わすれんぼうのねこモグ の商品レビュー

ジュディスカー【作】,斉藤倫子【訳】

2024/09/14

図書館本。次女に借りた本を長女も読む。物忘れが多く、粗相もあって、家族から疎ましがられている飼い猫のモグ。ところが、ある夜、泥棒を捕まえる手柄をたてます。

2024/07/08

わすれんぼうのねこの絵本ですね。
ジュディス・カーさん（1923年ベルリン生まれ）ナチスの迫害をのがれ、スイス、フランス、そしてイギリスへ。ロンドンで美術を学ぶ。絵本作家。
1970年に刊行された『わすれんぼうのねこ　モグ』にはじまるモグシリーズ他、多数を手がける。
日本版は2007年初版です。
訳は斎藤倫子さん（1954年、東京生まれ）翻訳家。

　トーマス家のねこ、モグは、うっかりやでわすれんぼう。かしこいねことはいえませんが、トーマス家の人気者、大事な家族の一員です。

　のほほんとした愛嬌のあるねこのモグと家族の心温まるお話です。半世紀前の絵本ですが、古さは感じません。絵がとてものんびりとしていて、温かみがありますね。モグの表情が猫らしくて愛らしいです。
猫好きにはおすすめの絵本ですね。

2021/09/29

息子6歳11ヵ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯

〈子〉
何度も読む(お気に入り) ◯
ちょうど良いボリューム　
その他　

モグがやってることが息子のようで…

ちょっとイラッとしてしまう。

でも、大好きだよ。

2018/12/11

なんでもすぐ忘れてしまう猫モグに家族はいつも困っています。が、ある日泥棒を見つけてモグはメダルを貰います。
できない子、自己肯定感の低い子、忘れっぽい人の気持ちに寄り添える一冊かもしれません。いつも必ず庇ってくれる女の子のような存在の大切さにも気付かされます。

2018/01/18

モグったら、まったくほんとに困ったにゃんこ。
でもとっても愛おしい。
大事な家族の一員です。
ボテっととふっくらモグの絵にひかれ手に取りました。

2017/12/09

猫のことほんとによく分かってる！
猫を飼っている人なら、よく見る仕草や表情が次々と出てきて思わずクスッと笑いたくなると思います。
猫もいろいろ大変。

2012/07/12

猫好きだったらとってもわかる、愛すべき猫！
心の描写が素晴らしい。
ナチス迫害からイギリスに逃げてきて初めて創作した一作とのこと。
とっても温かい内容とは裏腹に、ジュディスさんのバックヤードを想うとなお一層、大切な一冊。

2011/06/13

モグが物凄く愛らしい。
絵も秀逸。これは欲しいと思ったし、続編があるらしいのも気になる。ジブリ美術館に置いてあって読んだのだけど、短い丁寧なアニメーションになったら絶対に観るなあ。

2013/01/26

・イギリスで30年以上のロングセラーとなっている、ねこのモグシリーズの一冊。日本では以前、1979年にわだよしおみ訳、大日本絵画から出版されていた。今年はほかに『モグのクリスマス』も出版されている。
・少し古めかしいが魅力的な絵で、色も美しい。ねこの表情も愛らしい。
・文章は始めのうちナレーション風だが、途中でモグのセリフ中心の文章となるので少し戸惑うところもある。

2010/04/19

とんでもなくわすれんぼうなねこ、モグのお話。
お父さんとお母さんはいつもモグをおこっています。
でも、あるひモグはふとしたことから大手柄をあげます。

あまりの忘れっぷりに笑いが起きました(笑)
これ、シリーズものなのですね。
絵もはっきりしてかわいいし、思わず予約してしまいました。

読み聞かせには時間を多めにとったほうがよさそうです。