1,800円以上の注文で送料無料

年収崩壊 の商品レビュー

3.1

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2020/05/01

・この本は、まるで今の世界や日本の経済を予測していたように、そのような状況における私たちのありかたについて示唆を与えてくれます。  この本は、2008年11月25日に発行されたものですが、直前の9月に破綻したリーマンブラザーズのことについては言及していませんでした。  森永卓...

・この本は、まるで今の世界や日本の経済を予測していたように、そのような状況における私たちのありかたについて示唆を与えてくれます。  この本は、2008年11月25日に発行されたものですが、直前の9月に破綻したリーマンブラザーズのことについては言及していませんでした。  森永卓郎さんの肩書は、経済アナリストですが、この本はどちらかと言うと、経済の専門家が論じた社会哲学のような感じで、新自由主義など、まるでマイケル・サンデル教授の講義かと思われるような言葉が出てきます。  ただ、サンデル教授が、これからリーダーになる人に向かって、社会を俯瞰した視点で話しているのに対し、森永さんは、私たち庶民の目線に立って、社会を見上げるように書いています。  リーマンショック、ギリシャ破綻、タイの洪水と世界経済を翻弄する事件も起こっていますし、日本は東日本大震災の後遺症に苦しんでいます。  この本は、まるで今の世界や日本の経済を予測していたように、そのような状況における私たちのありかたについて示唆を与えてくれます。  結局、社会システムは、一人ひとりの国民が、安心して暮らせるためにあるんですよね。

Posted byブクログ

2014/11/10

文字通り、高度経済成長が終わり、企業の倒産やリストラの可能性がある現在、どうやって自分の年収を維持し、かつ老後の資金を蓄えるかということを記した一冊。 大企業ならばしがみつけなど、良く言えば地に足が着いてる、悪く言えば夢のない話が多いが、それが著者の転職履歴や経済状況などに根ざ...

文字通り、高度経済成長が終わり、企業の倒産やリストラの可能性がある現在、どうやって自分の年収を維持し、かつ老後の資金を蓄えるかということを記した一冊。 大企業ならばしがみつけなど、良く言えば地に足が着いてる、悪く言えば夢のない話が多いが、それが著者の転職履歴や経済状況などに根ざしているので、説得力があった。

Posted byブクログ

2013/10/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

モリタクさんの本。 賛否両論あるが読みやすいと思う。 2013年のモリタク新書を読みたくなった。

Posted byブクログ

2013/09/16

2007年の本なので、かなり古い情報で書かれているが、この辺の話にうといもので、なかなか新鮮に読めた。自分の価値感を大事にというのは、そりゃそうだよね。

Posted byブクログ

2012/10/28

とっても読みやすい本でした。 ただ結論とか考え方はこれまで読んできた他の著者と違っていて、日本人っぽいなぁという感じでした。 自己啓発、というよりこういう考え方もあるかなぁって思って読むと良い本。やる気を起こさせる本では無いです。

Posted byブクログ

2012/04/02

経済学者モリタクさんの本。 この方の自論はおもしろいのでなるべく読むようにしている。 以前、年収防衛を読んでおもしろかったのでこの本も読んでみようと思ったが、実は年収崩壊のほうが先に出版されてたんだなと。 中身は、格差社会が広がる中でどのように生きていくのかが大きなテーマ。 ...

経済学者モリタクさんの本。 この方の自論はおもしろいのでなるべく読むようにしている。 以前、年収防衛を読んでおもしろかったのでこの本も読んでみようと思ったが、実は年収崩壊のほうが先に出版されてたんだなと。 中身は、格差社会が広がる中でどのように生きていくのかが大きなテーマ。 ライフスタイルや資産運用、節約などなど、著者の考えがまとめられていうます。 最もそう思うのは、そこそこに稼いで、ほどほどに生きるということです。 これからの生き方も考えないとですね。 記載内容は、 欧州との労働時間、GDPの比較や、ハイブリッドカーに買い換えてもあまり節約にならないなど、一部は年収防衛と同じようなコンテンツもあります。 第1章 崩壊する日本人の年収 第2章 格差社会がライフスタイルを変えていく 第3章 格差社会は広がっている 第4章 あなたを守るための資産運用 第5章 定年後、楽しく生きるための知恵と工夫

Posted byブクログ

2011/02/03

2011/2/3読了。 普段様々なテレビ番組で森永さんが話している内容をまとめた感じ。要はある程度の稼ぎでワークバランスを考えて、景気の動向を見ながらポートフォリオで投資して、安心で落ち着いた老後を暮らそう!ってな話。

Posted byブクログ

2010/11/28

有名な経済評論家だけど本を読んだのは初めて。 市場主義では、能力や努力のほんの少しの差がとてつもない所得差につながると言っておきながら、そういった努力や能力向上を進める内容はほとんどなくて、所得が少なくなることを前提に自己防衛を図る小技ばっかり進めてる。 すごく後ろ向きで嫌な本。

Posted byブクログ

2011/07/27

■生き残るリスク、のために終身給付の年金保険が必要■予定利率が2%を超えたら生命保険を検討■ネットオークションで売る

Posted byブクログ

2010/08/14

いきなり本の話題から外れますが、以下は派遣ユニオン書記長が講演した日雇い労働者の過酷な労働環境について、です。 早朝集合。集合場所から作業場まで、まるで荷物のように扱われ、日給6800円。しかも、人物情報を登録する手間賃「データ管理費」200〜500円が派遣会社から差し引かれる...

いきなり本の話題から外れますが、以下は派遣ユニオン書記長が講演した日雇い労働者の過酷な労働環境について、です。 早朝集合。集合場所から作業場まで、まるで荷物のように扱われ、日給6800円。しかも、人物情報を登録する手間賃「データ管理費」200〜500円が派遣会社から差し引かれる。さらに交通費、食事代を差し引いたら、手元に残るのは、ごくわずか。これでは、現状の生活から抜け出したいと思っても、なかなか難しい。 月に20日稼働しても、13万6000円にしかなりません。年収は200万円以下でしょうか。しかも、企業は昨今、非正規雇用を進めており、この格差社会の傾向は強まっていくことが予想されます。低所得層の人口はますます増えていくはずです。 この格差社会の台頭をいち早く指摘したのが、森永卓郎氏なんだそうです。 そんな時代の中、我々はどのように生きていくべきか。森永氏はいくつかの提案をします。実践的な節約術、貯蓄術から、心構えまで。無駄を省けば、貯蓄に回せる。老後に備えることもできる。 森永氏は、そんな中でも大切なのは「楽しむことだ」と言います。ご自身は所沢にお住まいだそうで、郊外での生活を推薦されています。 カントリーでもなく、アーバンでもない「トカイナカ」暮らし。ちょっと電車に乗れば、東京にも出られて、家に帰れば、自然を感じることもできる。金は大事な要素ではありますが、ある方にはある方の、ない方にはないなりの楽しみ方があるはずですよね。

Posted byブクログ