天の果て地の限り(文庫版) の商品レビュー
天智天皇は、自分の手を血に染めて、まだ若い日本国の事をすごく思っている。 大海も、鎌足も、額田も、天智を全力で支えたいと思っていて、あまり悪い人はいない設定だと感じた。
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この本にKindleで出会えるとは思わなかった。 大海に愛され、中大兄を愛し、誰の妃にもならず、後に天皇となる額田、その女性としての自立を、古の皇室に仮託しながら書いた大和和紀が素晴らしいと思います。
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額田王のお話です。 中大兄皇子と大海人皇子が額田王を巡って三角関係、という設定。(そういう説もあるらしい) この作者の歴史もの、古典ものはハズレがない。
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額田王、中大兄皇子、大海人皇子、藤原鎌足。 当時このマンガで額田を知って興味を持ったなぁ。 読み返してもやっぱり好きだな。 2012.3.22読了
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
額田王を描いた作品。あまりにも有名。 井上靖『額田女王』の影響をかなり受けているのではないか、と、読んだ当時(中学生かな?)は思っていました。 今は、わかんないけれども。
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額田王という存在を初めて知った漫画です。大和和紀さんの繊細なタッチで描かれる人物の生きた表情に惹かれました。その後、万葉の歴史が好きになり、額田の歌そのものを楽しむようになった今でも、 懐かしく愛読している漫画。壬申の乱を迎える所で幕が降りるので、その後の十市と高市の運命や、今は...
額田王という存在を初めて知った漫画です。大和和紀さんの繊細なタッチで描かれる人物の生きた表情に惹かれました。その後、万葉の歴史が好きになり、額田の歌そのものを楽しむようになった今でも、 懐かしく愛読している漫画。壬申の乱を迎える所で幕が降りるので、その後の十市と高市の運命や、今はまだ若き讃良皇女の将来などにも想いを馳せつつ。ところで、井上靖の「額田王」と展開が似ているような気がするのは気のせいかしら?
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この文庫版ではないのだが、家にあったので読んでみた。 額田王が2人の男性の間で揺れる心理状況がよく描かれている。
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歴史モノというか少女マンガというか…微妙なところ。 飛鳥時代を舞台として、主人公に額田女王、脇には中大兄皇子、大海人皇子、藤原鎌足。 とくれば大化の改新、そして壬申の乱。 ポイントポイントで和歌をちりばめた構成は面白かったけど、 ラストの第3部が淡々と進みすぎて、なにやら物足り...
歴史モノというか少女マンガというか…微妙なところ。 飛鳥時代を舞台として、主人公に額田女王、脇には中大兄皇子、大海人皇子、藤原鎌足。 とくれば大化の改新、そして壬申の乱。 ポイントポイントで和歌をちりばめた構成は面白かったけど、 ラストの第3部が淡々と進みすぎて、なにやら物足りなく終わってしまった印象が否めない感じの表題作でした。 そしてどうせなら、同時収録作品も歴史モノで揃えてほしかったと思う。 【収録作品】 ・天の果て地の限り ・苺のような恋の唄 ・冬の祭り日
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絵が好きなので、単純に額田かわいいー☆って感じだけど、話の内容はなんかあっさりしすぎで面白みがないかなあ。
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あかねさす 紫野行き しめ野行き 野守は見ずや 君が袖振る 美しさ故の不幸。 秦代末の虞姫、小野小町、細川ガラシャ・・ どの国にも、どの時代にもそんな悲劇はたくさんあるけれど、 額田大王もその一人だったのだと知った。 神とひととの間に揺れる巫女。 大和作品らしい壮大な浪漫。
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