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ベーコン の商品レビュー

3.3

73件のお客様レビュー

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2024/02/11

「生皮」を読んで気になっていた井上荒野さんの小説。料理とそれに纏わる人々のエピソードを描いた短編集です。不倫をテーマにしていたり、ほろ苦い作品が多いので好みが分かれるかも。はっきりと結末を書かずに読者に想像を委ねる作品もあり、後味があまりすっきりしないので私は好きではないです。

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2020/05/09

人間模様と食事。 特別美味しそうに描かれている訳ではないのになぜだか印象に残る。 どうして今まで読まずにいたのだろう。

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2020/02/01

佐野史郎の舞台でやっていて観に行けなかったので気になって購入した本。人間の暖かみや複雑な感情、白と黒だけではわけられない人の物語が思い出の食べ物とともに綴られていた。

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2020/01/15

タイトルに惹かれて。ごはんものの物語っていいよね。 大人な恋愛模様のあれこれ。 文章が好きだった。 特によかった話は「クリスマスのミートパイ」「煮こごり」あたりかな。

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2019/04/13

何かを食べたい、ということは、誰かを抱きたいということだ。食と性愛にまつわる9つの短編。 二股や離婚など、なかなかシビアな状況にいる主人公たちだが、彼ら彼女らが食べる料理のなんと美味しそうなこと。 読むとお腹が空いてくる。 ベーコン、食べたいなぁ…

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2019/01/22

小川糸さんがエッセイで触れていたので。 物語の雰囲気がふたり似ている。短編。不倫おおめ。 C0093

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2018/05/22

江國香織さんが「物語のなかとそと」の中で井上荒野さんの「ベーコン」を読み、井上荒野さんの文章が好きだと書いていてとても気になり手にしてみた。 大人の物語だった。短編であるところがとても良かった。さらっと 不倫や、出ていった母のこと、壊れかけの夫婦などを書いていて、でも結末を聞か...

江國香織さんが「物語のなかとそと」の中で井上荒野さんの「ベーコン」を読み、井上荒野さんの文章が好きだと書いていてとても気になり手にしてみた。 大人の物語だった。短編であるところがとても良かった。さらっと 不倫や、出ていった母のこと、壊れかけの夫婦などを書いていて、でも結末を聞かされずに済むからとても気持ちいい。 「クリスマスのミートパイ」がとくにすきだった。仕事に行けなくなってしまった夫とキャットシッターをする妻はもうなんとなくすれ違いはじめたような夫婦に見える。実家から送られてきた絵本の中にでてくるミートパイ。 それを食べられることになるラストが可笑しくて、最高に優しかった。 1番食べたくなったのは、「アイリッシュ・シチュー」ふふふ。

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2017/09/28

井上荒野さんの作品は6~7冊目です。「静子の日常」が一番印象に深いです。今回読んだのは「ベーコン」、2007.10発行、短編9話、食べ物をタイトルにつけてますが、大人の男と女の物語です。「ほうとう」「ミートパイ」「煮こごり」「ベーコン」が気に入りました(^-^) 井上荒野さん、直...

井上荒野さんの作品は6~7冊目です。「静子の日常」が一番印象に深いです。今回読んだのは「ベーコン」、2007.10発行、短編9話、食べ物をタイトルにつけてますが、大人の男と女の物語です。「ほうとう」「ミートパイ」「煮こごり」「ベーコン」が気に入りました(^-^) 井上荒野さん、直木賞作家だけあって読み応えがありますね。(この作品が2007年、直木賞は「切羽へ」で2008年でした)

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2017/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

井上荒野さん、ブクログ談話室のスレッド「食事シーンのある話」でいくつか推薦されてたな、というぼんやりとした情報だけで図書室の「作家別・あ行」の棚へ。中でも一番読みやすそうな短編集をお借りすることに。  人の気持ちが動くとき、  人生が少しだけ変わるとき。  いつも何かを食べていた。  何かを食べたい、ということは、  誰かを抱きたい、ということだ。  食と性愛にまつわる9つの短編(いずれも帯より) んんんんん~~~~~~~。 何と言うか、食べ物あんまり関係なくない?という感じ。 個人的に「食7:性愛3」くらいを期待して読んだのですが、蓋を開けたら「食1:性愛9」だったなあ。 その「食1」も、不倫相手が好きだった食べ物とか、セックスしている最中に煮込んだシチューとか、初めてセックスした後に食べた朝食だとか、なんかこう、諸手を挙げて「美味しそう!!!」とは言い難いものばかりで……。 談話室で紹介されていた『キャベツ炒めに捧ぐ』と『チーズと塩と豆と』は読んでみたい。

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2017/05/19

どれも美味しそうなタイトルの短編小説。 ミートパイのお話のような奥さんに私はなれるかなぁ。。。 きっと水餃子の話しの奥さんのような態度をとるんだろうなぁっと思いながらさらさらと読み終わった1冊。 2017.5.19読了

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