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1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター の商品レビュー

3.7

42件のお客様レビュー

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2020/11/17

井口美恵子44歳。 ここまで大きな出来事もなく、至って平凡、至って健全な人生を歩んできた。 だが、ひょんなことから同級生にバンドをやらないかと誘われる。 あれよあれよという間にギターを持たされたわたし。 演奏するには、ディープ・パープルの名曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」! ...

井口美恵子44歳。 ここまで大きな出来事もなく、至って平凡、至って健全な人生を歩んできた。 だが、ひょんなことから同級生にバンドをやらないかと誘われる。 あれよあれよという間にギターを持たされたわたし。 演奏するには、ディープ・パープルの名曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」! (アマゾンより引用) かおりさん、キライだわー… 私だったら絶対友達にならない。 新子さんが好きだった(笑)

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2019/07/06

失敗しても、やり直せばばいい。 クライマックスで主人公がぶちかますアジテーション。そこから最後まで、完全に涙腺が決壊した。 期待して読んだけど、期待以上に刺さった。 バンド小説って、こないだの『階段途中のビッグ・ノイズ』とか『青春デンデケデケデケ』とか、結構、好きな作品が多い...

失敗しても、やり直せばばいい。 クライマックスで主人公がぶちかますアジテーション。そこから最後まで、完全に涙腺が決壊した。 期待して読んだけど、期待以上に刺さった。 バンド小説って、こないだの『階段途中のビッグ・ノイズ』とか『青春デンデケデケデケ』とか、結構、好きな作品が多いけど、これもまた僕の好きな作品のフォルダに入ったというところ。

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2016/03/12

1985年の奇跡の五十嵐貴久が描く、青春物語。中年のオバサンたちがひょんなことからやったこともないバンドを組んで人前で演奏することになった。始めて触る楽器に四苦八苦、果たしてどうなる・・・ 最初は乗り気でないどころか反対派でもあった主人公の恵美子が段々のめり込んで行くのですが、そ...

1985年の奇跡の五十嵐貴久が描く、青春物語。中年のオバサンたちがひょんなことからやったこともないバンドを組んで人前で演奏することになった。始めて触る楽器に四苦八苦、果たしてどうなる・・・ 最初は乗り気でないどころか反対派でもあった主人公の恵美子が段々のめり込んで行くのですが、その心境の変化が丁寧に描かれています。間違ったっていい、今からやり直せばいいんだという本作のテーマが出てくるのですが、さらには、何かを始めるのに遅すぎるってことはない、迷ってるなら思いきって挑戦してみようよ、その先に道は開けるよというメッセージをも伝えてくれます。全体的に読みやすく、爽やかな読後感により、元気を貰える作品です。

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2015/11/20

主人公の寡黙な亭主が印象的でいい味出してる、。  でも、全体的に軽い、それがいいのかもしれないけれど。  確かにスモークオンザウォーターはそんなに難しい曲じゃないかもしれない。でも、楽器触ったことのない40代の主婦がいきなりこれでコンサート!はあまりに現実感がなさすぎ。音楽するの...

主人公の寡黙な亭主が印象的でいい味出してる、。  でも、全体的に軽い、それがいいのかもしれないけれど。  確かにスモークオンザウォーターはそんなに難しい曲じゃないかもしれない。でも、楽器触ったことのない40代の主婦がいきなりこれでコンサート!はあまりに現実感がなさすぎ。音楽するのはそんなに簡単じゃない。せめて設定として若い頃にギターを触っていたぐらいにはしておいてほしい。その辺のシビアさはこの軽さではとても描けないと思う。  オチもやっぱり軽いけど悪くないし、面白くは読めました。

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2014/12/29

平穏な生活を送っていた主婦が、ひょんなことからバンドを組んだ。 軽い遊びのつもりだったが、メンバーに元プロが加わり猛練習が始まる。 演奏するのはもちろん、名曲『スモーク・オン・ザ・ウォーター』。 失敗のない人生なんてつまらない。 失敗したらやり直せばいい。 それができるから私たち...

平穏な生活を送っていた主婦が、ひょんなことからバンドを組んだ。 軽い遊びのつもりだったが、メンバーに元プロが加わり猛練習が始まる。 演奏するのはもちろん、名曲『スモーク・オン・ザ・ウォーター』。 失敗のない人生なんてつまらない。 失敗したらやり直せばいい。 それができるから私たちは毎日を生きていける。

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2014/12/07

スモーク・オン・ザ・ウオータ―が懐かしくて、読み始めました。世代的に近いので、当時はやっていた曲やエピソードなど色々懐かしい事が書かれていて、楽しめました。

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2014/09/29

主人公はおれの母親と同じ生まれ年。1995年といえばおれは高校生。バンドばっかりやってたあの頃、母親はこんな気持ちでいたのかぁって思った。親孝行しなくちゃな。映画化もされてるみたいだからDVDも観てみたい。

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2014/05/07

普通の主婦がバンド結成!?とまどう家族 そして一度かぎりの成功体験 何もなかったように普通のおばさんに戻っていく 表紙からは推測できないファミリー感で着陸

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2012/05/31

こんなお母さんだったらやっぱりちょっとウザいかも(爆)。 とはいえ1995年だということを考えたらかなりかっこいい姐さんたちですね。

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2012/04/08

全体としては面白かったけど、本筋に入るまでが長い。序盤何の話なのか全然分からなかった。でも頑張ってるオバサン達はなんか応援したくなっちゃう。クスリと笑える場面もあって最後はちょっと感動した。

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