父さんギツネバンザイ の商品レビュー
いつもながらのロアルドダール節。 品行方正なご家族向きではない。 意地悪でけちんぼな3人の農夫とキツネ一家の顛末。最終的には、地域の動物対農夫という図式になるが…。 農夫はもともとそんなに頭が良くないとはいえ、父さんぎつねの方が数倍上という…。 アメリカのカートゥーン、ルーニーチ...
いつもながらのロアルドダール節。 品行方正なご家族向きではない。 意地悪でけちんぼな3人の農夫とキツネ一家の顛末。最終的には、地域の動物対農夫という図式になるが…。 農夫はもともとそんなに頭が良くないとはいえ、父さんぎつねの方が数倍上という…。 アメリカのカートゥーン、ルーニーチューンズなんかを思い出す図式かな? 最後のパーティーでのゲップは、日本人にはそうでなくても、欧米の人からしたらとんでもない下品なシーンなんだろうなあ…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
父さんぎつねは狩に出掛けようとした時にいじわるな三人組の農夫にしっぽをうたれてしまいます。巣の入り口で待ち伏せをする農夫三人とキツネ一家が知恵比べをする話です。 トンネルを掘り続け、えものを奪うまでの過程にハラハラドキドキしながらも、周りの動物達も巻き込んで共同生活をします。父さんギツネのせいで飢え死に寸前だった動物達の協力もあり、飢えをしのぎ、最後には大宴会を開き、父さんギツネを賞賛します。
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絵本の中から受けるメッセージは読み手、受け手の環境によって左右される事は多分にあるでしょうね。けれども、いつの時代も変わらないものもある。絵本から受ける、母性や父性感はその一つ。この児童書に出てくるお父さんとお母さんのやり取りはとても素敵ですし、お父さんの家族への愛情と知恵と勇気...
絵本の中から受けるメッセージは読み手、受け手の環境によって左右される事は多分にあるでしょうね。けれども、いつの時代も変わらないものもある。絵本から受ける、母性や父性感はその一つ。この児童書に出てくるお父さんとお母さんのやり取りはとても素敵ですし、お父さんの家族への愛情と知恵と勇気と行動力はとても頼もしいです。
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ロアルド・ダール:作 田村隆一・米沢万里子 訳 <あらすじ> けちな農夫三人と家族のためにがんばる父さんギツネとの知恵比べ。 <ひとこと> 父さんギツネは、母さんギツネや子ギツネにおいしいものをごちそうを食べさせようとがんばります。世の中のお父さんもきびしい状況の中で必死にが...
ロアルド・ダール:作 田村隆一・米沢万里子 訳 <あらすじ> けちな農夫三人と家族のためにがんばる父さんギツネとの知恵比べ。 <ひとこと> 父さんギツネは、母さんギツネや子ギツネにおいしいものをごちそうを食べさせようとがんばります。世の中のお父さんもきびしい状況の中で必死にがんばっているんだな・・・・と改めて感謝です。それにしても、けちな農夫三人組が欲深く汚らしく表現されているので、外見はもちろん、内面もこういう人にはなりたくないな・・・と強く強く心に残りました。(正直、この三人に焦点があたると、うぇっ、でした)
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キツネVS3人の農夫の知恵比べのお話で、ストーリーはおもしろいですが、 使われているののしりあいなどの言葉があまりに汚いので私は好きではありません。
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小学校の図書館にあって、何回も何回も読んだ本です。 大人になってからどうしてもまた読みたくなって、本屋を探し回ってやっと手に入れました! ロアルドダールに出会ったきっかけの本です。 大好きだった音楽の先生と、この本の話したのが懐かしいなぁ。 とっても爽快な話です。
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