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スパイのためのハンドブック の商品レビュー

3.5

53件のお客様レビュー

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2019/02/11

タイトルに惹かれて読む。 私はスパイにはなれないが、スパイをやっている人が他人をどう見ているか、お金事情などが分かって面白いかも。 これをよんでからキングスマンを見ると、面白さ増し?

Posted byブクログ

2018/11/18

■ポイント ・偽装は細かいところまで怠らずに 佐藤優さんの本で知った。 就寝前に第1章だけ読もうと読み始めたが、結局読みきってしまった。 著者が体験を基に書いているので、現実の秘密情報部員がどのような行動をとっているのか、創作もののそれと違うところがおもしろい(当然だが)。...

■ポイント ・偽装は細かいところまで怠らずに 佐藤優さんの本で知った。 就寝前に第1章だけ読もうと読み始めたが、結局読みきってしまった。 著者が体験を基に書いているので、現実の秘密情報部員がどのような行動をとっているのか、創作もののそれと違うところがおもしろい(当然だが)。また、ユーモアのセンスも高いのでそれ自体も楽しめる。 途中に数カ所、読者がスパイに向いているか否かのかんたんなクイズが設けられている。点数化しそれぞれにコメントがつけられている。

Posted byブクログ

2018/10/17

イスラエルの諜報機関モサド。その元エージェントが書いた本。諜報活動のイロハがかかれている。とうてい自分にはつとまらん。すごい世界。その世界で活躍している人もいる。国防のために。

Posted byブクログ

2018/09/08

 「CIA, KGBと並び世界最強の諜報機関と言われるイスラム情報部サモドの花形部員であった”シャンペン・スパイ”ことウォルフガング・ロッツ」(p.205)が、これからスパイになろうと思っている人のために、どうやってスパイの職を見つけるか、スパイ見習いとしての訓練の様子、スパイと...

 「CIA, KGBと並び世界最強の諜報機関と言われるイスラム情報部サモドの花形部員であった”シャンペン・スパイ”ことウォルフガング・ロッツ」(p.205)が、これからスパイになろうと思っている人のために、どうやってスパイの職を見つけるか、スパイ見習いとしての訓練の様子、スパイとして異性とどう付き合い、賄賂をどう使うか、捕まったらどんなことになるのか、最後はスパイを「引退」したら余生をどう過ごすか、ということが解説されている。  まずは「スパイ適性検査」のようなものがあり、読者がどれくらいスパイに向いているのか検査できる。ちなみにおれは250点満点のテストで100点ちょっと。「普通並み」だそうだ。途中「異性とのかかわりあいを上手に処理する能力」のテストというのもあうr。そもそも「スパイになるためのハンドブック」という発想自体がユニークだし、そのユニークさを裏切らない書きっぷりで、ジョークが効いている。  スパイをやっていた人ならではの「仕事のコツ」というものが分かって貴重な感じだ。図上訓練というか、「例えばこういう状況で、こうなった。こんな場合にはこうすべきであって、決してこうすべきではない」というような感じで書かれている。  「努力だけに対して優の成績がつけられることはない。」(p.68)というのは、やっぱりお金をもらって仕事をするならスパイだけの話ではないと思い、共感。あと「偽装作りは完成させるのに何年も年期ののいる特殊技術である。偽装生活は技術以上のものである。かなりな演技力ばかりか大いなる自制力、沈着、勇気、多芸多才が求められる芸術なのである。」(p.97)という部分、なんかスパイではないけど、ルパン3世みたいだ。スパイは芸術家、ということらしい。でもこの本でもいろいろなところに書かれている通り、映画の世界とはやっぱり違う、ものすごい地味で地道な忍耐が要求される場面がとても多い職業のように感じた。そういう意味でも、やっぱりおれには向いてない気がする。こんな感じでいろんな職業に関するユーモア溢れる「ハンドブック」があれば、中高生のキャリアデザインに役立つシリーズになるんじゃないだろうか…。(18/09/07)

Posted byブクログ

2017/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

○引用 われわれの仕事で大切なのは結果だけである、~中略~スパイの持っていなければならないものの中で一番重要なものの一つは運なのだ~中略~運とそれをうまく利用する能力である。幸運な出来事を、考えうる最大の自身の利益に転換することは才能である。それを生まれ持っている者もいるが、実地体験を通して習得することを学ぶ者もいるし、そんなものを体得しようなどとけっして望まない者も大勢いる。そういう人たちは良い情報部員にはならない。 秘訣はつねに目を見開き、耳をそばだてていることである。スパイに非番はない。九時から五時までの仕事が欲しかったら、銀行で働くがいい。あなたは、自分の周辺情況に注意を払わなければならない。遅かれ早かれ、誰にでも偶然の幸運が訪れるが、それがやってきたときに逃さないことが肝心である。

Posted byブクログ

2017/05/07

イスラエルのモサドに忠誠を持ち、エジプトで長年スパイ活動をしていたウォルフガング・ロッツさんが書いた本。 スパイに関する体験談や適性など自らの主観で綴られており、面白かったです。

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2017/03/25

軽くて短い読み物。特に当たり障りない内容。でも読者のスパイ特性を診断するテストが書かれているのは楽しい。

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2016/08/26

著名なイスラエルの実在の元スパイが諜報部員がどのようなものか、どういう資質を要するかを適正テスト?を交えながらハンドブック的な説くもので、面白かったです。

Posted byブクログ

2016/06/28

イスラエルの諜報機関モサドで働いていた所謂スパイ経験者による、ユーモア溢れる口調で綴られる、ためになるスパイ入門書。お金の使い方、尾行の仕方、身分の偽り方…などなど。最初に、質問形式で自分自身のスパイの適性を知る事ができる。私は、この結果が大して良くも悪くもない、凡庸なものであっ...

イスラエルの諜報機関モサドで働いていた所謂スパイ経験者による、ユーモア溢れる口調で綴られる、ためになるスパイ入門書。お金の使い方、尾行の仕方、身分の偽り方…などなど。最初に、質問形式で自分自身のスパイの適性を知る事ができる。私は、この結果が大して良くも悪くもない、凡庸なものであった事を白状したい。それであっても、作者の言うことには共感できるし、スリリングな実例を充分に楽しめるのである。

Posted byブクログ

2015/11/04

あはー!おもしろい読み物だった! 1960年代にイスラエル秘密情報部のスパイだった著者による、スパイハウツー本。 スパイに全くなれる気しないし(最初の適応テストによると、155点。「あなたは普通並みで、ほとんどの人がそうである。(中略)身を入れて勤めれば、やがてはまずまずの情報...

あはー!おもしろい読み物だった! 1960年代にイスラエル秘密情報部のスパイだった著者による、スパイハウツー本。 スパイに全くなれる気しないし(最初の適応テストによると、155点。「あなたは普通並みで、ほとんどの人がそうである。(中略)身を入れて勤めれば、やがてはまずまずの情報部員にはなれよう。」だったw)、なりたい事情があるわけでもないんだけど! 前半は「ソロでしっかり生き抜く上でヒントになりそうなところ」が結構見つかったような気がする~。 隙を作らず、孤立せず、自分の邪魔をさせず、自分の目標を遂げるためのヒント。 後半も、回顧録的な感じで、大変興味深く読んだ! 自伝『シャンペン・スパイ』の方も読んでみよう~。 【自分用メモ】 56ページの“べし”と“べからず”集から、抜粋。 ・時間通りにそこへ行くべし(一時間前ではなく)。 ・服装はこざっぱりと、華美にわたるべからず。 ・全部の質問に正直に答えるべし。ただし、相手のゆるすかぎり簡潔に。自ら進んで情報をあたえてはならない。 ・礼儀正しく、しかしけっしてへつらうべからず。 ・あなたの反応をみるために、相当挑発的な質問がだされるかもしれない。苛立ちをみせず、落着き、とりみだすべからず。 ・あなたがいかに優秀かとかあなたができることを自慢するべからず。反対に、おどおどしたり、過度に謙遜してはいけない(相手はそれを買わない)。自分に自信のあることを示すべし。 ・あまり熱心になるべからず。詳細を知らされるまで最終決定を留保しなければならない。そして、二日間熟考したいと申し出るのである。 ・金目当てだけという印象を与えないようにすべし。ただし、金のことはいわなければならない。あなたが涙金で働くつもりのないことを相手に印象づけておくことは大切である。

Posted byブクログ