ここ の商品レビュー
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助産師の内田さんによる産婦人科の内実を読むと少し寒気がした。 現代はとても豊かな時代だと思っていた。しかし、お金で何でも買える代わりになんと大事なものを失ってしまうのだろう。 お金で何でも買えるからこそ、大事なものを見失わないような眼を培っていかなくてはいけない、と親になったからこそ思う。 誰かのために食事を作ることは、命をつぎ込むこと。二時間かけて夕食を作ったらそのための二時間を人生で費やしている。命をつぎ込んで作った食事を食べ続けた子どもたちにも、きっとその思いは伝わる。 そしてその子ども達に料理を作れるように教えていくこと、それがその子どもにとってきっと将来 宝となる。 これらのことを心に刻んでおこうと思います。
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性に対する価値観と日々の食事が深く関係していることを再認識する。簡単に許さない「敷居の高さ」は、日々の食事によって培えることを感じた。愛に包まれて育った子は、今度は与える側になれる。希望を感じた一冊。
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著者の内田さんは助産師で、 性教育の講演活動や思春期の子供たちの悩み相談をされている方です。 先月、倉敷で内田さんの講演会がありました。 講演会に行く直前、大雨が降っていたにも関わらず、 9才の娘が突然、「私も付いて行きたい」と言いました。 結果的に、娘にも聞かせてあげることが...
著者の内田さんは助産師で、 性教育の講演活動や思春期の子供たちの悩み相談をされている方です。 先月、倉敷で内田さんの講演会がありました。 講演会に行く直前、大雨が降っていたにも関わらず、 9才の娘が突然、「私も付いて行きたい」と言いました。 結果的に、娘にも聞かせてあげることができ、本当に良かったです。 娘は娘なりに理解したようでした。 性を大切にしようと思えば、生が大切になります。 性教育は生教育です。 生を大切にすれば食が大切になります。 生きることは食べること、食べることは生きることです。 「性」と「生」と「食」はつながっているのです。 という内容のお話でした。 死産したお母さんが、その夜赤ちゃんを抱いて眠り、初乳を含ませていた話、 乳癌で亡くなられたお母さんが5才の娘さんに1番に教えたかったのは味噌汁の作り方だった話、 どれも涙無くしては聞けませんでした。 食事を作ることは『あなたの事を愛しているよ』と伝える一番簡単な方法で、 毎日「美味しいよ」とか「お母さんありがとう」とは言ってくれないけれど、 食べる側には伝わっているよ!ということでした。 私は決して料理が得意ではありません。 キャラ弁は時間がかかるので、せめてウインナーを「たこさん」にするくらいです。 でも、学校が休みの時には必ずお弁当を作って仕事に来ます。 下手な私の料理でも「給食よりもお母さんのごはんが好き」と言ってくれます。 そう言われると嬉しくて。 また早起きして頑張るぞ!!
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内容(「BOOK」データベースより) 生きることは食べること、食べることは生きること。「性」と「生」と「食」はつながっているのです。 内容(「MARC」データベースより) 助産師として生と死を見つめてきた基本哲学や、15年以上、性教育に携わってきた体験談、乳児期・幼児期以降の...
内容(「BOOK」データベースより) 生きることは食べること、食べることは生きること。「性」と「生」と「食」はつながっているのです。 内容(「MARC」データベースより) 助産師として生と死を見つめてきた基本哲学や、15年以上、性教育に携わってきた体験談、乳児期・幼児期以降の子育て論を紹介。家事の力、特に食べることの大切さを指摘し、自らの体験を振り返りながら家族の絆について語る。
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講演活動に全国を巡られていらっしゃる、助産師 内田美智子さんの本。 「いのち」の大切さを見つめています。 それは「食」の大切さや、子供への愛し方のヒントも綴られており、 親が子に遺せるものは何なのか?を考えさせられます。 涙なくして読めません。 手にすることが出来たことに感謝し...
講演活動に全国を巡られていらっしゃる、助産師 内田美智子さんの本。 「いのち」の大切さを見つめています。 それは「食」の大切さや、子供への愛し方のヒントも綴られており、 親が子に遺せるものは何なのか?を考えさせられます。 涙なくして読めません。 手にすることが出来たことに感謝しています。
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卒業式の日に、研究室の先生が「読みやすいから読んでみて〜。」と言って渡してくれた本。 女性として、母親としてあるべき姿が書かれており、これからの自分にとってとても良い影響を与えてくれました。 私もこのようなセンスで物事を考えられるような人になりたいです。
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