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豊臣秀長(下巻) の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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表面的な描写は秀長を…

表面的な描写は秀長を主人公とした三人称をとっていますが、この作品では豊臣秀吉以外の登場人物を細かく説明してその人物像を日の当たる舞台に引き上げた事も評価されます。今までどの小説にも顔を出さなかったご自分の先祖が登場される、なんて事もあるかも知れませんよ♪

文庫OFF

2020/11/15

どちらかというと、上巻は物語風、下巻は史実書風に描かれているが、歴史小説として良く知れ渡る信長〜秀吉史・物語も、あまり中心に据えられない秀長の視点で描かれるところは、新鮮に感じられた。 『巨いなる企て』では、合戦の描写がほとんどなかったが、その後に読んだ本作品では、賤ヶ岳など秀長...

どちらかというと、上巻は物語風、下巻は史実書風に描かれているが、歴史小説として良く知れ渡る信長〜秀吉史・物語も、あまり中心に据えられない秀長の視点で描かれるところは、新鮮に感じられた。 『巨いなる企て』では、合戦の描写がほとんどなかったが、その後に読んだ本作品では、賤ヶ岳など秀長目線での戦略解説的に描かれているところは、読み応えがあった。本作品をよむまでは、補佐役=参謀と漠然と思っていたが、2つはまるで違うものとよくよく教えられた。読んで良かったと思う作品の一つだった。

Posted byブクログ

2016/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 秀吉の補佐役秀長の生涯を描く下巻。  九州・四国征伐は彼なしにはなしえなかったことがよくわかる。それが家康の帰順を促したのだから、秀吉による天下統一は、実は秀長との共作であったのだ。  小説というには、ト書きが多すぎるが、ホンダの藤沢武夫など補佐役にフィーチャーされるようになったのは、社会が色々な意味で余裕が出てきたからなのかもしれない。

Posted byブクログ

2009/10/04

ナンバー2として生涯を貫くことって容易ではないと思います。 ましてや時代は戦国。 親子・兄弟争いも普通にあり裏切りなんて当たり前。 その時代にここまで徹することができたこの人は天才と言えるでしょう。

Posted byブクログ