お皿のボタン の商品レビュー
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読みました。 かわいいお話でした。 さて、 このお話は、 高橋さんちの、とれたボタンを入れておくための、茶の間にある、古い、ちょっとすてきなかざりだなの、いちばん上の、いちばんはじに、おかれた、ひらたい、お花のような、白いお皿の中で、繰り広げられる、 入れられた数々のボタン、そしてボタンのようなものものの、遍歴が語られるお話です。 ですが、視点をある出演者に固定すると、 いまどき流行りの、 転生のお話、と言えるのかもしれません。 つまり、 大女優の舞台衣装の、豪華な、ドレスについていた、白くて・まるくて・ややたいらで・おもてに小さなふちかざりのついた・高級なボタンである、「ホワイト夫人」の、転生のお話。 「ホワイト夫人」は、好奇心旺盛に、お皿にやってくる、数々の、ボタンや、ボタンのようなものものに、語りかけ、かれら・かのじょらの、話を聞きます。 でも、どんな話を聞いても「ホワイト夫人」には、ゆるぎない、ある信条が、あったのです。 それは、 『どんなものについていたかということが、ボタンのひとがらやひんせいを決める』というものです。 しかし、 「ホワイト夫人」の気持ちは、「ボタン穴のない・台つきボタンでもない・ひらたくて・まるみがあって・つるりとしていて・にぶい黒光りのする」、その名も「石蔵」さんと出逢って、変わっていきます。 すなわち、 『人間いたるところに青山あり』 つまり、(どこにでも活躍の場はある)。 そして、 「ホワイト夫人」は、「石蔵」さんと、ともに、高橋さんのおばさんにつまみあげられ、 新たな場所へ、転生するのでした。 パチンッ、 パチンッ。 と。 ああ、人に歴史あり。 人生、何が起こるか分からない。 天性から、転生へ。 めでたし? めでたし! ボタンたち、そして、ボタンのようなものものに、幸あれ。 ぜひ、 お読みください♪
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それぞれの経験をして、高橋さんの白いお皿(仮の場所)にたどりついたボタンたちの話。 ホワイト夫人は舞台衣装のボタン 船長は潮風五郎船長の制服の金ボタン みんな誇りをもっていて、ボタン人生?を語る。 まだまだ白いお皿で、出番を待っているボタンたちは、健気で愛おしい。 文章と...
それぞれの経験をして、高橋さんの白いお皿(仮の場所)にたどりついたボタンたちの話。 ホワイト夫人は舞台衣装のボタン 船長は潮風五郎船長の制服の金ボタン みんな誇りをもっていて、ボタン人生?を語る。 まだまだ白いお皿で、出番を待っているボタンたちは、健気で愛おしい。 文章と作者自らが描いた絵がぴったりはまる、素敵な絵本。
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ドレスやシャツから取れてしまったボタンたちが集まるお皿。 なかには洋服に予備でついているボタン人生を送りきれていないものや、バッグについていたものなど、出身地?がバラバラ。 舞台女優のドレス出身のボタンは、いつか華やかな舞台に戻ることを夢見て、女優のような語り口で自分を語るなど、...
ドレスやシャツから取れてしまったボタンたちが集まるお皿。 なかには洋服に予備でついているボタン人生を送りきれていないものや、バッグについていたものなど、出身地?がバラバラ。 舞台女優のドレス出身のボタンは、いつか華やかな舞台に戻ることを夢見て、女優のような語り口で自分を語るなど、個性もそれぞれのお話も楽しい。 これを読むと、引き出しにたまっている我が家のボタン達を思い出して覗いてしまう。 我が家にはボタンに混じって碁石ではなく、ゼムクリップが入っていたよ。 擬人化がうまい、やっぱり期待を裏切らないたかどのワールド!
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高橋さんのおうちの棚にあるボタンのお皿。それは、取れたボタンを縫い付けるまでの間、仮に置いておくためのちょい皿なのですが、高橋さん一家は大雑把な家族なので、取れたボタン以外にもちょっと置き場に困るものを置いたり、置いたまま長いこと忘れられていたり、そんなこともままある。これはそ...
高橋さんのおうちの棚にあるボタンのお皿。それは、取れたボタンを縫い付けるまでの間、仮に置いておくためのちょい皿なのですが、高橋さん一家は大雑把な家族なので、取れたボタン以外にもちょっと置き場に困るものを置いたり、置いたまま長いこと忘れられていたり、そんなこともままある。これはそのお皿で暮らすボタンたちの物語…。ホワイト夫人が楽しい。
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好きなたかどのほうこさんのお話。なんと絵も。 ほのぼのとして、軽く笑えて、ゆっくりとした時間に読むのがちょうどいい感じの本。 洋服から取れてしまったボタンが「とりあえず」入れておかれるお皿の中での彼らの様子。それぞれの人生ならぬ「ボタン生」が語られる。 小学校4年生くらいの子にオ...
好きなたかどのほうこさんのお話。なんと絵も。 ほのぼのとして、軽く笑えて、ゆっくりとした時間に読むのがちょうどいい感じの本。 洋服から取れてしまったボタンが「とりあえず」入れておかれるお皿の中での彼らの様子。それぞれの人生ならぬ「ボタン生」が語られる。 小学校4年生くらいの子にオススメしようかな。
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ボタンたちが話しているのが面白かった。ボタンではないものがお皿に入ってきた時の、ホワイトふ人の行動が心に残った。
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女史作の『みどりいろのたね』みたいな擬人化絵本。 今回擬人化するのはボタン。みんな波乱万丈。 ときどきボタンじゃないものが混じってるけど、 それはご愛嬌ということで(笑)。
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まあちゃんのながいかみ 以来の久しぶりのたかどの作品。江國さんの「すきまのおともだちたち」にも通じるたのしさがありました。こどもが産まれてよかった。
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ほうこさん、絵もかくんだなあ。 色合いがポップな感じでとてもかわいらしい♪ とあるお宅の飾り棚の上にお皿の中にいるボタンたちのおはなし。 ホワイト夫人、かわいすぎだー。 ちょっとするとイヤミなおばさんになっちゃいそうなところだけど、 なんだか愛くるしくなります。 ボタンならぬ犬の鼻にちょっと笑い。 草原みたいなとこって・・・・。 タビくんは今度はどのように旅するのかなあ? ころころころと上手い具合にいってほしいものです。 さてさてホワイト夫人はお皿へといつ戻ってくるのか? 碁石さんとの涙の別れはあるのか? 想像ふくらむ、 すてきな一冊でした。
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