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手塚治虫傑作選「瀕死の地球を救え」 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2026/03/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

根幹部分は同じだが、続けて読むと改めて色々と考えさせられる。 なんせこれを50-60年前から描いているのがやはり流石の手塚先生と言わざるを得ない。 私は、海の姉弟 が好きです。 胸がキューっとなる。

Posted byブクログ

2025/01/05

手塚治虫氏の漫画を読んだ事はほとんど無かった。勿論鉄腕アトムもブラックジャックも名前だけは聞いたことがあるが、実際に作品(本書では一部の話のみ)を読んだ事は無い。本書は新書サイズに同氏が描いてきた作品の中から、特に地球環境に言及した内容のものを集めてきたものだ。長編漫画なら全話の...

手塚治虫氏の漫画を読んだ事はほとんど無かった。勿論鉄腕アトムもブラックジャックも名前だけは聞いたことがあるが、実際に作品(本書では一部の話のみ)を読んだ事は無い。本書は新書サイズに同氏が描いてきた作品の中から、特に地球環境に言及した内容のものを集めてきたものだ。長編漫画なら全話の続きとか、作品を取り巻く大きな背景を理解していないと、中々飲み込みに苦労するものだが、この当時の漫画は一話完結というスタイルが主流であったのだろう。特にアトムやブラックジャックがどの様な人(ロボット含む)なりであるか、背景理解がなくても、十分楽しめる。 本書はそうしたアトムやブラックジャックからの点用ふくめ、地球環境について深く考えさせられる作品で全編が構成されている。特に前半の「うろこが崎」や「白縫」は人間のエゴが地球環境を一方的に破壊しつつ、その報いが再び人間に戻ってくる、という点で考えさせられる内容だ。人は豊かになるため、生活を楽にするため、金儲けのために、そこに暮らす動植物の事を忘れて開発に走る。近年の出来事では、大雨により箱根の山が崩れ、街を飲み込み、多くの犠牲者を出す痛ましい災害があった。これも山を切り崩し、地面の土のバランスを狂わせた人災であった可能性がある。開発による埋め立てや山の切り崩しでは、そこにあった植物の地下茎が失われたり、本来そこにあるはずの無かった埋め立てた土砂から、その土地や海に対して異質なものが入ってくる。人間は無理やり自然界の元のバランスを崩しながら生きている。だからこそ自然の怒り、大地の怒り、海の咆哮、地球からの復讐がある。 確かに世の中が便利になれば、そこに新たな商圏が生まれ、人々の生活が潤い、無くなりつつあった村でさえ復活できるのかもしれない。ただそれはそこに住まう人々全てが求めた事であろうか。私も実家の周りが巨大な開発計画により森も動物も全て失くなった経験を持つ。たくさん飛んでいた赤蜻蛉も、源五郎も、倉庫にいた梟も、夏の網戸にとまるカブトムシも全ていなくなった。駆け回った野山は、今はそれが何処にあったのか判らない程だ。代わりにできたのはドラッグストアやスーパー、コンビニ、住宅街だった。今は記憶の中にしかない風景と、そこに住んでいたはずの動物や虫達は何処に行ってしまったのだろう。 今、実家の庭には鳥の巣箱を設置している。周辺から緑がほとんど消えてしまった中で、実家の庭は植物が好きな両親のおかげで、沢山の木と花のある庭が残っている。先日青い尻尾のトカゲ(恐らく日本固有種)を見かけたし、庭には雀だけじゃなく、ヒヨドリもシジュウカラもエサを採りにやってくる。家を失った彼らにとって、砂漠のオアシスにでもなればと思う。

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2023/05/15

図書館にあり、久しぶりに手塚治虫の漫画を読みたいと思って手に取った。 自然と人間のあり方に対するメッセージの込められた短編集である。 好きな作品はブラックジャックが自分で自分の手術をする話。 星新一のショートショートのような伏線回収が美しい。

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2019/09/07

ガラスの地球を救え はしっていたが、こんな単行本があったとは。 手塚さんがマンガで、伝えたかったことがくっきり表現されてた。 先日、宝塚の記念館で感じた、時代を超越した功績と根幹の幼少期、青年期を彷彿させる作品テーマに溢れる! 頭でなく感性で見てほしいマンガですね。

Posted byブクログ

2017/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

学生時代読んで難しいと感じた話が 今読んでも難しかった。。。 学校を卒業すると環境問題に触れる機会が全然なくなってしまうが 今、どうなっているのだろう。。 当時から森林伐採や大気汚染は酷かったけれど。。。

Posted byブクログ

2014/01/26

高度経済成長の時代。 成長に伴う環境破壊について現代を生きる私たちは意識が足りない。 漫画を含めたメディアはそこがすごい

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2015/08/05

2011年4月9日読了。手塚治虫のマンガの傑作選、地球環境破壊への警鐘を鳴らすテーマの作品7編を収録。藤子不二雄もそうだが、この時代の日本マンガの先駆者たちは「子供向けの本を書いて一儲けしてやろう」などという狭い了見ではなく、マンガで世界を変えることができる・または変えたいと信じ...

2011年4月9日読了。手塚治虫のマンガの傑作選、地球環境破壊への警鐘を鳴らすテーマの作品7編を収録。藤子不二雄もそうだが、この時代の日本マンガの先駆者たちは「子供向けの本を書いて一儲けしてやろう」などという狭い了見ではなく、マンガで世界を変えることができる・または変えたいと信じて作品を作ってきたのだなあと感服させられる。「白縫」(名作。ぐっとくる)のラスト1ページ前の見開きの静かな迫力など、映画でも小説でもできない、マンガだけの圧倒的な表現と感じる・・・「うろこが崎」のオチもいかにも短編ぽくて好み。小説でもマンガでも、傑作の長編を書ける作家の短編を読むのは実に楽しいことだ。

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2010/09/09

・11/4 ここのところ漫画シリーズになっている.冊数を稼ぐには持って来いだけど、それだけだな.読まなきゃいけない漫画だと思ううちのシリーズであるこの本も、その他の視点からも出てくるのだろうか.今回は環境保護である. ・11/4 読了.環境保護といっても殆ど人間の愚かさを題材にし...

・11/4 ここのところ漫画シリーズになっている.冊数を稼ぐには持って来いだけど、それだけだな.読まなきゃいけない漫画だと思ううちのシリーズであるこの本も、その他の視点からも出てくるのだろうか.今回は環境保護である. ・11/4 読了.環境保護といっても殆ど人間の愚かさを題材にしたものばかりだ.

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2010/08/03

感受性の豊かな人にしか伝わらなそうですが、 少しでも多くの人に地球の大切さに気付いてもらうためには ぜひ読んでもらいたいです。

Posted byブクログ