百鬼夜行抄 新版(文庫版)(9) の商品レビュー
一つ一つのプロットは本当によく練られていて面白いのに、それが漫画として表現しきれてないのが全くもって残念過ぎる…。何度読んでも分かりにくい。三郎の話とか大好きなんだけどなぁ。
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百鬼夜行抄の9巻。 相変わらず、尾白と尾黒のコンビがほほえましい。でも、今回は青嵐はあんまり活躍せず…しょぼん。 ちょっとまえにBSマンガ夜話の百鬼夜行抄の回をちょっとだけみた。 で、夏目房之介さまが、「こういうタイプのマンガは、通常、序列を求めたり、対立を描いたりする...
百鬼夜行抄の9巻。 相変わらず、尾白と尾黒のコンビがほほえましい。でも、今回は青嵐はあんまり活躍せず…しょぼん。 ちょっとまえにBSマンガ夜話の百鬼夜行抄の回をちょっとだけみた。 で、夏目房之介さまが、「こういうタイプのマンガは、通常、序列を求めたり、対立を描いたりする。が、今市子はそれを全くしないでここまで描いてるのがすごい」と言っていた。 で、それを頭において読むと、すごさがます。 なんせ、主人公律は、妖魔もののけが「見える」だけなのだ。長らく妖魔と付き合っているから、なんらかの力があってもよさそうなのに、相変わらず「見える」だけ。 このすばらしい、潔さ。 うむ。 これは、「潔さ」を愛でるマンガなのかもしれない。 そう考えると、あちこちに潔さというポイントが見え隠れしている。そして、潔くないものは、青嵐に食われたり、さ迷ったりしている。 まだまだ、この世界は深いのかもしれない。
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『百鬼夜行抄』9巻目。 相変わらず一度読んだだけでは 分かりづらいストーリーが多い。 決められたページ数より ストーリーのボリュームが大きいのだと思う。 まあしかし二度三度読めば序々に馴染んで 純粋にストーリーを楽しむ余裕が出てきます。
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