げんきなマドレーヌ の商品レビュー

ルドウィッヒベーメルマンス【著】,瀬田貞二【訳】

2018/11/09

盲腸になったこへの憧れ。小さいころってそういうところがあって、なんかわかる、クスッとなった。
最初に解説がいたが、その後は爆笑（3歳半）

C8798

2018/04/29

【あらすじ】
パリの寄宿学校に12人の女の子が暮らしていました。いつも2列に並んで、パンを食べ、歯をみがき、ベッドに入ります。中でいちばんおちびさんで、いちばん元気なのがマドレーヌ。ネズミなんかこわくないし、動物園のトラもへいっちゃら。ところがある晩、マドレーヌがわーわー泣いています。いつもは冷静なミス・クラベルも大あわて。マドレーヌは盲腸炎で入院し手術することになったのです……。パリの香りいっぱいの絵本です。

【感想】

2020/03/02

2017.1.24
『きょうはなんのひ？』つながりでマドレーヌの絵本を。
マドレーヌも大好きな女の子のひとり。げんきでおしゃまな女の子。修道院も12人の女の子での寮生活も、パリの街も憧れる。女の子はきっと大好きになるはず。すべてのページがそれひとつでとても絵になる。どれも飾っておきたくなる絵ばかり。本物の絵に触れられる絵本は贅沢だなあ。マドレーヌは私の永遠の憧れなのです。

2017/05/28

これはどちらかというと、他の11人の女の子たちのオチ
盲腸炎になったことのない私には分かりませんが、お腹の傷が勲章みたいに見えてしまう年頃ってものが子どもにはあるのです…

2016/11/03

[墨田区図書館]

夜中に盲腸になってしまい、病院に入院したマドレーヌ。そこに残りの11人がお見舞いにいった夜、またしても異変が、、、、？

病室に様々なものがあった時点で、ピンときましたよ（笑）、でも聞いていた小２の息子にはまだまだ分からなかった様子。「病院ってどんなとこ？」「どうなったら病院に行くの？」数回聞いて、答えが求めるものになっても、ピンと来ない様子。

しびれを切らされてページをめくって、、、「あれ？みんな具合悪いのかな？感染っちゃったのかな？(いや、うつらないから)」と話を振ってもピンと来ない。

本当に痛いのか、うそっこなのか、？？？？？のお顔。うーん、やっぱりまだまだなんだなぁ、と思いながら子ども達の考えていることを教えてあげる。そしてミス・クラベルもママ同様に分かっているから、駆けつけてもスルーして、フェードアウトしちゃうんだよ、これが先読みして理解出来るようになると面白さが分かるだろうね。

2022/07/16

今から40年近く昔の話なのでよく覚えていないのだが、好きなのはこの絵本の絵。
ひんやりとした薄暗がりのような世界。
基本的に斜め上からの俯瞰が多かった気がする。
この感じの夢をたまに見ることがあるし、この感覚を味わうと今でも嬉しくなる。
雨の日に吹き抜けになった都会のビルの半地下のようなところで味わえる。
私の原点のひとつ。

2015/06/04

『改訂新版　私たちの選んだ子どもの本』にあったので、図書館で借りた。

パリの蔦のある古い屋敷に住んでいる12人の女の子。
一番小さい女の子・マドレーヌは、盲腸で入院・手術する。

『マドレーヌといぬ』はよんだことがあった。（続編からよんでしまったみたい。）
1ダースな感じ、2列になって、というのは楽しいな。
でも、第1作が病気のおはなしか。
とは思ったけれど、昔、斜向かいの幼なじみの男の子が盲腸で入院したことがある、という話をきいたとき、私の知らない世界を知ってるんだ、と、こわいものみたさのような不謹慎な気分になったことがある。
そんな感じかなぁ。
授業中に誰かが先生にトイレに行きたいと言うと、自分もトイレに行きたいような気がしてしまうとか。
例えれば例えるほど、何か遠のいてしまう。
パンを食べているシーン、1人多いような気がする……。
続編を読んだときには、ごちゃごちゃした絵があまり好みでなかったように記憶しているけれど、今回は、いい！
メリハリがきいていて、多色刷りの緑や青の落ち着いた鮮やかさといったらない。

2015/01/27

月イチ絵本。
おくさんがずっと「マドレーヌは面白い」「マドレーヌ大好き」と言い続けていた。
子供の頃に相当はまった絵本だったようだ。
まあそのたびに「ふーん･･･」という感じで聞き流していたんだが、せっかく月イチ絵本企画を始めたんだしということで購入。
いやはや、たしかになんとも面白い。
これはたしかにはまるよね。
どんなに急いでいても修道女の服にはきちんと着替えるクラベル先生。
盲腸の傷を自慢するマドレーヌ。
それがうらやましくって盲腸炎になりたがる子供たち。
もっと早く読めば良かったと後悔している。

2015/02/17

パリの寄宿舎で暮らす12人の女の子。一番チビで元気なマドレーヌが盲腸で入院。寄宿舎に残っているのは11人…のはずですが、当時３歳の娘が「みんないるよ」と。
よく見るといないはずのマドレーヌが…！探してみて♪

2014/07/06

102
りお９m
ちょっとまだ早い、まだ長い。絵は雑っぽいデッサンに色が黄色のみで、あまりいまのりおにはアトラクティブではない。
内容は興味深い。盲腸で手術したら、周りの女の子がみんな、私もお腹切って欲しい！って泣くというw確かに、何がすごいかってそうやって決まっていた。価値観は、大人が作ったものと、こどものそれでは大違いだし、どちらが正しいというのも、まだ彼女たちにはわからないのだから・・・
ということを思い出させてくれる本。私は好きだ。
大人の本とは言わないが、りおは好きになるだろうか？
マドレーヌと犬、というのが賞を取った別作だそうだ。そちらを借りてみたい。
借りるとしても、４、５歳かなぁ？