家族狩り オリジナル版 の商品レビュー
良い小説は情景を描きやすいので 読後の恐怖感が凄かった 陳腐なホラー小説よりよっぽど怖い 一読の価値はあると思います
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芥川賞受賞者ということで、「悼む人」を読みたかったのだか… 残念ながら大学の図書館はなかったので、唯一あったこの本を手に取りました。 すごい!すばらしいですね! 家族っていう概念が、面白いほどに崩れます。 同じ血が流れてるって ある意味すごく恐怖。同種の中に見える恐怖。 この...
芥川賞受賞者ということで、「悼む人」を読みたかったのだか… 残念ながら大学の図書館はなかったので、唯一あったこの本を手に取りました。 すごい!すばらしいですね! 家族っていう概念が、面白いほどに崩れます。 同じ血が流れてるって ある意味すごく恐怖。同種の中に見える恐怖。 この若さで、このスピード感のある作品は天才的だなって思った。 この話がのちの 「キセキノヒト」 につながるらしい。。 90年代の尊属殺人の多さに、憤慨した作家が怒り狂って書いた作品だそうです。 重苦しい本で、お腹いっぱいです。
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泣きたくなるけど、こういう家族って多い。 こういう信念持ってる人も多い。 いいことしようとしている人に、社会は厳しい。 社会の暗闇の部分を見つめていると、暗闇に取り込まれてしまう。 あってもおかしくない話で、ただただ怖い。
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このカバーイラストじゃなかったハードカバー版を読みました。 無茶苦茶エグ怖かった^^ 心理的恐怖も半端ない作品でしたが、文庫版になる際大幅に修正されたそうですね。 カバーも凄く怖くて、お父さんと裏っかわにした記憶が。
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【「崩壊した家族に再生はあるのか」 血の海に沈んだ家族がひとつ、またひとつ。一家心中か、連続大量殺人事件か。 きっかけは、心理想談のラインに掛かってきた、一本の電話だった。一方的に暴言を並べた学生らしきその声の主は一家皆殺しを宣言して電話を切った…。そして家庭内暴力に悩んでいた家...
【「崩壊した家族に再生はあるのか」 血の海に沈んだ家族がひとつ、またひとつ。一家心中か、連続大量殺人事件か。 きっかけは、心理想談のラインに掛かってきた、一本の電話だった。一方的に暴言を並べた学生らしきその声の主は一家皆殺しを宣言して電話を切った…。そして家庭内暴力に悩んでいた家庭で子供が親を惨殺する事件が発生する】 登場人物が狭い範囲で偶然に関わりすぎな感はあるけどなかなか面白い作品でした。 1995年発行と言うことで古いのが難ですが。だって連絡はポケベルって・・・今だとすごく違和感(笑)
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今、この瞬間にもつらい目にあわせてれいる児童がいる。しかも親から・・・ この小説に書かれているように、手をさしのべようとしている人間に被害が及ぶケースもある。 となり近所の付き合いもそれほど深いわけでもなく、基本的に無関心。 相談するすべを知らず、発散の場を子供に求める。 恐ろし...
今、この瞬間にもつらい目にあわせてれいる児童がいる。しかも親から・・・ この小説に書かれているように、手をさしのべようとしている人間に被害が及ぶケースもある。 となり近所の付き合いもそれほど深いわけでもなく、基本的に無関心。 相談するすべを知らず、発散の場を子供に求める。 恐ろしい現実です。
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