雪だるまを作ったり、ふわふわの雪の中に思わず飛び込んだり、かじかんだ指先を忘れて夢中になって遊びます。最後に雪を固めておだんごにして、明日また遊ぶつもりで大切にポケットにしまい……暖かい家に帰るのですが!クスッと笑いながら読んでいましたが、気持ちはわかりますよね〜。 そんな気持ちいつまでも持っていたいです! . ピーターの目を通して雪の日の情景を感じながら、とめられない好奇心が画面から直接伝わってくるようです。 . 雪が降ると楽しくて嬉しくて仕方がなかった、幼いあの日に、戻ったような気分になります。 人はどうして舞うように降ってくる雪を見上げて両手を広げるのでしょうね? 何処か遠くから風に乗って運ばれてくる牡丹雪の贈り物を手にしながら、積もることを期待するあのワクワク感!雪って本当に不思議です! 寒い雪国ではそんなことも言ってられないけれど……。 . キーツの作品の中でも貼り絵の技法がひと際効果的で、シンプルだけどとても印象に残る美しい絵本です。 雪の色がカラフルなんですよ!雪の色が、単に白じゃなくて、淡い複数の色を使って描いてあるのがとても美しく、心に残ります。 . 1963年に文・絵ともにコルデコット賞に選ばれました。 . 冬には欠かせない1冊です! . #ゆきのひ #エズラジャックキーツ 文絵 #きじまはじめ 訳 #偕成社
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雪って真っ白だけど、真っ白じゃないんだね。 日本画だったら、塗らずに白のまま残しておくだろう。でも水彩画なら「白だからと言って白の絵の具を塗ればいいというのではありません。」と学校の先生に言われたことを思いだした。 表紙をめくって見た雪の白さ。淡いピンクや淡いブルーが混ざって...
雪って真っ白だけど、真っ白じゃないんだね。 日本画だったら、塗らずに白のまま残しておくだろう。でも水彩画なら「白だからと言って白の絵の具を塗ればいいというのではありません。」と学校の先生に言われたことを思いだした。 表紙をめくって見た雪の白さ。淡いピンクや淡いブルーが混ざっているのが、かえってキラキラの眩しい雪を思わせる。 黒人の男の子、ピーターが朝起きた時、窓の外を見て雪が降り積もっていた時のトキメキ。 どこもかも雪が積もっている中へ真っ赤なマントを着て元気に飛び出すピーターと雪景色のコントラストが素晴らしい。 ピーターは雪の上にペタペタと足跡を付けてみたり、足を引きずって2本の線を付けてみたり、雪だるまを作ってみたり、雪の塊に体を押し付けて天使の形を作ってみたり…雪というキャンバスに思いっきりお絵描きをしているみたい。 大きな子の雪合戦に入れなかったことと、ポケットに入れていた雪が温かい家の中で無くなってしまったことは悲しかったけれど、次の日、また、新しい雪の結晶がキラキラ光る中に友達と遊びに行った。 貼り絵の技法を取り入れた素晴らしいデザインの絵本。
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とっても綺麗なお話だった 絵も、 仕草も 文章も。。。 こどもの様子が目に浮かぶ 素敵な絵本でした
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こどものころ ゆきがふると わくわくした みなれたせかいが まっしろになり すべてをおおいかくしてくれる ノートのさいしょのページ ゆきやまのてっぺん だれもふんでいないゆきみちを てくてくあるくとき ゆきとあしがまじりあう ざくざく きゅっきゅっ だれもいない ただひとり...
こどものころ ゆきがふると わくわくした みなれたせかいが まっしろになり すべてをおおいかくしてくれる ノートのさいしょのページ ゆきやまのてっぺん だれもふんでいないゆきみちを てくてくあるくとき ゆきとあしがまじりあう ざくざく きゅっきゅっ だれもいない ただひとり 雪っていいな! キーツの「ゆきのひ」をみると、そんなこどものころがよみがえってくるから好き。 2022年クリスマスに、アメリカ大統領夫人ジルさんが キーツの「ゆきのひ」をこどもたちの前で読んでいる場面が、ニュース報道され、「同じ絵本読んでる!国はちがっても気持ちは同じなんだなぁ…( ^ω^ )」と、なんだか嬉しかったので、本棚に登録しました。
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バイデン大統領夫人が読み聞かせをしたというニュースを見て、久しぶりに書棚から出して本を開く。豪雪のニュースも心配なクリスマスイブだけど、ページを捲りながら子どもに読み聞かせた頃のことを思い出して静かな夜を過ごす。メリークリスマス。
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