パークチルドレン の商品レビュー
やはり先生の「特殊閉鎖された空間に大人になりきれない大人と子ども達」「禁断の恋」「曖昧なジェンダーに囚われる子ども」といったモティーフは健在。 命綱みたいな均衡で生きる少年少女の旅立ちのときがすぐそこに来ている。
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最初は、子供の時って周りみんな敵って感じあるよなあ。そうやって強くなるよなあ。って思いながら読んでました。 親が再婚して、再婚相手と暮らすのは無理。と、祖父母の家から学校へ行く。 そんな時、廃園になった場所を訪れると、子供たちの秘密基地になってた。 そこに居たキョージュという人は、廃園になった社長の義理の子供。母親が再婚して一緒になった子供。 そして同級生の千夏と、一個上の直澄とその他色んな事情を抱えた子供たち。 千夏は小さい頃、今は廃園のここで事故に遭い、落下したとこを助けて貰った。助けた人は直澄の父親で、助けたことで直澄の父親は亡くなった。 3人で傷の舐め合いをしていた。 ある日、千夏が洪水に襲われて死んだ。 最初は妊娠7週だったから自殺かとも思ったけど、助けられた命を粗末にするはずがない。 結果、子供を助けようとして死んだという結末。 だけど、そこから相手は理科の先生で、死んだけど赤ちゃんを先生に抱かせたいってことで身篭らせて…って…そのくだりいる? でもまあ、命がーって最初っから言ってたしなあ…。 いや、やっぱいらないんじゃない? そこだけすんごい浮いてる。っていう読後感でした。 でも千夏が死んだ理由を自殺にみせるにはそうするしかなかった…? やっぱりうーん。って感じです。
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インターネットでおすすめの本を調べて見つけた本です。 ありえそうな話で、夢のような世界観で、 おもしろいストーリーでした。
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装丁がとても可愛くて手に取った本。 薄い本なので1時間もせずに読了。 しかしものすごーい辛い1時間だった。 1章を読み終えた時点で稚拙な文章とアホみたいな設定にうんざり。 高校生の書いた携帯小説か?ってレベル。 中高生くらいを対象にしてるんだろうかと思いつつなんとか読み進めると...
装丁がとても可愛くて手に取った本。 薄い本なので1時間もせずに読了。 しかしものすごーい辛い1時間だった。 1章を読み終えた時点で稚拙な文章とアホみたいな設定にうんざり。 高校生の書いた携帯小説か?ってレベル。 中高生くらいを対象にしてるんだろうかと思いつつなんとか読み進めると 中盤でまた目を疑うような展開に…。 妊娠をこんなバカみたいに描いて欲しくないんですけど。 登場人物の背景もただこの子可哀想でしょ?って設定を張り付けただけにしか見えず ラストの展開も吐き気がするほどちぐはぐで気持ち悪かった。 ツッコミどころがありすぎて疲れた。 こんな話で賞が取れるなんて信じられない!!! 最後まで読みきった私は相当頑張った。 このひとの本は二度と読まない。 時間のムダでした。
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廃園になった遊園地だけが自分の居場所になっている子ども達とその中心的な役割を担っているキョージュ・真澄・千夏そして主人公の水香、生かされている自分や生きている意義が見いだせずにいる人達、「月の裏側は見ない」という約束のもと、この遊園地にいる時だけは笑顔で居心地良く過ごしていた。大...
廃園になった遊園地だけが自分の居場所になっている子ども達とその中心的な役割を担っているキョージュ・真澄・千夏そして主人公の水香、生かされている自分や生きている意義が見いだせずにいる人達、「月の裏側は見ない」という約束のもと、この遊園地にいる時だけは笑顔で居心地良く過ごしていた。大人が無くした子どもの世界をいつまでも楽しんでいるのは臆病な逃避なんだろうか?でもなくしたくない空間だなぁ!
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小路幸也氏が絶賛してただけあって、小路幸也臭がした←褒め言葉 思春期のどうしようもない気持ちの話でした。 キョージュがかっこいい、素晴とか 直澄くんもハラハラする生き方をしますね あっさり読めたけど、いつの間にか号泣してた 「食べ物を持ってくると、いつも膝の上に置くよね。僕としては手が出しにくくて、ちょっと困るんだけど」
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■ひとりぼっちだった15歳の水香は、閉鎖された遊園地で仲間に出会い、初めての恋をした。そして突然、親友の千夏が事故死し、水香は千夏が妊娠していたことを知る。お腹の赤ちゃんを代わりに産んでほしい…!?水香は、千夏の最後の願いを叶える約束をするが―。大切な人を守るために、何ができるだ...
■ひとりぼっちだった15歳の水香は、閉鎖された遊園地で仲間に出会い、初めての恋をした。そして突然、親友の千夏が事故死し、水香は千夏が妊娠していたことを知る。お腹の赤ちゃんを代わりに産んでほしい…!?水香は、千夏の最後の願いを叶える約束をするが―。大切な人を守るために、何ができるだろう?全編に「愛しさ」が満ちあふれる、期待の新人によるみずみずしい感動作。第八回小学館文庫小説賞受賞作。 ■■柔らかな文体が読みやすいですが、少々ご都合主義の展開。結局これはファンタジーのくくりに入るのかな・・・。よい話でしたが、キレイすぎだなと感じてしまうのは人それぞれなのかもしれません。
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優しい文章で、絵本を読んでいる感覚だった。 子供達っだって、大きかったり ものすごく重い荷物を持っていたりする。 それを置いて休むことも必要だから、 パークに子供達は足を運ぶ。 パークチルドレンになれたからこそ、 遊園地が自分達のものじゃなくなっても 歩いていけるんだと思う。 ...
優しい文章で、絵本を読んでいる感覚だった。 子供達っだって、大きかったり ものすごく重い荷物を持っていたりする。 それを置いて休むことも必要だから、 パークに子供達は足を運ぶ。 パークチルドレンになれたからこそ、 遊園地が自分達のものじゃなくなっても 歩いていけるんだと思う。 ふんわりと、穏やかな気持ちで読めた作品。
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母の再婚で祖父母と暮らすようになった『水香』。クラスメートにも溶け込めず、この町には自分の居場所が無いように感じていた。 閉鎖された遊園地に忍び込んだ『水香』は、クラスメートの『千夏』を始めとして、沢山の子どもたちと出会う。 月の裏側は、誰にも見えない 『パークチルドレン』...
母の再婚で祖父母と暮らすようになった『水香』。クラスメートにも溶け込めず、この町には自分の居場所が無いように感じていた。 閉鎖された遊園地に忍び込んだ『水香』は、クラスメートの『千夏』を始めとして、沢山の子どもたちと出会う。 月の裏側は、誰にも見えない 『パークチルドレン』。みな同じように居場所を求める子どもたち。自分たちのルールーを作り、いつしかここに集うようになったのだった。そこはまるで『楽園』のようだった。ここに居る間はとても幸せだった。そして、かりそめの楽園はやがて失われる。 辛いことから目をそむけているだけでは前には進めない。いく楽園を作り、蓋をしていても、現実には傷は癒せない。でも、そのためにも、こんな場所があれば良いだろうな。いつかは巣立つその日のために。
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図書館でタイトル・装丁に惹かれ読んでみました。 死んでしまった人が、幽霊となって出てきたり それが皆共通に見えたり、 ストーリー・設定に確かに現実味はないのですが 物語自体がキラキラして、 絵本を読んでいるような 子供の頃に戻ったような、やさしい気持ちにしてくれる本です。 ゆ...
図書館でタイトル・装丁に惹かれ読んでみました。 死んでしまった人が、幽霊となって出てきたり それが皆共通に見えたり、 ストーリー・設定に確かに現実味はないのですが 物語自体がキラキラして、 絵本を読んでいるような 子供の頃に戻ったような、やさしい気持ちにしてくれる本です。 ゆっくりした、休日の午後にオススメの一冊です!
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