日経 五つ星の美術館 の商品レビュー

日本経済新聞社【編】

2014/05/11

もともと美術館にランク付けはそぐわないのかも知れない。あえてそこに「学芸力」「地域貢献力」「運営力」の視点で偏差値を付け星をつける。
数や量だけでなく質をどの様に評価するのかがユニークである。
そこから学ぶべき課題と真似たい点にこそ意味があるのである。
この本が紹介している美術館には一度は足を運びたいものだ。
自分の町の美術館をもっと素敵な空間にしたいとも思う。

2012/09/19

地元の図書館で読む。横浜、神奈川近代、東京現代、静岡、東京写真、愛知が、5つ星です。この評価は、妥当だと思います。ただし、神奈川近代には、違和感が残ります。京都市が入ってもいい気がします。

2010/05/09

図書館で借りた。

日本の公立美術館の格付けを学芸力、運営力、地域貢献力の視点から行っている。
また、美術館の抱える問題を公立、私立問わずに取り上げている。

入場者数など数ではなく、質を評価しようと努力していることが分かる書き方をしている。単純に結果の格付けを発表しているのではなく、アンケートの項目は何か、どのような配点か、をきちんと説明している。
点は高ければいいのではなく、自館がそのように評価されていることを知り、それでいいのかどうか考えるきっかけになればいいというスタンスだった。

美術館の標準的な入館者数などが大規模、中規模、小規模それぞれに対してまとめられていた。

2011/09/28

美術館の抱える問題課題が網羅されてる本自分がよく行く美術館はどうだろう？とつい気になります。知名度の高い館や大きな館が目立ちがちで知らなかった地方美術館の工夫は興味深いです。