ケーキで恋を の商品レビュー

ベティ・ニールズ(著者),加藤しをり(訳者)

2014/07/07

子供との探検が切っ掛けで知り合った目の見えない”人食い鬼”。癇癪持ちの彼はきっと貧しいのだろうと、ケーキを持参し優しい気遣いをみせるカッサンドラに、反発しながらも、心を開き、やがて希望を見るようになる彼との関係がホッコリするロマです。
癇癪を爆発させては彼女に怒られ、その度に折れてくるべた惚れな彼がなんとも愉快。好きな作品です。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3756.html

2012/10/19

目が見えずとも、ヒロインの正直で裏表のない人柄を好きになったヒーロー。実は見た目も美しいヒロイン。目が見えるようになったら、その気持ちは図り知れません。ヒロインの焼いたフルーツケーキが出会いのキッカケというところが、とても牧歌的で、ベティ・ニールズの穏やかだけど確かなラブストーリーがよく表現されています。