駅から5分(1) の商品レビュー
くらもちワールド
"くらもちふさこ"らしい、ほのかに甘くてほろ苦いお話のオムニバス。
sna70658@nifty.com
多くはない線で簡潔な物語を多彩に表現する これぞ画芸の極み 作者はこの様式においての完成型で常にあり続けていて恐ろしい
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駅から5分の街の人々の群像劇。 エピソード1の、記憶喪失の単語帳の話がよく出来ていて感動した。ベタかもしれないけど、こういうちゃんとした物語は評価しておかないと。
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エピソードは最初のものが秀逸。 くらもち氏の作品は初期の作品の頃から他の作家とはどこか異なる感覚が感じられました。 最初はそれが上手く作品に活かされず、空気がずれている様な印象を覚えていたのですが、次第にずれが物語の雰囲気と重なる様になり、特有の余韻を醸し出す作家になり大好...
エピソードは最初のものが秀逸。 くらもち氏の作品は初期の作品の頃から他の作家とはどこか異なる感覚が感じられました。 最初はそれが上手く作品に活かされず、空気がずれている様な印象を覚えていたのですが、次第にずれが物語の雰囲気と重なる様になり、特有の余韻を醸し出す作家になり大好きになりました。 本作品の最初のエピソードでは少女と告白した少年との感覚のズレが、さりげなく散らされたものを拾って行き、ラストでピースが嵌るまでの様子が実に情緒的です。 ただただ唸らされる構成、そしてそれを演出する絵。。 その他のエピソードも悪くはないのですが、エピソード1は飛びぬけてます。
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群像劇が大好きなんですがこれはすごい… たくさんの登場人物が出てくる中でいつも1人の少年が際立っている 読み終わってみると、その少年を中心にぐるりと人の円ができていて 世界観が見事に繋がっている ツボでした
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続刊(?) あーここでこう繋がってたのかーと思う。 伊坂幸太郎のような手法。 ペン使いが好き。
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30年以上のくらもちファンですが、コケッコーあたりからの絵が苦手で今やギリギリ。若者の生態なんて相変わらず年齢を感じさせない描き方でさすがと思うしお話も面白いけど、絵を・・・どうにかしてください。
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さらりと読める。 けれど造り上げたものは、、これはスゴイ。 『花に染む』も読むと深みが増す 全3巻
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やっぱり花に染むより駅から5分が好きです。 全部の話がとても良いし、町の人々が様々なところでつながっているのが面白い。 読んだ後、温かい気持ちになります。
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「花に染む」を先に読んで、こちらを購入。 当人どうしはまったく面識もない登場人物がたくさん出てきて、でもみんなどこかでつながってるという、ちょっと不思議な広がり方をしていく展開。 「お~」という声を上げながら読む感じ。面白い!
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